LGUEST HISTORY

ホテル情報誌「ホテルジャンキーズ」掲載記事より抜粋


ホテル偵察記

ホテル利用者の方々が、実名で(誌面上では顔写真付き)身元を明らかにした上で、利用日を明記し、実際に体験されたことをレポートしているものです。
「ホテルクルーズ」は1滞在で複数軒のホテルに泊まった場合のレポートです。
「CS満足度」のハートの数は、利用者の満足度を5段階で表したものです。



■海外カジノリゾート■

  • トレジャリーカジノ&ホテル@ブリスベン(藤田雅子) 2011年8月12日〜15日



  • トレジャリーカジノ&ホテル@ブリスベン

    CS満足度 ハート5つ。おまけの大奮発。ただしホテル棟に限る。規模が大きすぎず、スタッフと心が通った気がして、人見知りの私には得がたい宿泊でした。

    藤田雅子
    ●飛行機に乗っていればご機嫌。高級ホテルに泊まっていれば満足。古い自宅の建て替え? そんなもったいない、リタイアしたら自宅にはいませんから。一年のうち半分機内で半分ホテルですから…こんなことをサラッと言ってみたい。


    宿泊日  2011年8月12日〜15日
    宿泊代 デラックス・ツインが税サ込み朝食付き、3泊で1,047オーストラリアドル。
    予約法  ホテルのホームページより予約。



    短い夏休みをブリスベンで過ごすことにし、いつものようにあれこれ楽しく迷った挙句、ここに決めた。以前はコンラッドという名前がついていたと記憶しているが、どこにもそのような名前はなく、トレジャリー・カジノ&ホテルというのが正式名称のようだ。カジノに興味はなかったが、他のブリスベンのホテルより歴史がありそうなところが気に入って予約した。

    ホテルの公式サイトには載っていなかったが、レビューが載っている一部のサイトにシャンデリアのある部屋の写真(撮影時期不明)もあったので、「シャンデリアのある部屋にしてくれ、満室でもなんとかシャッフルしてくれ、せめて一泊だけでも」と、ホテルの宿泊予約に直接メールでお願いしたが、シャンデリアの部屋自体がないと返信が来た。チェックイン時にもレセプションで頼んだが、ノーという返事。

    部屋に案内されながら、ベル係のお兄さんに、「このホテルにシャンデリアのある部屋はあるの?」と裏をとったら、彼も一瞬、はて?と宙をにらみ、ああ、あそこは広い部屋でなんたらかんたらと口ごもり(詳細は聞き取れず)、その様子とそれまでの経過からシャンデリアのある部屋はあるにはあるが、スタッフもすぐには思い出せないほど特殊で、よってフリーの一見さんは泊めないのだな、と察してあきらめた。部屋では代わりにコロニアルな扇風機がゆったりと出迎えてくれた。

    カジノ併設の棟とホテルだけの棟と公園を挟んで並んでいて、カジノ棟はカジノの賑わいでうるさそうだった。我々の泊まったホテル棟は静かなたたずまいでカーペットなども新しく、古ぼけた感じはなかった。

    フロントカウンター内側に女性が二人、エントランス付近にドアマンとベルマンを兼ねた男性が二人、常時スタンバイしていた。この男性たちはランドリーピックアップにも来たし、新聞も届けに来たし、ちょっとした観光案内などもしてくれた。二つのエントランスはフロントデスクから見渡せるような位置で、我々が出入りするたびに、この何でも屋の男性スタッフたちが声をかけてくれた。

    部屋は天井が高く、独立したシャワーブースもあり、羽毛の掛け布団、四種類の枕、ライティングデスク、ソファセット、ふんだんな絵など一流ホテルのしつらえだが、思ったとおり、スリッパがなかった。

    ホテル棟にはイタリアンレストラン一つと、バーラウンジが一つ。朝食はイタリアンレストランでコンチネンタルのブッフェ。卵料理などは別会計でオーダーするようになっていた。バーラウンジは朝食はやっておらず、ホテル棟での朝食はこのイタリアンレストランのみで提供していた。

    チェックアウトの朝、治療中で仮止めのセラミックの歯をシンクに流してしまい、ひと騒ぎしてしまった。早朝なのに、館内巡回中のエンジニアがすぐ来てくれ、シンクの下に仰向けにもぐってパイプを外して発見してくれた。エンジニアと立会いのスタッフはどちらも六十歳近い男性で、歯って高いよね、などとフレンドリーだった。作業が終わった後、二人に多めのチップをあげようとしたが固辞された。

    確かだいぶ前にこのコーナーでこのホテルの体験記を読んだ覚えがあり、その時ははるか南半球のこの様なホテルにまで「遠征」出来るのはいつの日かしら、とひとごとのように思ったものだが、はからずも実現してしまい、ホテルジャンキー道を一歩前進できたよう気がする。


    ○次に泊まる方へ

    ここは立地がとてもいいと思います。クィーンモールという繁華街へはすぐですし、前のブリスベン川を渡ればコンサートホールなどもすぐ、市内の見所やリバークルーズの乗り場なども徒歩で行けますし、脚に問題ない方は、ここを拠点に歩き回るのも楽しいと思います。


    *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.89 2011年12月発行 掲載記事より抜粋。





    ホーム Home

    (c)copyright 2012 Hiroshi Mori Corporation, All Rights Reserved.