LGUEST HISTORY

ホテル情報誌「ホテルジャンキーズ」掲載記事より抜粋


ホテル偵察記

ホテル利用者の方々が、実名で(誌面上では顔写真付き)身元を明らかにした上で、利用日を明記し、実際に体験されたことをレポートしているものです。
「ホテルクルーズ」は1滞在で複数軒のホテルに泊まった場合のレポートです。
「CS満足度」のハートの数は、利用者の満足度を5段階で表したものです。



■国内ビジネスホテル■

  • ホテルアクティブ!博多@福岡市(田中潤) 2011年9月23日〜24日
  • ホテル1ー2ー3高崎@高崎市(兼平剛志) 2011年9月9日〜10日
  • スーパーホテル四日市駅前@四日市(兼平剛志) 2011年4月22日〜23日
  • 東横イン溜池山王駅官邸南(田中潤) 2008年8月13日〜14日
  • レム日比谷(田中澄代) 2008年5月5日〜6日
  • 三井ガーデンホテル銀座プレミア(田中潤) 2008年1月2日〜3日



  • 「ホテルアクティブ!博多」

    CS満足度 ハート5つ。これで二人泊まり朝食付で室料9,980円(現金払いなら9,800円)は如何にも良心的、驚きの価格だ。

    田中 潤
    ●嫁さんと二人で山口県下関市在住。アマン全制覇をめざしている自称アマンティスト。これまで泊まったアマンは計二十三軒。



    宿泊日 2011年9月23日〜24日
    宿泊代 カップルプラン朝食付で9,980円。
    予約法 ホテルのホームページより予約。



    近頃夫婦でとても静かに、いや、賑やかにハマっているものがある。それが大浴場付きビジネスホテル。最高なのだ。最近地元ローカル限定のお気に入りホテルチェーンがある。

    それが「ホテルアクティブ!」チェーン。何と広島、新山口、博多の3軒のみ。私は最初、仕事で新山口を利用し、そのビジネスホテルとは思えない程の朝食の充実振り、良心的サービス(二十四時間無料ソフトドリンク・無料レンタルサイクル等)に驚いた。HPに「博多なら大浴場がある」との記載があり、今年のGWの博多ステイはここ、ホテルアクティブ!博多を利用した。結果は期待を裏切らぬ大満足。と言う事で、今回はリピートステイの偵察記である。

    今回は、準備・本番を含めて極度の緊張と肉体的精神的消耗を強いられる売上会議後のステイだっただけに、得られた満足も極大なものとなった。キーワードは大袈裟でなく「自由と解放」である。山口市内で会議、その後近隣温泉ホテルで懇親宴会、スナックで二次会…。2:30AM、ひとりチェックアウト! ひたすら高速道路を走り下関の社宅でシャワーを浴び、博多行き高速バスに乗込んだら即爆睡。大濠公園のスタバに8:00AM開店と同時に入り、いちばんのお気に入り、店内一番奥の皮張りソファー席を確保。大濠公園の水辺を眺め、HJ誌バックナンバーを熟読しながら五時間ほどダラダラ。

    合流した嫁さんと博多駅から徒歩三分のホテルへ。ダブルベッドの318号室、約十五平米。このホテルは、新しい、サービス充実、おしゃれでかっこいい、それでいて変に奇をてらっていない、妙にやり過ぎていないのがまた良い。そして設備・備品の充実が凄い。ゲストが利用出来る二十四時間ランドリーは洗剤も含めて無料。清潔スタイリッシュな大浴場。廊下にはズボンプレッサー。そして各フロアーには何とコーヒー等、七種のソフトドリンクが二十四時間無料のマシーン設置。

    部屋にはインターネット回線。良心的なガラ空きの冷蔵庫。スマートな黒いパジャマ(これを着て大浴場に行くのはOK)。液晶TVは勿論BS対応。ライティングデスクはよくある壁向きでなくちゃんとTV向きに工夫されている。大浴場があるにもかかわらず、室内バスもきれいでしっかり充実。

    少し夕寝してからとっても楽しみな大浴場に嫁さんと同時に繰出す。広い湯舟に身を沈めると目線の先にハイアット風の観葉植物オブジェ。湯加減最高、余りにも気持ちが良いので思わず本当に声が出てしまう洩れてしまう。ジャクージバスで体を伸ばすのもこれまた最高格別。洗い場は隣との間に仕切りがあるのが気が効いている。これはもう本当に都会のオアシス。毎回博多ステイの楽しみのひとつだ。

    ここの朝食はビジネスホテルとしては圧巻だ。和食は、筑前煮・ひじき・焼鮭・卵焼き・さやえんどうの和え物・温泉卵・納豆・梅干・漬物・ふりかけ・ご飯・お粥・味噌汁・自ら網で焼くみりん漬けの魚、きのこ。洋食は、デニッシュ、パンケーキ、シリアル、ヨーグルト、ゼリー、プリン、コンソメスープ。サラダはプチトマト、レタス、キャベツ、水菜・ブロッコリー、ごぼう、ポテトサラダ。ドリンクは、ジュース各種、牛乳、コーヒー、カフェオレ、ココア、緑茶。

    お味は全体的にまあ普通。用意された数ある料理の中で特段美味しい物も見当たらない。でもこれだけの品揃え・充実振りがただただ嬉しい。申し訳ないほどだ。


    ○次に泊まる方へ

    「混雑を避けるため」あらかじめチェックイン時に、朝食時間の印字されたカードを選ぶシステム。フロント正面奥にはPC2台とコピー機。ちょっとお洒落なソファスペースには、新聞各種。それと目を引くのが本棚に飾られたアート建築ブック。


    *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.89 2011年12月発行号掲載記事より抜粋。



    「ホテル1-2-3高崎」

    CS満足度 ハート3つ半。ビジネスホテルなので部屋が狭いのが難点ですが、大浴場も気持ち良かったし、朝食も美味しかったし、何よりロビーガ広々としていたので。

    兼平剛志
    ●埼玉在住の独身公務員。最近節約志向にますます拍車がかかり、ビジネスホテル泊りすら年に数回に。そのせいかどうか、ストレスの溜り具合が半端ではありません。たまには、ホテルに泊って心の洗濯をしたいものだと考えています。



    宿泊日  2011年9月9日〜10日
    宿泊代 朝食付きで5,800円(税サ込)。
    予約法 楽天トラベルより予約。



    9月10日に高崎駅近辺で鉄道のイベントがあり、その前日に休暇をとっていた私は、またまたちょうどいい小旅行の機会と思い、高崎に宿泊しようと思い立ちました。

    楽天で検索してみると高崎駅近辺には多くのビジネスホテルがありますが、一番料金が安く、そして設備がよさそうなここ、ホテル1-2-3高崎に宿泊することにしました。

    今まで名前を全く聞いたことのなかったホテルでしたが、最近のビジネスホテルによくあるように、料金が手ごろであること、朝食が無料で付いていること、大浴場があること、チェックアウトの手続きの必要がないこと、等の条件を満たし、なおかつオープンして間もないようなのできれいであるだろうと思い、このホテルに決めました。

    ホテルは高崎駅から道路をわたってすぐのところにあり、きれいな作りでした。フロントは二階にあり、すでに先客が何人か手続きをしておりました。

    フロントの女性は、それほど愛想がよいわけでもなく、かといってツンツンとしているわけでもなく、淡々とチェックイン作業をしてくれましたが、朝食や大浴場の利用時間のことや、ホテルの入り口が夜間には閉まることなど、必要なことはていねいに説明してくれました。

    ロビーは朝食会場を兼ねているようでしたが、広くきれいで、自由に使えるパソコンが一台と、新聞が何紙か、そしてフリーペーパーなどがあります。

    部屋は、十三平米ということでしたが、それよりはちょっと狭い感じがしました。

    ビジネスホテルなので、中には夕食を食べるような施設はありませんが、駅周辺にはフードコートやレストラン、コンビニなど多くの店があります。それほどお腹は空いていなかったので、夕食はフードコートで済ませました。

    大浴場には、夜八時半ごろに行きました。結構きれいで広々としています。カランも五つあります。その時間には私以外には誰も入ってきませんでした。

    ただ、浴場自体はきれいなのですが、扉の立て付けが悪いのか、空調が変なのか、終始、どこからか、「ピーピー」と変な音が響いて気になりました(後に、楽天トラベルの感想欄に書いたら、業者に見てもらうようにするとの回答がありました)。

    部屋のベッドはダブルベッドのようで結構大きく広々としていたのですが、なぜかあまり熟睡できませんでした。ベッドのせいなのか、空調のせいなのか、もしくはこの日が九月にしてはものすごい猛暑でそのため体調が悪かったからなのか、わかりません。

    翌朝、朝食をいただくために一階に下りました。フロント横のロビーが朝食会場になっています。楽天トラベルの案内では、朝食はパンとポテトサラダと飲み物だけとあったので、それほど期待はしていませんでしたが、パンの種類は、食パンはもとより、バターロールやウインナロール、ハムロールにドーナツなど七、八種類はありました。また、飲み物も、コーヒーサーバーでのコーヒーやカフェオレはもちろん、オレンジやアップル、グレープフルーツなどのジュースもあります。

    ここのいいところは、飲み物に対して使い捨ての紙コップを用意するのではなく、ジュース類はグラスを、ホットドリンク類はコーヒーカップを使うようになっているということで、エコに大変気を使っているホテルということを感じました。このホテルチェーンは、広島県福山市や岡山県倉敷市など主に西日本を中心に展開しているようですので、この方面に旅行した際にはまたぜひ利用してみたいと思います。


    ○次に泊まる方へ

    ロビーにはコーヒーが自由に飲めるサーバーもありますが、使い捨てカップではなく、きちんとしたコーヒーカップとスプーンが用意されています。部屋に持ち帰って飲みたい場合は、こぼすと危険ということでフロントで蓋付きの紙コップを用意してくれます。

    大浴場のシャンプーやコンディショナー、ボディソープはDHCでした(部屋のバスルームにも同じものがありました)。なかなか使い易かったです


    *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.89 2011年12月発行号掲載記事より抜粋。


    「スーパーホテル四日市駅前」

    CS満足度 ハート3つ半。ビジネスホテルなので、部屋が狭いのが難点ですが、ベッドも枕も気持ちよかったし、朝食も美味しかったし、何よりスタッフの感じがよかったので。

    兼平剛志
    ●埼玉在住の独身公務員です。若い頃は、ストレス解消にけっこうリッチなシティホテルに泊まっていたのですが、老後のお金が心配なため、ここ数年は安くてお得なビジネスホテルを見つけて泊まるようにしています。



    宿泊日  2011年4月22日〜23日
    宿泊代 朝食付きで5,480円(税サ込)
    予約法 楽天トラベルより予約。



    最近、鉄道に興味を持っている私は、三重県で近畿日本鉄道のイベントがあるというので、小旅行も兼ねて出かけてみようと思い立ちました。

    会場の最寄り駅は、四日市市にある近鉄線の塩浜駅近辺には宿泊施設はないようだったので、そこから二駅の近鉄四日市駅付近に宿泊することにし、ネットで検索すると多くのビジネスホテルがありますが、宿泊料金も手ごろで、利用者の評価も高いスーパーホテル四日市駅前に宿泊することにしました。

    当日の朝早く家を出て新幹線と近鉄線を乗り継ぎ、イベント会場に行く前に近鉄四日市駅に降り立ち、ホテルに寄って荷物を預けることにしました。

    チェックアウトの時間を過ぎていたのでロビーには掃除をしている方がいるだけでしたが、私に気がつくと、元気よく「おはようございます」と声をかけてくれました。それに気がついたフロントの方が奥から出てきて、「おはようございます」と言ってくれました。とても感じのよい雰囲気でした。部屋のアンケートには、「スタッフは、皆きちんと笑顔で挨拶をしていますでしょうか?」などという質問もありましたので、こういうことが徹底されているのかもしれません。

    荷物を預け身軽になって出かけ、午後三時過ぎに再びホテルに到着しました。このホテルは、「鍵はなく、暗証番号でドアを開けるようになっている」、「部屋には電話がないので、チェックアウトの必要はない」など、十五年ほど昔に沖縄で泊まったときから大まかなシステムは変わっていませんでしたが、「部屋にある枕が合わなかったら自分に合う枕をフロント前の棚から自由に持って行くことができる」、「部屋着が必要だったら、同じく棚から持って行くことができる」というサービスが追加されており、びっくりしました。

    チェックインを済ませ、部屋に行くためにエレベーターまで歩いていくと、フロントの女性がわざわざエレベーターの前まで付いて来てくれたのには驚きました。ビジネスホテルでここまで親切にされたのは初めてでしたが、丁寧に接客されるのはうれしいものです。

    部屋自体は十二平米くらいの普通のシングルですが、テレビも地デジ対応ですし、もちろんパソコン接続も無料です。枕も適度な硬さで、問題ありませんでした。ベッドの上には、よくテレビ通販で宣伝している低反発マットが敷いてありましたので、とても寝心地がよかったです。

    スーパーホテルの中には大浴場を備えているところもあるのですが、残念ながらここには設置されておりませんでしたので、軽くシャワーを浴び、その日はそのまま就寝しました。

    翌朝、朝食をいただくために一階に下りました。宿泊者には無料で朝食が付いています。

    フロント前のロビーが朝食会場ということだったので、パンとコーヒーくらいの簡素なものを想像していたのですが、ご飯と味噌汁はもちろん、パンもいろいろな種類がありました。和食のおかずも、洋食のおかずも数がそれほど多いわけではありませんでしたが、無料とは思えないほど充実。また、コーヒーや紅茶、ソフトドリンク類は、自動販売機から無料で飲むことができます。

    まさに至れり尽くせりです。最近は、ここのように朝食が無料というビジネスホテルチェーンが多くなりましたが、あまり従業員の態度がよくなかったり、パンとコーヒーだけなんていうところもあったり、ちょっと遅く行ったらほとんど食べる物が残っていなかったり、なんていうパターンが多かったのですが、ここはそんなことはなく、とても居心地のいいホテルでした。


    ○次に泊まる方へ

    このホテルチェーンでは、ホテルのHPから予約して宿泊すると、スタンプカードにスタンプを一回押してもらえ、三個になると千円キャッシュバック、というキャンペーンを行っていたのですが、楽天から予約していた私は残念ながら対象外でした。ぜひ、今度はホテルのHPから予約して、三回泊まってキャッシュバックの恩恵を受けたいと思います。


    *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.87 2011年8月発行号掲載記事より抜粋。



    「東横イン溜池山王駅官邸南」

    CS満足度 ハート4つ。

    田中 潤
    ●本誌にて「アマンのワナ」連載中のアマンティスト。投稿時、北海道・北見市に赴任中につき、帰省時の東京ホテル泊まりがライフワークのアマン巡りに次いでの楽しみ。そんな時は母と母息子泊まりをすることも多い。嫁さんはしばしば別行動で「ひとり泊まり」を楽しんでいる。



    宿泊日 2008年8月13日〜14日
    宿泊代 8,190円(税サ込)
    予約法 ホテルのHPより予約。



    釧路に会議で出張する時は、いつも決まって東横イン。4&5クラブVISAカードも作って大いに活用している。釧路では夕食にカレーライス、朝食におにぎりがついて冬場は何と、四千四百十円だ。サービスのコーヒーもいつでも飲める。

    今回は六本木で深夜まで遊んだ後の寝に帰るホテル、として東横イン溜池山王駅官邸南を利用した。シングルBタイプのカップルプラン利用、朝食付で室料八千百九十円。

    釧路を何度か経験済みの嫁さんは、部屋に入った途端、「これこそ自宅のように寛げる、だね!」と叫んだ。ちなみに嫁さんは前日あのペニンシュラ東京にひとり泊まりしている。よっぽど身の丈に合わなかったのだろう。

    まず、 狭い室内は工夫を凝らしていて使い勝手が良い。部屋中を映し出すほどに大きな鏡、とっても見やすい掛時計、下に荷物が収納出来るように高いベッド、あえて空っぽの冷蔵庫、湯沸し器は保湿器を兼ねている。

    狭いユニットタイプのバスルームは使い勝手が良い。バスタブとシンクがくっついているからお湯に浸かりながら歯磨き出来る。普通のシティホテルではこれが出来ないのだ。歯ブラシの柄は色が分かれているから二人泊まりには便利。ボトルタイプのシャンプーとリンスとボディシャンプーはボタンを押せば出て来て本当に便利。トイレはウォシュレット付き。

    朝食のおにぎり、漬物、味噌汁は、けっこういける。コーヒーとミネラルウォーターはいつでもフリー。フロントではインターネット見放題。大手新聞も何紙か置いてある。通話時間限定のフリーフォンまである。また、フロントには固形石鹸、スポンジなどがサービスで置いてある。インターネットで予約するとソックスなどの粗品プレゼントも。黙っていても置いてあるズボンプレッサー、ゆったりサイズのパジャマ、深夜の有料映画がフリー、インターネットの接続。

    残念な点は、ない。全く思い当たらない。ここは私にとってホテルであってホテルでないのだろう。要するに、東横インの場合、わざわざ料金を払ってホテルを利用すると言うよりは、電車やバスの公共交通機関を使う時のような当たり前感さえ抱きつつある。


    *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.70 掲載記事より抜粋。



    「レム日比谷」

    CS満足度 ハート2つ。

    田中澄代
    ●本誌にて「アマンのワナ」を連載中の夫と共に、これまで十九軒のアマンリゾーツのホテルに泊まったが、ホテルに関する評価は夫とは異なることも多い。夫には「アマンダリよりも山深い」と言われる三重県出身なので、高層ビルがたくさん見えるシティビューのホテルが好き。



    宿泊日 2008年5月5日〜6日
    宿泊代 11,500円(税サ込)
    予約法 ホテルのホームページより予約。



    ココ、レム日比谷に泊まりたかった理由は、銀座に新しいホテル、しかもお目当てのホテル西洋銀座の前泊にうってつけ、と言う訳で飛び付いた。  予約はホテルのHPから至ってスムーズに。夫と違って改めて電話でなんて面倒な事はしない。

    こざっぱりしていてさすがに新しいから清潔感あふれるフロントは、スタッフもカジュアルかつ感じが良い。スタイリッシュとは程遠いがイマドキなシンプルさ。チェックイン時にはお好きなティーバッグのプレゼント、部屋にないからだそうだ。「いくつでもいいですよ」と勧められて、何となくティー&ハーブとオレンジハーブのふたつをいただいた。また、レム秋葉原開業記念で、疲れた足に張る冷却シートをいただいた。両足にそれぞれ三枚、ヒンヤリとムニュムニュで気持ちいい。

    ▼客室の売り物のベッドは「まあ別に」

    シングル1001号室。薄型テレビ、そしてマッサージチェアーまである。ただしこれのせいで部屋が狭くなって、冷蔵庫が開けられない。だから必要ない。しかもテレビからデスクや冷蔵庫に行く度に、このチェアーが邪魔でいちいちカニさん歩きをするはめに。とか言いながら、全身を叩く、つまむ、揉む、と寝る前にはフル活用。あって良かったのかな、わからない。

    「もっと良い眠りを」がコンセプトのこのホテル、オリジナルベッド使用らしいが、実際は「まあ別に」だった。

    ベッドスペースと浴室の隔て方が変わっている。腰より低い高さまでが薄い壁、上の方はガラス張り。シングルだからあり得る構造だ。

    窓側にシャワーブースの部屋を予約時リクエストしたので、バスタブなしでシャワーのみ。窓側だけど開けられない、シャワーは苦手なレインシャワー(いつも頭から突然の冷水をかぶってしまうから)とハンドタイプとふたつある。そして、ブース内にイスの存在、最初は戸惑ったが、結局は使ってみて便利だった。けれどシンク前にはイスはなし、何故だろう。更に狭くなるからか。シャワーは一回だけ使った。

    エレベーターはルームキーがないと動かないシステム、つまりセキュリティーが整っている。が、我が家の場合、もし、夫が下見に乱入していたとしたら、少し不便だったかも。

    ▼壊れた金庫の修理でわかったこと

    金庫が壊れていて、中身を取り出そうとしても開かない。慌ててスタッフを呼んだが、二人がかりでも開かない。しかもその間ずっと狭い部屋に私をいれて三人は、息苦しくもあり、気まずくもあった。

    次は一人で来てようやく開けてもらった。で、「故障してます」と簡潔な説明。知っている…。そう言えばアマンワナでも同じ事があったことを思い出した。アマンはこういう時、たいていスタッフではない、いわゆるジャンパー姿の業者さんが「餅は餅屋」的にさっさとプロの仕事を済ませて帰っていく。アマン、こういうの、ずいぶんあったっけなあ。

    私はパスしたけれど、朝食付きプランだったら、併設する「MUJI日比谷」での旬の食材を使った朝ご飯になる。混んでいたけれどいまいちな感じが予想される。 帝国ホテルで食べたかったし、それで正解だった。

    三井ガーデンホテルと比べると

    私なりのまとめとしては、同じレベルのホテルだったら、ココより少し高いけれど三井ガーデンホテル銀座の方にまた泊まると思う。バスタブがあって、こんなに狭くなくて、眺めもそこそこ楽しめるからだ。


    *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.68 掲載記事より抜粋。



    「三井ガーデンホテル銀座プレミア」

    CS満足度 ハート4.5つ。東京のホテルは本当に競争が大変だ!というのが率直な感想。それくらいこの室料でここまでやるか、の連続だったから。

    田中 潤
    ●本誌にて「アマンのワナ」連載中のアマンティスト。投稿時、北海道・北見市に赴任中につき、帰省時の東京ホテル泊まりがライフワークのアマン巡りに次いでの楽しみ。そんな時は母と母息子泊まりをすることも多い。嫁さんはしばしば別行動で「ひとり泊まり」を楽しんでいる。



    宿泊日 2008年1月2日〜3日
    宿泊代 13,200円(税サ込、朝食無し)
    予約法 ホテルに直接電話で予約。



    東京のホテルでひとり泊まりって、実はやった事がない。嫁さんばかりが味をシメている。だから私も負けじとやってみたくなった。

    条件として、場所は銀座・六本木・赤坂・青山で眺めが良く、DVDデッキの貸出しOK、マイル的に有利で手頃な室料。体験者の嫁さんが「けっこうイイよ」と薦める言葉にも押されてココ、三井ガーデンホテル銀座プレミアに決めた。滞在マイルは付かないが、JAL特約店なのでクレジットマイルが二倍付く。

    チェックインは三時だが、十二時半頃、荷物だけ先に預けようとフロントに行くと「ご希望の湾岸向きで高層階のお部屋が準備出来ております」。

    モデレート2335号室。ダークブラウンの木目とアイボリーを基調にしたとてもスマートでスタイリッシュな空間。ここ数年流行の最新のホテルらしさを感じる。空間を上手に使っているので、たぶんかなり狭いのだろうけど、それほどには感じさせない。

    バスルームはバスタブと洗い場という、私にとっては一番使い勝手の良いスタイル。バスタブのふくよかなデザインだけでもバスタイムのリラックスを約束してくれている。トイレとシンクも、感心してしまうほど空間利用が巧みだ。斜めの角度・ラインを見事に活かしている。手ぬぐいタイプのタオルがあるのも私にはご機嫌だ。

    浴衣でなくパジャマなのもここでは当然と思えてくる。消臭剤のファブリーズがあるのも凄い。けっこう使った。

    廊下には、アルコール類・ソフトドリンクの自販機と製氷機の設置されたコーナーがある。これを見て、このホテルが一応ビジネスに位置付けられることを確認した。

    「お部屋にあるすべてのお飲物はサービスです」との説明書きがあり、緑茶と紅茶の他、ミネラルウォーターが二本、ドリップ式コーヒーまで置いてあるのには驚いてしまった。ちなみに、お替りも自由。

    コーヒーを飲みながら、DVDでレンタルした映画の鑑賞をする。面白くなって来たら、あえて一時ストップしてバスタイム。面白い映画に巡り会えた幸福を噛みしめ、これからの展開をあれこれと予想しながら、バスタブに浸かる。その後、ひと寝入りしてから、地下鉄に乗って六本木ヒルズに夜のお散歩に出かけた。

    夜の散歩に出掛ける際、フロントで、翌日の朝食前にタオルの交換をしてもらえるかどうか尋ねた。結局、朝寝坊したのでその必要はなくなったのだが、その後、フロントでこのことについて声をかけてくれた。「ああ、ちゃんと伝わっているんだな」と、このホテルのもてなしと連携の素晴らしさを実感することが出来た。こういうことって、ありそうで意外とないから。

    残念だった点は、ずばり、クローゼットが使いにくい。ハンガーを奥から手前に整理するタイプで、出し入れする度にいらつく。山の上ホテルのあの和室のものと同じタイプだ。

    東京タワーの眺めが一段とカッコいいロビーフロアも、見事に洗練された今どきのホテルらしい空間だ。ここで見かける限りでは、ゲストはなかなかお洒落な人たちが多くて、正月休みの家族連れでにぎわう大型シティホテルとは違った面持ち。

    私自身も予想外にこのホテルのファンになってしまったようだ。

    ○次に泊まる方へ

    今回泊まった部屋のほぼ反対側の銀座・有楽町方面を見渡せる部屋を見せていただいた。あまりのご機嫌な眺めとワイドなビューに、ちょっぴり悔しかったくらい。ちなみに銀座方面の眺めが希望であれば01号室〜がおすすめとの事。個人的好みだが、私が泊まった、お台場・汐留・築地・浜離宮側の眺めはあまり好きになれない。どうしても寂しい気持になってしまうのだ。


    *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.72 掲載記事より抜粋。



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