LGUEST HISTORY

ホテル情報誌「ホテルジャンキーズ」掲載記事より抜粋


ホテル偵察記

ホテル利用者の方々が、実名で(誌面上では顔写真付き)身元を明らかにした上で、利用日を明記し、実際に体験されたことをレポートしているものです。
「ホテルクルーズ」は1滞在で複数軒のホテルに泊まった場合のレポートです。
「CS満足度」のハートの数は、利用者の満足度を5段階で表したものです。



■国内マウンテンリゾート■

  • ハイアットリージェンシー箱根リゾート&スパ(阿久津友紀) 2009年3月14日〜15日
  • 二期倶楽部・東館(島埜あき子) 2007年5月18日〜19日
  • ハイアットリージェンシー箱根リゾート&スパ(宮坂厚弘) 2006年12月16日〜17日



  • 「ハイアットリージェンシー箱根リゾート&スパ」

    CS満足度 ハート4つ。今回で3回目ですが、一年前の状況より改善! その進歩を評価して…。

    阿久津友紀
    ●札幌在住。本誌にて「ホテルのエステ&スパ」連載中のエステジャンキー。

    宿泊日  2009年3月14日〜15日
    宿泊代 一泊無料のプロモーションでスパ&食事代で八万円。
    予約法 ホテルに直接電話で。



    オープン三年目のハイアットリージェンシー箱根リゾート&スパ、実は去年は散々な目にあい、お料理や客室のしつらえなど、諸々クレームを言って帰りました。すぐさま、支配人からの改善指示をしましたので…というお手紙をいただき、再訪の機会をうかがっていたところ、 ハイアットのゴールドパスポートプロモーション、二泊泊まれば一泊無料で実現。スパ&夕食はもちろん、自腹。

    強羅駅で電話してお迎えいただき、チェックインもすんなり。いつもここで思うのですが、皆さんの旅行鞄…ヴィトン&エルメス率が高いのです。二時半ごろについたのですが、ペットOKやバリアフリーの部屋もあるせいか、高齢者含めた犬連れ家族連れで激混み。

    お部屋は富士山が見える方に今回も。前回泊まったときにオーダーした追加アメニティがお部屋にセット(テンピュール枕とヨガマット、ビデオ)。ちゃんと記録されているのですね。しかしながら、浴衣のサイズは前回泊まった母のもので、今回の同行者には当てはまらず…。すぐに変えておきます、とならないところが残念。

    スパの前に温泉。広い浴室なのですが、露天風呂がないことと、眺望が楽しめないのがここの欠点。

    スパの後、お部屋で少し眠ってから一階の暖炉があるラウンジ、リビングルームへ。午後四時から七時まではフリードリンク。シャンパン・ワイン・ジュースが楽しめる、と今回も楽しみにやってきましたが、六時までは激混み! すごすごといったん部屋に戻り、六時すぎに出直しました。夕食が二順目の八時の方は六時以降に、が鉄則のようです。周りの皆さんを観察してますと、皆さん飲む飲む! 滞在時間長い長い!

    食前酒を堪能したら、今回最大のリベンジマッチのお食事です。周囲には料理屋もさほどなく、仕方なくホテルの食事となります。ですので満室の際、レストランは二回転、とにかく回転を速くするコースメニューのみになります。お寿司とフレンチですが、北海道人はお寿司など選びません。必然的にフレンチの一万円と一万三千円を選ばざるをえず、しかもお高い方のコースは日本国内のいい素材、ということで「北海道産」の文字が…。必然的に一万円のメニュープロバンサル(地のもの)に。

    前菜、スープ、魚、お肉、デザート&コーヒーのプリフィクススタイルは驚きもなく、悲しみもなく(?)可もなく不可もなく。食べ進んで思い出したのは一年前の苦い思い出…。お肉料理フォアグラの下にあったコンソメベースで煮た大根が固くて明らかに火が入っていない様子。隣近所のテーブルの方々と共に抗議しましたが、「意図的」の一点張り。みんなで大根を残し、屈したあの日…。そう、今回も真鯛のソテーの下に大根が登場したのです!おそるおそるナイフで切ると…やわらかく切れた!

    まだまだコントパフォーマンスは上げられるとは思いますし、あのギャルソンのインカムがうるさくて、さらにきびきび動くさまが鼻につくこともありましたが、よしとしましょう。今回は、スパとお食事代で八万円ほど払って帰りましたが、これに通常のお部屋料金を加えたとして、お部屋の広さと過ごしやすさ、アメニティ、フリードリンクなどを鑑みたとしても箱根地区の高級旅館の方に軍配が上がるような気はしますねえ。


    ○次に泊まる方へ

    ゴールドパスポートメンバーのモーニングコーヒーデリバリーをいただきましたが、コーヒーは薄いので紅茶がオススメです。

    スパでは、ストーンセラピー、韓国のYONKAスタイルを選びましたが、仰向けでスタートのうつぶせ終り、しかも、温かいもの冷たいもの、小さい石と大きい石組み合わせて、背中やおなかにひっきりなしに位置を変えてくれるので、じっくり眠ることができませんでした。ミニフェイシャルもついているものの、九十分二万五千円、コスパフォは合いませぬ。


    *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.73 2009年4月発行号掲載記事より抜粋。



    「二期倶楽部・東館」

    CS満足度ハート4つ。部屋、食事、サービス、すべてにおいて満足できたが、それなりにお金もかかったので。5つにするか迷います。

    島埜あき子
    ●東京在住、三十六才の会社員。ここのところついつい調子にのってホテル道楽、食道楽の贅沢がすぎて散財気味。ちょっと反省の日々です。

    宿泊日  2007年5月18日〜19日
    宿泊代 一室75,300円
    予約法 ホテルに直接電話で。



    二期倶楽部には今回で三度目の宿泊でしたが、東館は初めての宿泊、季節が冬以外も初めて、新幹線で行ったのも初めて、新しい場所に泊まったような感覚でした。

    東京から那須塩原までは一時間ほど。駅前では宿泊者リストをチェックしている礼儀正しい運転手さんがお出迎えしてくれます。東館のレセプションはガラス張り。ゆったりとしたソファーに座り冷たいハーブティーを飲みながら、チェックインを行います。

    お部屋はパビリオン46。リクエストした通り田んぼの見えるお部屋です。少し伸びてきた田んぼの緑がきれいです。玄関から入ってすぐ左が洗面所、トイレ、お風呂の水回りです。短い廊下の奥が部屋になっていて、クローゼットとミニバーとベッドがあり、机で衝立のように区切って、窓際にソファーセットがあります。液晶テレビもありますが、画面は小さめ。インテリアはシンプルで落ち着きます。床暖房、タオルウォーマー(かなり大きい)もがありました。

    アメニティは基本はオリジナルブランドのもので、香りもいいのですが、歯ブラシが大きいのが気になりました。オリジナルの部屋着、パジャマ、コート、ストール、靴下はとても便利です。

    食事はガーデンレストランでいただきました。こちらもレセプション同様にガラス張りで朝は緑を眺めながら食事ができます。夕食は基本コースのほかにプラス料金で魚料理とお肉料理を変更することができます。私は基本コースでいただきました。

    アミューズはカツオの手まり寿司と鴨肉のつくね。冷たい前菜はトマトづくし。トマトをムース、ジュレ、グラニテに変化させてトラウトのマリネと合わせたのは見事です。温かい前菜はフォアグラのフランにホワイトアスパラガスのスープを注いだもの。このスープは本当に甘くて、ビックリしました。魚料理はスズキのソテーにキノコをのせたもの。肉料理は子羊腿肉のローストか比内地鶏の選択で、私は比内地鶏を選択しました。鶏もおいしかったのですが、添えられたヨモギの手打ちパスタがとてもおいしかったです。

    デザートはブルーチーズのパルフェ。食後にはハーブティーをいただきました。どれもオリジナル料理で那須の特色を生かしたもので満足でした。

    朝食は名物となっている野菜はもちろん、ジョセフィーヌのヨーグルト、コーヒー、ココファームのジュースがおいしかったです。シャンパンがあるので休日気分も盛り上がります。個人的には、洋食よりも那須のお米が味わえる和朝食がお勧めです。夕食も朝食も事前に苦手なものやリクエストを聞いてくれるのでうれしいです。私は夕飯時にはバルサミコ酢をリクエストし、朝食時には和朝食を選択したのに「漬物が苦手」と言ったところ、佃煮とホタテの西京焼きに変更しれくれました。

    こちらで気分良く過ごせたのは、ハード、食事、お風呂もありますが、やはりサービス。那須塩原の駅を降りたときから二期倶楽部のサービスが始まっていて、ハウスキーピング、庭師も気持ちよく挨拶してくれ、困っていればさりげなく助けてくれます。夕飯時もGMとシェフが挨拶に回っていましたが、お話に夢中な人は避けているように思いました。

    ふつうの会社員にはちょっとツライ金額(一室七万五千三百円)でしたが、命の洗濯ってこういうことなのかなって感じたホテルでした。


    ○次に泊まる方へ

    夕飯の時間は宿泊予約時に決め、レストランの席は窓際、部屋は「田んぼビュー」がおすすめです。

    大浴場は露天風呂、本館の内湯、東館の内湯の三種類。露天風呂は本当に湯につかるだけですが、高台にあり、山が見え緑に囲まれているので気分がいいです。本館の内湯は狭いですが、薄暗く落ち着いて入れます。東館の内湯が一番広く、髪の毛を洗ったりするのにはこちらが便利。


    *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.62 2007年6月発行号 掲載記事より抜粋。



    「ハイアットリージェンシー箱根リゾート&スパ」

    CS満足度ハート4つ。ハイアットブランドの総集編のようであり、ハイアット流温泉旅館に感動。

    宮坂厚弘
    ●都内在住。本誌にて、ネット等あらゆるツールを駆使しながら、いかに安く、リーズナブルに、かつ、満足ゆくホテルライフを送るかに賭けている日常を語るコラム「ネット予約ウォッチャー」を連載(2006年掲載当時)。

    宿泊日  2006年12月16日〜17日
    宿泊代 一泊無料のプロモーションでスパ&食事代で八万円。
    予約法 ホテルに直接電話で。



    昨年暮れに近い十二月十六日、箱根にハイアットリージェンシー・ブランドとしては日本では初めてのホテル、ハイアットリージェンシー箱根リゾート&スパがニューオープンすることを十月末に知り、十一月一日に、もう遅いかなーと思いつつ、開業初日に一休で開業プラン(朝食付き)を三万二千五百円で予約しました。

    上強羅という地域にあり、まだ僕は売店しか行ったことのないあの高級旅館強羅花壇とご近所なので、まだ早朝に一番乗りをめざして車のナビを強羅花壇に設定し、ホテルに向かいました。が、強羅花壇から途中箱根登山鉄道の線路に道を阻まれ、一番乗りへの執着から車を乗り捨てて、一週間前のホノルルマラソンで鍛えたはずの健脚で一人箱根駅伝状態になりながら携帯電話片手に走ってホテルに向かいました。

    案の定、もたもたしていたこともあり、先客がロビーで定時である三時のチェックイン待ちをしていましたが、汗をだらだら流し必死に走ってやってきた私がかわいそうに思われたのか、時間を特別に繰り上げてくださり、晴れて、一般客チェックイン第一号になりました。

    案内された部屋はアジアンリゾーツのヴィラのような広い七十三平米の空間に幅広のキングサイズベットが鎮座し、ゆったりソファからサンテラス越しに眺める窓の先には箱根の大自然が広がっています。トイレから独立したバスルームはダブルシンクに洗い場付きの広めのバスタブ、ウォークイン・クローゼットの中には温泉旅館のようにパブリックスペースでの着用可能な浴衣と丹前が用意されています。

    部屋の外では、暖炉があるロビーラウンジで薪の香りにつつまれながらコーヒーやカクテルが無料でサービスされ、隣のドーローイングルームでは静かに読書が楽しめます。そしてスパでは数多くのトリートメントメニューと本格的な温泉大浴場があり、露天風呂はないものの、かなりゆったり設計で、客室数七十八室のためだけにしては、ここはもうホテルではなく旅館と感じるくらいでした。

    朝、僕はハイアットのゴールドパスポート会員なので、部屋にドリンクのサービスがあり、朝食は館内唯一のオープンキッチンのレストランでおいしい朝食をいただきました。

    開業当日はバタバタしがちですが、ヘルプも含めて全国のハイアットからハイアット・クオリティを保つためにとスタッフが集まっていて(パークハイアット東京グランドハイアット東京、六本木ヒルズクラブ、ハイアットリージェンシー京都など)会話の中から各地の情報も得られて、とても充実したステイでした。

    ハイアットリージェンシー・ブランドでありながら、パークハイアットやグランドハイアット以上の広い部屋とサービス、クラブラウンジのように使えるロビーラウンジ、そして、外資系ホテルでありながら旅館みたいに寛げる。まったく事前情報がなく、特に期待していなかっただけに、逆の意味で裏切られたお勧めホテルでした。

    ニューオープンのハイアットに何とか第一号で宿泊し、ハイアット内下位ランクブランドでありながら、期待せずにステイしたら、むしろハイアットブランドの総集編のようであり、ハイアット流温泉旅館に感動した経験でした。


    ○次に泊まる方へ

    朝食は、僕は残念ながら食べなかったのですが、他の方のお話によると、実は和朝食もおいしいらしいです。ロビーラウンジではコーヒーやカクテルが無料でサービスされます。


    *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.60 2月発行号掲載記事より抜粋。



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