LGUEST HISTORY

ホテル情報誌「ホテルジャンキーズ」掲載記事より抜粋


ホテル偵察記

ホテル利用者の方々が、実名で(誌面上では顔写真付き)身元を明らかにした上で、利用日を明記し、実際に体験されたことをレポートしているものです。
「ホテルクルーズ」は1滞在で複数軒のホテルに泊まった場合のレポートです。
「CS満足度」のハートの数は、利用者の満足度を5段階で表したものです。



■海外マウンテン&レイクリゾート■

  • リムロック・リゾートホテル@カナダ・バンフ(濱本龍彦)2008年7月2日〜4日
  • ホテルクルーズ@ニュージーランド北島(吉田博一)2007年6月12日〜18日
  • フェアモント・ル・シャトー・フロントナック@カナダ・ケベック州(菅野沙織)2005年12月29日〜31日
  • フーチュン・リゾート @中国・杭州(志摩 薫)2005年8月13日〜14日
  • アマンガニ@米・ワイオミング州ジャクソンホール(田中潤)2004年9月19日〜24日
  • フォーシーズンズリゾート・バリ・アット・サヤン@バリ島(島埜あき子)2000年9月22日〜27日




  • 「リムロック・リゾートホテル」

    CS満足度 ハート5つ。景観よく、部屋・設備も整い、サービス良く、落ち着いた雰囲気で気に入りました。何よりも Eden というレストランが素晴らしかった。

    濱本龍彦
    ●世界各地を仕事で飛び回った若い頃からLHW加盟ホテルの全制覇をめざす。 今回の旅では、ホテルからコバルトブルーの湖面のレイク・ルィーズを経てコロンビア大氷原まで行きましたが、これ以上ないというくらい天気に恵まれ、素晴らしい景観を愛でることができました。



    宿泊日  2008年7月2日〜4日
    宿泊代  1,070カナダドル(2泊分)
    予約法  ホテルに直接電話して予約。



    カナディアンロッキーは初めてという家内と、七月初めに出かけました。観光の拠点となるバンフの宿はリムロック・リゾートホテルにしました。

    ご存じの方が多いと思いますが、バンフには、一八八八年創建の古い歴史を誇り、今はフェアモントホテルチェーンに属している、フェアモント・バンフ・スプリングス・ホテルがあります。古城の風格を持ち、バンフを象徴するランドマーク的存在と言ってよいでしょう。しかし、値段のわりに部屋は狭く、複雑な建物構成、たくさんの団体客などの理由から、今回は敬遠しました。

    ある本を見ていると、バンフの最高級ホテルとして二つが挙げられており、一つが当然ながらフェアモント・バンフ・スプリングス・ホテル、他の一つがリムロック・リゾートホテルでした。リムロック・リゾートホテルをバンフの宿に選んだのは、ただそれだけの理由です。

    六月初めに、ホテルに直接電話をして予約しました。ハイシーズンですが、運よく Valley View (渓谷ビュー)の部屋を一泊五百三十五カナダドル (最近は米ドルと概ね等価)で予約できました。

    カルガリー空港から約二時間、バンフの街に入り、メインストリートのバンフ・アベニューを南へ、ボウ川の橋を渡るとカスケードガーデン。その横を左に進むとフェアモント・バンフ・スプリングス・ホテルの方向ですが、リムロックへは、真っ直ぐサルファー山のなだらかな登り道路を約十分。

    ホテルは八階建、車の着く正面玄関、ロビーは七階です。山の斜面をうまく利用してあり、ホテル正面からは二階建にしか見えず、瀟洒で、近代的、少し山小屋風のイメージも持った建物です。ロビーには上質な、落ち着きがあります。ロビーのベランダから見るランドル山など、ロッキーの景観が素晴らしい。

    部屋は最上階八階の角部屋、816号室。いかに高級ホテルと言われていても、どういう部屋に泊まったかによって自分の評価が決まるといつも思っていますが、この部屋は文句なしでした。部屋の大きさ、色調、ファシリティ、水廻りなど自分のチェックポイントはクリアしています。

    何より素晴らしかったのは、窓からの景観です。ロッキーの山々と、渓谷には遠くにボウ川、左下遠方にフェアモント・バンフ・スプリングス・ホテルも小さく見えていました。この景色を見て、ふと一瞬ですが、感じたのは、あの絵画、モナリザの絵の背景でした。

    レストランはメインレストランとして「Prim Rosa」がありますが、その他に、いわばその上の特別な位置づけになるのでしょうか、ロビー階の奥にある小さなレストラン「Eden」があります。チェックインした日のディナ-をここ で楽しみました。

    コースメニューが三種類あり、三品コースでは百カナダドル。材料良く、造形良く、サービス良く、バンフの象徴である、雪をいただくカスケード山が渓谷の奥遠くに見え、ここでも景観の良さに感激しました。ワインリストも多彩。食器は Villeroy & Boch (ドイツ)でした。帰途、カルガリーからサンフランシスコに飛び、ナパのオーパスワンなどワイナリー巡りをし、ランチはいつものようにオーベルジュ・ド・ソレイユでしたが、ここの食器も同じものでした。


    ○次に泊まる方へ

    ホテルはサルファー山の中腹にありますから、周囲は木々に囲まれ、実に静かな環境です。ホテルから歩いて五分でサルファー山のゴンドラの駅に着きます。ゴンドラに乗れば十分足らずで標高2285メートルの頂上に着きます。展望台からは360度の素晴らしい眺めです。ホテル前からバンフのダウンタウンまでは循環バスで十五分で行けます。ホテルの部屋のキーを持っておれば無料で利用できます。一時間に三便。


    *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.69 掲載記事より抜粋。 ホテルクルーズ
    @ニュージーランド北島


    ソリティアロッジ 2007年6月12日〜14日
    フカロッジ 2007年6月14日〜16日
    ツリートップロッジ 2007年6月16日〜18日


    吉田博一
    ●神戸市在住。相続コンサルタント、税理士。高校時代に一人でリュックを背負い四国一周無銭旅行を敢行し、地元の人たちの親切に支えられて成功したことがキッカケで僕の旅人生が始まりました。年齢と共に少しずつ旅のスタイルは変わってきていますが、最近ではヨーロッパの美術館巡りとアジアでノンビリする旅、国内ではオーベルジュを訪れる旅が気に入ってます。



    六月の梅雨入りの時期をめどに海外旅行の計画を立てはじめたのは年明け二月頃。一昨年は南ドイツバイエルン地方の古城巡りを、昨年は南フランスの小さな村と美術館巡り。レンタカーを利用して気ままに旅する面白さを体験したので、今年も何かテーマを決めてゆったりしたいねと妻と意見が一致した。さっそく地球儀をまわし、決めた行き先がニュージーランド。この国の正確な位置も知らなかったが、フカロッジというホテルは知っていた。

    インターネットで調べていくうちに、ニュージーランドには泊まってみたい素敵なロッジがたくさんあることがわかった。日本でロッジのイメージは山小屋だが、写真で見るとそのイメージとは大きくかけ離れた豪華な室内。どれも一度は泊まってみたい気にさせる。

    限られた休日を最大限に利用し、なおかつゆったりと自然を満喫して、タイプの違ったロッジ巡りをするためのプランは、出来るだけ移動の少ない近い場所にある、湖のそば、川のそば、山の中の三軒のロッジの泊まり歩き。ニュージーランド北島のほぼ真中、タウポ湖に注ぐ川のそばのフカロッジを中心に組んでみた。すべて二泊ずつ、計六泊の旅の始まり…。


    「ソリティアロッジ」

    CS満足度 ハート5つ。

    宿泊日 2007年6月12日〜14日


    日本から約十一時間。長い空の旅で到着したのは、ニュージーランド北島の玄関口、オークランド。国内線乗り換えで乗った飛行機は通路の両サイドに一名ずつ座る十八人乗りの小さなプロペラ機である。小さな空港からタクシーに乗り、湖のロッジを目指す。

    ペニンシュラ(半島)の先端に位置する目的のロッジは、予想通りこじんまりしていて、ひっそりしている。季節は晩秋、たぶん夏のハイシーズンはかなり違った雰囲気だと思う。

    到着するとすぐに予約した部屋、ソリティアスイートに案内される。メイン棟のすぐ隣の建物にスロープがあり、二階に玄関がある。ドアを開けてまず目に飛びこんできた景色は、リビングのガラス越しに見える広大な湖と対岸の山。部屋全体の半分以上がガラスで覆われているため、部屋の中にいるにも関わらず、まるで自分が自然の中にすっぽりと包まれた感じがする。

    続きのベッドルームも広々としていてこちらも窓は全面ガラスで気持ち良い。その奥に広々としたバスルームがあり、ここにはゲストを喜ばせるいくつかのサプライズがある。床に貼られた白いタイルは裸足が気持ちよく暖かい。床暖房なのだ。

    大きなバスタブはジャクージ付きだが手摺りが付いていない。海外のホテルでは風呂で本当に溺れそうになってしまう。横になって見上げると天窓から月明かりが零れる。ダブルシンクの前に立つと船のキャビンを型取った丸い窓が二つ。鏡と思いきや本当に窓である。夜だと反射して鏡のように映るけれど、昼は少しずれないと自分の姿は映せない。なんとも遊び心があって楽しい気分になる。

    部屋のソファに座った時、ベッドに横たわった時に見渡せる百八十度を超えるパノラマは、流れる川も、静かに佇む湖も、木々の緑も、紅葉も深く心にしみて非日常の始まりを予感させてくれる。

    泊り客は私たち夫婦を含めて二組だけ。ディナーの前に約一時間カクテルタイムがある。この時間帯にゲストラウンジで飲むワインやリキュールはすべてフリーである。

    ニューカレドニアに住むフランス人夫婦は、毎年このロッジに泊まりに来るという。彼等にとって六年目の今年にロッジのオーナーがチェンジしたそうだ。エプロンをして畑仕事から帰ってきたばかりのような気さくで明るいドナがこのロッジの主である。フィンランドからやってきたアンナと二人でディナーをもてなしてくれる。

    ここでの楽しみは、ヘリコプターとクルーザーでのレイククルーズ。メイン棟のすぐ横の芝生にヘリポートがあり、二日目の朝にさっそく体験。ふわっと垂直に持ち上がり、一気に前のめりで湖上を突走るスピード感は、朝食で満腹になり、まどろんだ脳に直接刺激を与えるような感覚で痺れる。ヘリは対岸の山の頂上を目指し、その後、無人のバードラントに立ち寄り帰還。あっという間の九十分であった。

    午後は、湖でゆっくりと魚釣り。チャーターしたクルーザーには四十五センチの黒いテープがデッキに張ってあり、そのテープの長さより小さいトラウト(鱒)は湖に逃してあげなくてはならない。ようやく釣れた大物を鑑賞しながら飲むビールは実に旨い!

    その夜は自分で釣った鱒をゲストラウンジの暖炉の前にテーブルセッティングしてもらい、美味しい料理とワインで二日目の夜もあっという間に過ぎていった。


    *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.63 掲載記事より抜粋。



    「フカロッジ」

    CS満足度 ハート5つ。

    宿泊日 2007年6月14日〜16日


    ロトルアから南に八十キロ、目指すはタウポ湖に注ぐ川沿いのフカロッジ。昨日まで冬支度のため一週間クローズしていたロッジが再開し、最初のゲストとして迎えてもらった。このロッジのロケーションもまた私たちを瞬時にして魅了するものであった。

    豊富な水量を湛える川と芝生の緑、川を囲む山の緑がロッジを包みこむように存在し、水面に反射する光が美しい。

    最初に案内されたゲストラウンジには大きな暖炉があり、置かれたテーブルやソファーからはこのロッジの歴史を感じ取ることが出来る。

    各部屋のロッジはすべて川沿いに並んで建っている。メイン棟から部屋のロッジまでの道は良く手入れされた生垣で、アジアのリゾートを思い起こさせる風情である。

    部屋に入ると、すぐ左にミニキッチンとドレッシングルームがあり、反対側にはバスルーム、正面にベッドルームといった配置である。ソリティアほどの豪華さはないものの、天蓋のベッドと部屋から直接川沿いの芝生に出られるところが良い。

    ソリティアロッジで出会ったフランス人夫婦は、四泊した後、フカロッジに移動すると言っていたので、ちょうど我々と入れ違いになってしまう。彼等はフカロッジ>に十年以上もリピーターとして泊まっているそうである。

    彼等のアドバイスは、到着したらすぐその日のディナーをどの場所で食べるかを決めた方が良いと云う事であった。場所取りは早い者勝ちである。図書室、屋外の暖炉のそば、二階のトロフィールーム、二階の談話室、そしてワインセラーの中と、選択肢はいっぱいある。夏だと屋外の絶景ポイントがあるので更に選択肢は増えることになる。

    我々はウィンターシーズンの一番乗りの利点を生かし、その日のディナーは二階の大きなトロフィールームの暖炉の前、そして二泊目のディナーは大好きなワインに囲まれたワインセラーの中を指定した。トロフィーとはどうやらハンティングでしとめた動物の剥製を意味するようである。

    広々としたその部屋の大きなバッファローの下の暖炉のそばにテーブルをセッティングしてくれた。他に誰もいない。その日の泊り客は三組とのこと。パチパチと燃える薪の音以外には何も聞こえない。なごやかな雰囲気のカクテルタイムが終わると、皆、自分が指定した食事場所に移って行く。

    サービスをするのはドイツから来たフィリックスとフィリピンから来たキム、そしてキーウィ(ニュージーランド生まれを地元ではそう呼ぶらしい)のフレッドの三人で、皆礼儀正しく日本で云うイケメンである。

    二日目は少し早起きして、レインボートラウトをフライフィッシング方法で釣るために川に出かけた。目の前の川は少し深過ぎてフライフィッシングには適さないということで、約一時間車に揺られて釣りの絶好のポイントへ。もちろん、ベテランのインストラクターが同行してくれたのだが、そう安々とは針に掛かってはくれない。

    心地良い疲労感と釣果ゼロの記録を持ったまま午後からは二つ目の湖、タウポ湖でのトローリングに挑戦した。タウポ湖の釣果は三匹と上々だったが、考えてみればキャプテンが仕掛けを作って船で流して釣るのであまり腕には関係なさそうである。

    出発の日の朝には芝生に霜が降りていた。でも不思議と寒くない。川面に水蒸気が漂い幻想的な雰囲気を醸し出している。

    朝食のパンやハムも美味しく、少しひんやりするが、ランチは川のそばの陽だまりのテラスで食べる事にした。スタッフが膝に掛けてくれた毛布も肌触りがとっても良く、質の良いタータンチェックの柄がここにエリザベス女王も泊まったというこのロッジの証のようでもある。

    このロッジの川には鴨や黒鳥がたくさんいて、ユーモラスに芝生を歩く姿は実に可愛い。パスタを食べ終えて赤ワインのボトルが半分になった頃、タクシーのホーンが聞こえた。再びロトルアに向けていよいよ最後の宿泊先である、山のロッジに向けての出発だ。


    *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.63 掲載記事より抜粋。



    「ツリートップロッジ」

    CS満足度 ハート5つ。

    宿泊日 2007年6月16日〜18日


    ツリートップロッジの場所は、ロトルアとは少し離れたタウポのタクシー運転手にとってはわかり辛いようで、何度か電話で問い合わせをしていた。牧草地帯を少し脇道に入ったところに大きな金網が張ってあり、その横にインターホンが備え付けてある。門を遠隔操作で開けてもらうと、すぐに標識が見えてきてロッジまで五キロと表示されていた。後で聞いたのだが、オーナーはこの敷地ひと山全部を所有しているそうである。

    今まで泊まった二つのロッジとはかなり様相を異にしている。舗装されていない山道で辿り着いたメイン棟は重厚な石と木で造られており堂々たる建物だ。

    大きなドアの前に黒のスーツを着た滝川クリステル似の美人が出迎えてくれた。建物の中に案内されるとまずその空間の広さにビックリする。天井が高い! 荘厳という表現がピッタリかもしれない。開放的な窓からはやはりここも自然をいっそう感じる。メイン棟まで歩くと遠いので各ロッジの前にはゴルフ場でよく見かけるカートが玄関先に置いてある。アジアのリゾートではスタッフを呼んでカートで迎えに来てもらうパターンが多いが、ここは各自自分で運転しなければならない。道を覚えていないと迷ってしまいそうである。

    このロッジの部屋もソリティアと同様、大変広い。玄関横には部屋の暖炉で使う薪が積み上げられている。部屋に入ってまず目につくのはここでもリビングの正面にドンと位置する石造りの立派な暖炉だ。このロッジの部屋はなんといってもこの暖炉が良い。だんだん暖炉に精通してきたような気がする。

    リビングの奥にはベッドルームがあり、それぞれの部屋にテレビとオーディオシステムが備え付けられている。リビング側からもベッドルーム側からも外の芝生の庭に出る事が出来る。庭から見える景色は山の中なので山の景色だ。初冬の時期のわりには寒くない。庭と反対側はバスルームになっていて、こちらもリビングルームとベッドルームの両方から出入り出来て使い勝手が良く、お風呂も広めのジャクージが付いている。ここでもお尻が滑るとおぼれそうになってしまう。

    服装を整えて、いざディナーへ。カートに乗ってメイン棟に向かう。広々としたゲストラウンジには既にカクテルタイムで二組のゲストがいた。楽しそうに談笑するネイティブスピーカーの輪の中に入る勇気がなく、やたらウロウロする私たちを見つけ、満面の笑みをたたえて近づいてくる長身の紳士がいる。このロッジの支配人ヘイコ・カエサル氏だ。ドイツ人で青年と中年の間位の感じの彼は、とても流暢なわかりやすい英語で話しかけてきた。

    私たちがタウポ湖から釣ってきた虹鱒が今日のカクテルタイムに供されると云う。私もどれ位の大きさだったと聞かれ、実際の1・5倍位に手を広げてみせた。

    ニュージーランドは最近ワイン作りにも力を入れているようで、夕食時に飲んだワインもかなり旨い。

    まったく明かりのない夜の山道をカートで部屋まで帰るのは思っていたよりもスリルがあり、無事部屋に辿り着くとホッとして部屋にあったウェルカムワインのボトルの残りをまた飲み始めた。部屋のソファーで本を読むと夢中になるかうたた寝するのが常であるのに、今日は勝手が違う。その訳は暖炉にある。暖炉の薪が気になって仕方がない。暖炉に薪をくべるのが面白くて仕方がない。パチパチとはぜる音、ユラユラと燃える炎、いくら見ていても飽きない。少年時代に見たキャンプファイヤーの火を想い出しながら、気が付くとまたワインが一本空いていた。

    二日目は山が自慢のロッジだから山歩きをした。本当に鬱蒼とした山道を歩く。ニュージーランドにはシダが多いのに気付く。そして足の痛みで普段あまり歩いていない自分にも気付いた。

    旅行最後のディナーは書斎のある部屋の暖炉の前にテーブルをセッティングしてもらい、ロウソクだけの光で食事をした。自然を満喫した旅も今夜で終わる。翌朝早朝五時、まだ暗い中、空港まで送ってくれるドライバーが部屋のロッジの玄関まで迎えに来てくれた。


    ○クルーズを終えて

    六日間で湖、川、そして山の三ヶ所のロッジを巡った。円安ドル高で全体的に宿泊費はとても高く感じたが、どのロッジもそれに見合う満足感はあった様に思う。

    部屋の広さは、フカロッジだけがリビングルームがなかった分少し狭い。お風呂もジャクージではない。しかし最もスタッフが多くちゃんと教育を受けているなと思ったのはフカロッジである。それに比べると他の二つのロッジのスタッフはかなりフレンドリーだ。

    部屋からの眺望に関しては、フカロッジが部屋から眺める川、ツリートップロッジの部屋から眺める山は、部屋による差がさほどないが、ソリティアロッジの部屋から眺める湖は、部屋の場所とか向きによってかなり差があるのではないかと思う。私たちが泊まったソリティアスイートの部屋からは、流れ込む川、対岸の山が見える湖、そしてホテルの庭と、三方の景色が二階の大きなガラス窓越しに見えるので、この素晴らしい景色を望むのであれば、やはりこの部屋を指定すべきかもしれない。

    どのロッジも宿泊費には朝食と夕食が含まれており、料理に関して全くどこも遜色はない。マイナスイオンをたっぷり含んだ空気を吸うと食べ物もすべて美味しく感じられるのだろうか…。

    果たしてどのロッジが一番良いかを確かめるために企画した今回の旅の結論は出なかった。ひとつアドバイスできるとすれば、コストパフォーマンスを含め、あえて夏のハイシーズンに訪れるよりは、レートが安くなってすぐの晩秋から初冬に訪れる方が良いように思う。人が少なく静かで、そして何より暖炉の火を見ながら過ごすという至福の時間がそこにあるから…。


    *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.63 2007年8月発行号掲載記事より抜粋。


    「フェアモント・ル・シャトー・フロントナック」@カナダ・ケベック州

    CS満足度 ハート3つ。いろいろ不満もありましたが、最終的にはマネージャーのおかげでハート3つに。

    菅野沙織
    ● フランス系化粧品会社勤務。青山に二匹の猫と住む。今回の「学習」は、一流ホテルでも大型である限り、季節によっては期待している客層やサービスが得られないことを覚悟すべきであるということ。



    宿泊日  2005年12月29日〜31日



    ホテルは時として人間のような個性を持ちえると強く想起させられたのが今回のホテル、フェアモント・ル・シャトー・フロントナック。多少辛らつではあるが一言で表現すると「性格の悪い美人」、「城に住む魔女」。フェアモント系は特にカナダ国内ではシャトーのような華やかないでたちのホテルが多く、我が家もバンフ(フェアモント・バンフ・スプリングス・ホテル)レイクルイーズで体験済み。期待というよりは良い意味でサービスレベルの予想がついていた。

    到着した日は大吹雪で空港への着陸も一時危ぶまれたが、幸いにも予定通りにホテルに到着。しかしドアマンが雪かきにあけくれていてやってこない。自力でホテル内に入りレセプションへ。にこりともされずにチェックイン。そして、ベルボーイの姿も見えない。仕方なく足を痛めている母のラゲージも私が持って部屋へ。この最初の印象で私はきれた。何のためにこれほどの金額を支払ってはるばる日本から来たのだろう。が、とりあえず怒りは自分の中に収めて…と、ホテル内の探索を。

    確かにこのホテルの外観も内装も驚くほどすばらしい。ヨーロッパが好きな方ならきっと満足するはず。しかもホテル内の至る所を飾るクリスマスデコレーションは北米にありがちな下品で華美なものではなく、いかにもフレンチのシックで品の良いもの。ほほう…と唸りそうになった。けれど残念なのは、視界に入る宿泊者たちのほとんどがスキー用ジャンパーのようないでたちで、群れた仲間や子供連れといった騒がしい北米人たち。ちょっとがんばって毛皮を着ていった私達のほうが妙に浮いていた。ロビーまわりには、なぜかホテルスタッフがあまりいない。用を頼むにも探さないといけない状況。一体どういうことなのだろう。

    偏ってはいけないので、いい事も紹介しよう。朝食をとったホテル内のカフェは、サービスもよく、焼きたてのおいしいクロワッサン、カフェオレとフレンチな朝を雪景色を眺めながら楽しめる。ホテルの6階にある室内プール、ジャクージ、サウナも窓からセントローレンス川の雪景色を眺めながらリラックスできる気持ちの良い空間でスタッフも親切だった。

    十二月三十日の夕方四?七時までは、ニューイヤズーイブを祝ってとのことで、バンケットルームでホテル主宰のカクテルパーティに招待されたが、すばらしいシャンパンも用意されており、こういった計らいはうれしかった。

    また、客室内からは美しい景色が眺められ、ヨーロッパ風の調度品も瀟洒で美しく、ベッドのマットやケットも上質で文句はない。つまりロビー周り以外は何処にも問題はないのだ。

    チェックアウトはフライトの都合で朝の5時半。ベルボーイがいない。またもや自力でラゲージを運ぶことになる。正直なところ何をどう計算しなおしても歓迎さえないホテルに対しては一点のハートもつけられない。その旨をサービスに関するアンケートにしっかり記入して感じ悪いレセプショニストに渡してきた。

    意外にもこれがきちんとマネージャーに届いたようで、帰国後にお詫びのメールが届き、ぜひ直接電話で事情を聞きたいとのことで電話でお話をした。とても丁寧な対応できちんと状況を聞いてくれ、書面でのフォローアップがあるそうなので、最終的にはこのホテルの将来にはまだ希望があると私は判断する。この電話がなかったら私は二度とフェアモント系を使わないと決めていたから。


    ○次に泊まる方へ

    雪景色のケベックシティはそれはそれは美しい街。いまどきヨーロッパでもなかなか見られないようなクラッシックさを残し、特に旧市街は瀟洒でおとぎばなしの中のよう。薄氷が流れるセントローレンス川も旅情を誘います。夜、ホテルに戻るとホテルの外観はライトアップされていてとても幻想的です。

    レストランでもいただけるカナダの名産のアイスワインはおすすめです。


    *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.54 2006年2月発行号 掲載記事より抜粋。


    「フーチュン・リゾート 」@中国・杭州

    CS満足度 ハート4つ。広大な敷地内はガソリン車乗り入れ禁止で移動は電動カートのみ。水と空気が澄んでいて桃源郷のようでした。

    志摩 薫
    ● 上海在住。九月は北京、香港、十月はタイと楽しい予定が目白押し。上海ガニとF1上海グランプリもはずせません。



    宿泊日  2005年8月13日〜14日
    宿泊代  ワンベッドルームホテルヴィラNo.8(450米ドル+サービス料15%)



    上海に赴任が決まりガイドブックをめくっていたら、上海の近く杭州に目をひくリゾートホテル、フーチュンが! しかも設計はアマンを手がけたベルギー人デザイナー!?ということで早速週末に行ってみることに。杭州へは急行列車で二時間半、さらにそこから車で四十分、ホテルゲートをくぐった瞬間、不安が遠のいて行きました。実は一週間前にメールで予約を入れた際、二日間なしのつぶて。再度メールと電話を入れやっと予約確認のファックスが届いたのが三日前だったのです。

    泊まったのはアウトドア・ジャクージとテラス付きのワンベッドルームホテルヴィラNo.8(450米ドル+サービス料15%)。テラスは湖の上にあり、目の前には地元特産龍井茶の段々畑が広がって、なんとものどかな景色が楽しめます。内装はすだれを効果的に使って涼しげで落ち着いたアジアンモダン。ちょっとした生け花にもセンスの良さを感じました。

    中華レストラン「アジアンコーナー」での洗練されたおいしいランチの後、日本人女性スタッフにホテル棟を案内していただきました。エントランス、フロントデスク、レイクラウンジ、ブティック等のあるフロアが三階で、二階がプール、ジム、スパ、レストラン等、一階はボート乗り場となっています。どこもゆったりとしたスペースでほとんど人を見かけませんでした。

    ホテルの設計者について尋ねたところ、やはり設計はアマンキラを手がけたJean Michel Gathyとのことですが、アマンリゾーツとは全く関係ない台湾系のホテルなので、スタッフも特に意識していないようでした。

    ひととおり散策も終わり、ウェーブレス・プールへ。今回一番のお気に入りとなったのがこの屋内プールです。南宋時代のデザインを再現した天井の高い大空間に環境音楽が心地よく流れ、独特の世界を醸し出していました。水温は完璧な適温を保ち、水に入る瞬間のひやっとする感じがなくて快適でした。ガラス扉の外には三つのジャクージがあり、夕日を見ながら浸かっているとまるで日本の温泉の露天風呂のようで身体の芯までリラックス。ストレスがどんどん解け出して行くようでした。夜間のライトアップが特に幻想的で、泳いでいる自分の身体が蛍光グリーンにきらきら光って見えました。

    夕食は湖の対岸にある「クラブ8」へ。ここは上海新天地にある有名レストラン「T-8」の本店で、なかなか凝ったフュージョン料理が楽しめました。夕食後はレイクラウンジで夜景を見ながらゆっくりカクテルをいただきました。これはホテルからのプレゼントでした。ノンアルコールカクテルの種類も豊富でお酒が飲めない私も満足でした。

    いい気分で部屋に戻ると、バスルームの天井から水漏れが。すぐに連絡し、一時間後に修理が完了。天井裏のエアコンダクトが原因でした。作業員が帰った後のクリーニングは無しでした。お風呂に入ろうとした時、天井の素材がかなり床に散らかっているのに気づきましたが、その晩は眠気に負けてそのままにし、翌朝スタッフに伝えました。この点だけは少し残念に思いましたが、全体的には期待を上回る本格的なリゾートで、高級感がありながらもゲストに全く緊張感を与えない、スタッフの控えめなサービスと笑顔に満足しました。


    ○次に泊まる方へ

    日本から行かれる場合は杭州への直行便をおすすめします。上海からの列車は一等でもキビシイものが。向かい合わせの四人がけの椅子で、常に誰かが車内販売のカップラーメンを啜っていたり、カードゲームに熱くなっていたりとあまり落ち着きませんでした。

    対岸へは一階のボート乗り場から手漕ぎの渡し船が出ていて、夜、ゆらゆら進むボートの上は夜風が気持ちよく湖上から眺めるライトアップされたホテル棟やヴィラは絶景。対岸に用がなくても往復する価値あり。


    *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.52 2005年10月発行号掲載記事より抜粋。


    「アマンガニ(米・ワイオミング州ジャクソンホール)」

    CS満足度 ハート4つ。すごい満足とすごい残念と憎めないスタッフによるフォローがごちゃまぜで、一言でまとめにくい。欠点だらけだが、好きになってしまったので。

    田中 潤
    ●和歌山県在住(掲載時)、妻一人。生保会社に勤める普通のサラリーマン。アマンプロを皮きりに、この八年間で八軒のアマンを制覇。生活の中心はアマンにあるという超アマンジャンキーで、自称「アマニスト(アマン+ロマンチスト)」。



    宿泊日  2004年9月19日〜24日
    宿泊代  4泊の室料約36万円(一泊700ドル、税サ込みで約9万円)。飲食代金約43,000円。ドライブツアー代金約15,000円。



    初めてのアジア以外のアマン体験。サービス、食事についての不安、八月に行ったアマンワナと想い出がかぶったりしたらもったいない…等々、思うことはいろいろあったが、せっかく取れた休暇なので、「えーい、行ける時に行っちゃえ!」。

    アマンガニの「満足」について言うと、まず、眺め。遠くに雪を抱いた勇壮な山々、手前に牧歌的でなだらかな草原と丘陵地帯。深夜のチェックインから目覚めた翌朝、バスローブを羽織ってバルコニーに出ると、この素晴らしい眺めに加えて、なんとも気持ちのいい草の香りを風が運んでくれている。思わずひとりでムフフとにんまり。この眺めは部屋のどこからでも、バスタブ、シャワーブースはもちろん、トイレからも拝むことができる。

    そして、インテリア。ネイテイブ・アメリカンとモダンの調和。黒色と木目、ベージュ色の石を上手に組み合わせている。暖炉、と思いきや、実はとても巧妙にそれと見まがうガスストーブ。底冷えするので重宝した。アマンだけれど、ハイアット・テイストも同時に味わえているような、素人なりの解釈と満足感を得た。

    サウナも特大ボリュームの幻想的なBGMと、それをかき消すスチームの吹き出る音の中での瞑想タイムも気持ちよく、四回利用した。

    一方、「残念」の要素も多かった。アマン・ジャンキー用のウェルカム・シャンパンが手違いでセットされていなかったり、ルームサービスで注文したマフィンについてきたジャムの中に使いかけのものが混じっていたりした。一泊七百ドル(税サ込みで約九万円)もするホテルがすることであろうか。

    十三室にしかお客が泊まっていなかったにもかかわらず、レストランでボーイに「ご滞在客ですか?」と聞かれたのは、スタッフが宿泊客の名前を覚えるのが売り物のアマンにしてはがっかりした。

    トイレがウォッシュレットではないので、便座が冷たい。九月には雪が降る寒冷地でこれはつらい。せめてウォームレットにして欲しい。

    食事も、これは好みがあるだろうが、私たちは、全体的に遅く固く辛く多く、それでいて高いと感じた。メニューによって当たりはずれが大きく、私たちが美味と思ったのは、鯛・ポテト・日替わりベジタリアン・パンケーキ、スフレなど。それにしても三度の食事が楽しみでないアマンは初めてだった。サービスも雑で抜けている部分は多々あった。

    というように、上げていけば「残念」の要素はたくさんあるのだが、その反面、気さくでフレンドリーなスタッフたちが実に素直にほほえましいフォローをしてくれる。そして、これが妙に印象深く、心に残っているのだ。早朝のチェックアウト時に、先方のミスでビル(請求書)を作り直している間にコーヒーを出してくれたりした。

    それともう一つ、印象を一言でまとめにくい理由は、何にせよ、初めてづくしであったこと。食事もちがえば、部屋にテレビもあり、アフタヌーンティーなどの無料サービスがないなど、これまで訪れたアジアのアマンのいわゆる期待通りのお約束がここにはない。その代わり、「風土、文化の全く異なる遠い異国の地に来ているんだなー」と、しみじみ浸りきることができる。実はアジアではもうこの感慨を味わうことはできない。異邦人気分とアマン・テイストを両方同時に味わえたのは久しぶりのことだった。


    ○次に泊まる方へ

    アマンガニのスタッフとのドライブで、約二時間、グランド・ティートン公園をさわりだけ見て来た。ホテルからのビューと違い迫力ある雪の岩山が眼前にそそり立ち、木々に囲まれたジェニーレイクの青緑色の湖面にもその雄姿を映し出している。料金は百二十ドル。もし神様にもう一度行くチャンスを与えられたなら、少なくとも半日以上かけてイエローストーン公園まで足を伸ばしたい。正直こんなに美しいとは思わなかった。ケチると損することもある、と実感。

    *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.47 2004年12月発行号掲載記事より抜粋。


    「フォーシーズンズリゾート・バリ・アット・サヤン」

    CS満足度 ハート4つ。特筆すべき良さはまったく思い当らないがとにかく立地勝ち。リピート確実。

    島埜あき子
    ●お金がなくても時間がなくてもホテルと関わっていたいホテルジャンキーです。なぜこんなにホテルが好きなのか、その理由を探求中。今回のバリ滞在では、「よしえさん」、「あゆみさん」というすばらしいふたりのホテルウーマンに出会え、日常生活でも励みになりました。



    宿泊日  2000年9月22日〜27日


    海外旅行は超初心者という姉妹でバリ島に行って来ました。
    第一希望はフォーシーズンズ・ジンバランベイでしたが予約を取れたのは不思議なことに客室の少ないフォーシーズンズ・サヤンの方でした。さっそくバリの本とホテルジャンキーズのホームページで情報を収集。でも、初めてのアジアンリゾート、しかも憧れていたフォーシーズンズバリということで、旅行直前には興奮して眠れない日々をすごしました。

    そして、いざホテルに着いたとき、あまりに幻想的な景色にびっくりしました。ウブドの街中の細い道を曲がったら、突然出てきたのが、美しくライトアップされたホテルだったのです。外からメインビルへ行くには吊り橋をわたるのですが、その橋がすごく美しくライトアップされていて天国のようだと思いました。そして進むにつれて聞こえてくるガムランの音楽。

    チェックインはバーのイスに座って行います。フレッシュジュースを飲みながら待っていると出迎えてくれたのは日本人の石井美江さんで、日本語のディレクトリーを渡してくれました。

    部屋はヴィラ22。入り口の階段から靴を脱ぐベルボーイ。白亜色の階段を下ると玄関。そして玄関を開けるとオープンエアのリビングルームが広がります。昼寝のできそうな大きなソファに、柔らかなライト。そして、もうひとつドアを開けると寝室で、うれしいことにツインベッド。リゾート地なのでツインベッドは最初から諦めていてリクエストしなかったのですが、女性二人だということを察知してツインベッドのヴィラにしてくれたのはうれしかったです。さらにもう一枚ドアを開けると今度はバスルームとウォークインクローゼット。

    この快適な環境で、滞在した五日間というもの、ホテルからほとんど出ない生活でした。食事は一度外食しただけで、後はすべてホテル内でとりました。メインダイニングの「アユンテラス」ではオリエンタル料理が出され、素晴らしい景色と雰囲気が楽しめます。シェフはフランス人だそうで、出てくるお料理を食べると何となく納得。バリの地元の人のためのお料理というより、バリにきた外国人向けというのでしょうか。バリ名物のナシゴレン、ミーゴレン、サテも本当は少し違うんだろうけれども、洗練されていておいしくいただきました。ここで私が一番印象に残っている料理は、生のマグロをライスペーパーらしきもので包んで揚げ、アボガドとバルサミコのソースで食べる前菜です。

    「リバーサイドカフェ」は川とプールに面したところにあるカフェで、ピザはちょっとしょっぱいけれどおすすめです。熱々を運んできてくれなかったのが少し残念ではありますが。ルームサービスは二十四時間OKです。値段が安いので食べたいものを気軽に頼めます。セッティングも素晴らしいのですが、味もよかったです。おやつまでルームサービスでたっぷり食べてしまいました。

    だらけている今回はスパも二回体験しました。初めの「スチダラ」は、額に温かいハーブオイルをたらすのが特徴。一度やってみたかったので喜んでトライしたのですが、たいして気持ちよくなかったです。二度目は「ルルールサヤン」にトライ。こちらはバリ風アカスリでした。面白いし、フラワーバスも気持ちよく、なかなかよかったと思います。

    メイン棟のスイートをショールームさせてもらいましたが、その時案内してくれた「あゆみさん」はまだバリ島で働いて六日目という新人さん。「不慣れなもので・・・」と謙遜してらしたのですが、とてもていねいに説明してくれました。

    こんな風に毎日楽しく過ごしていたら、あっという間にチェックアウトの日になってしまいました。ホントに時間の経つ速さが不思議でした。楽しかったし、リラックスしたし、おいしいものもたくさん食べましたが、まだまだやりたいことがあるのでまたぜひ行きたいです。すっかりアジアンリゾートが好きになって帰国しました。


    ○次に泊まる方へ

    軽い朝食のルームサービスなら日本円で1,000円ほどです。お部屋での朝食をぜひおすすめします。今回はプライべートプールで泳ぐ以外何もせずひたすらのんびりしてしまいましたが、のんびりできない方向けにはジムもメインプールもあります。

    *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.23 2000年12月発行 掲載記事より抜粋。


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