| LGUEST HISTORY | ||||
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ホテル情報誌「ホテルジャンキーズ」掲載記事より抜粋 ホテル偵察記 ホテル利用者の方々が、実名で(誌面上では顔写真付き)身元を明らかにした上で、利用日を明記し、実際に体験されたことをレポートしているものです。 「ホテルクルーズ」は1滞在で複数軒のホテルに泊まった場合のレポートです。 「CS満足度」のハートの数は、利用者の満足度を5段階で表したものです。 ■国内シティホテル■ 「ザ・キャピトルホテル 東急」 CS満足度 ハート4つ半。客室、スタッフ、サービス、いずれの点も高い評価をつけました。バスタブが浅いことがマイナスポイントです。パソコンをクラブラウンジでも使えるようにして欲しい。 小泉秀夫 ●ホテルジャンキーズクラブの「鉄系ジャンキーの会」世話人。今年は長野支部会とのコラボ企画を考えています。今回の滞在でキャピトル東急が好きになりました。近いうちに再訪したいです。 宿泊日 2012年1月3日〜4日 宿泊代 48,000円。 予約法 一休より予約。 二○一二年の幕開けはホテル泊まりから始めよう!と思い立ち、何かお得なプランはないものかと、一休を検索しました。そこで目に留まったのは、ザ・キャピトルホテル 東急がミシュランの5パビリオンに掲載された記念に発売されたプラン。内容は、クラブフロア宿泊、オリガミの朝食、ダイニングクレジット一万円分にノリタケ製のホテルオリジナルティーカップのプレゼント付きというものです。久しぶりのホテル泊まりなので、年末年始の数日間をワクワクして過ごしました。 宿泊当日は、チェックイン前にホテル内の日本料理「水簾」で鉄板焼きのランチをいただきました。メインのフィレステーキはもちろんですが、真鯛のカルパッチョ、魚介類のコロッケや付け合わせの新鮮な野菜が美味しく、楽しいひとときを過ごしました。 食事の前にチェックインの手続きを済ましておいたので、スタッフと共に部屋に向かいます。ロビーには「オリガミ」の席待ちの人たちが大勢いたので聞いてみると、正月では珍しくない光景だそうです。 今回宿泊した部屋は2703号室で、眺望は正面に国会議事堂、その奥にスカイツリー、そして眼下には首相官邸が見えます。部屋に入ると右手がクローゼット、左手がバスルームです。クローゼットやバスルームとベッドルームは、キャピトルらしく障子で仕切られています。ベッドルームにはデイベッドとして使えそうなソファが窓際に置いてあります。バスルームは、シャワーブースが広くて使いやすいのですが、バスタブが浅めなところに不満が残りました。リクエストしたそばがら枕ふたつと加湿器がキチンと用意されていました。加湿器はプラズマクラスターで空気清浄機の役割も果たしてくれます。 ひととおり部屋のチェックを終えた後で、クラブラウンジに行ってみました。天井が高く開放感があり、広さもちょうど良い感じです。酔い覚ましにとアイスミルクティーを注文して、しばらく窓の外を眺めていました。ティータイムの時間帯はお菓子などの軽い食べ物が用意してあります。 部屋に戻ると夕食の時間までくつろぎタイム。テレビをつけ文庫本を片手にソファでだらだら過ごす。僕にとってホテル泊まりで至福の時間帯です。 夕食はランチと同じ「水簾」にしました。ダイニングクレジットの効率的な使用方法を思案したあげく、出した結論は「お鮨を食べる」でした。久しぶりにカウンターでいただくお鮨に高まる期待を抱きながら、再度ラウンジに向かい、食前酒をいただきました。カクテルの注文も可能だとのことなので、マティーニを頼みましたが、「ジンはございますが、ベルモットを置いてませんので…」という丁寧な回答に大変良い印象を持ちました。代わりに注文したバーボンソーダと共に、サーモンのタルタル等のオードブルをいただきました。オードブルはどれも美味しく、手を抜いていないと感じました。 夕食の後は、バーに寄るつもりでしたが、昼間から結構飲んでいるのでラウンジに戻りホットコーヒーを飲みながら楽しかった一日を振り返りました。 翌朝は早く起きて朝風呂に入りました。ベッドルームとの仕切りの障子を開けると、窓越しに外の景色を眺めることができます。今日は素晴らしい日本晴れです。着替えて早朝の日枝神社に向かい、凛とした空気の中で参拝をすると身が引き締まる思いです。 朝食は、和朝食に。どれも美味しくて、美味しい朝御飯をいただくと幸せな気分で一日が過ごせそうです。 ○次に泊まる方へ DVDプレーヤーはリクエストでの設置です。部屋でDVDをご覧になる方はご注意を。新聞のリクエストは複数種類でもOKです。ちなみにサンスポもありました。 「ホテルニューオータニ東京」 CS満足度 ハート5つ。この企画がすばらしいのは、サポート体制と様々な特典と開催時期の3点です。1日あたり約14キロを連続して走り、3日間で42・195キロを達成。巨大ホテルでは難しいパーソナルなサービスを、高いレベルで受けることができました。 宮坂厚弘 ●東京在住。医療法人経営。自宅よりもホテルの方が落ち着いて安眠できる。○八年から一年間アメリカに滞在したが、結論は日本のホテルの質の高さの再認識。宿泊しなくてもホテルにはほぼ毎日出没している。 宿泊日 2010年5月1日〜5日 宿泊代 3泊4日で97,500円。一日5,000円の食事クーポン付き。 予約法 ホテルに電話で直接予約。 GWに紀尾井町のホテルニューオータニ東京のプランで「ランナーズステイ・ゴールデンウィーク・スペシャル」に宿泊していきました。 このプランは三泊四日で到着日翌日から最終日までの計三日間をかけて、フルマラソンに相当する42・195キロをホテルがサポートして走るという「ホテラン企画」でした。 毎朝十時にホテル玄関に集合して、客の参加者とホテルとサポートのスタッフの方々(ホテル職員とランニングトレーナーの方)が挨拶。その後、専門のトレーナーのストレッチ指導(準備体操)などがあり、コースを確認してランニングスタートとなります。 ホテルジャンキーとしては、ホテルの職員の方と走りながらゆっくり話をいろいろ聞けたのが良かったです。 トレーナーの方からはペース配分やランニングフォームなどをランニング中に指導していただいたり(まるでマラソン家庭教師!)、また喉が渇いたり、汗が気になれば、伴走の自転車スタッフの方からホテルの冷えたミネラルウォーターやタオルを走りながらその場でいただける(これはかなり贅沢! ホテルクオリティです)。途中で二回ほど休憩があり、お腹がすいたらラカタンバナナを休憩中にいただけます(美味)。 一日のランニングの終わりには、疲れや筋肉痛を翌日に残さないためのストレッチをまた全員でします(一人だったら絶対にしませんが)。 今回、宿泊は最近改装された本館ザ・メインのクォリティ・ダブルでした。午後一時くらいにお部屋に戻り、ロクシタンアメニティーでシャワーを軽く浴びて、夏前ではGW限定オープンの屋外ガーデンプール(ニューオータニクラブ会員は無料)に直行します。寒さが気になるところでしたが、天候も良く、またプールの水は温度調整されていたので快適でした。軽く水浴びをして、プールと同時期オープンのトレーダーヴィックス・アウトリガーのハンバーガーやグリーンカレーをプールサイドでいただきました。 楽しくプールを楽しんだ後は、四時くらいにお部屋に戻り、ゆっくり本を読んだり、ニューオータニ美術館でボタニカルアートの展示会を拝観したり(宿泊者無料)、ニューオータニのエコへの取り組みが見学できるエコツアーに参加したり(宿泊者のみ参加可能)、プランには一日五千円の食事クーポンが含まれているので館内の名店レストランで食事が楽しめます。 今回は行列で有名な「ラ・ベットラ」の落合シェフが「ベルビュー」でフェアを開催していました。残念ながら予約で満席で利用できませんでしたが、この手のフェアではとっても珍しい朝食もやっていて、翌朝はモッツァレラチーズのフレンチトースト・アンチョビソースやモーニングパスタなどのイタリアン朝食を眺望と共に楽しめました。 最終日には、立ち入り禁止区域の庭園内芝生の上でサプライズ完走セレモニーがあり、完走証明書とオリジナルTシャツをいただきました。フジテレビの取材のカメラが伴走したり、インタビューされたり、ホテル写真館の方がフラッシュを向けてきたり、ちょっとした有名人ランナー気分も味わえました。午前はランニング、午後はホテルライフを楽しみ、三日後には42・195キロ完走できました。 ○次に泊まる方へ このプランには毎日のランニングシャツなどのランドリーや最終日午後六時までの超レイトチェックアウトも含まれており、いたれりつくせりです。 当然、ランニングそのものは自分でやらなくてはいけませんが、その分の達成感はあり、対価に見合った経験ができました。いやそれ以上でした。正規プランなのでマイルやホテルポイントも加算されました。 *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.80 掲載記事より抜粋。 「シャングリラ東京」 CS満足度 ハート4つ。子供がはしゃぎ回れる、ゆったりとした部屋とバスルームが我が家のお気に入り。東京駅からすぐという足回りの良さは、ビジネスでも観光でも使えますよね。 大西美芳 ●夫と息子との東京都内三人暮らし。主婦兼フルタイムのワーキングマザーです。子供が生まれてからは、以前のように何もしないホテル滞在はなかなか出来ないものの、その時の目的に合わせた子供にも優しいホテル選びを心がけています。息子がホテルの話をする時には宿泊した部屋番号で会話をします。たとえばシャングリラ東京の話の時には、「35△□に、また行きたいよ」と 言う具合です。 宿泊日 2010年3月12日〜13日 宿泊代 主人の勤務先からのご褒美だったので不明。別途、スパに44,000円、バーに2,640円、朝食時、子供にフレンチトーストを追加し1,210円、合計47,850円使いました。 予約法 主人の会社より予約。 ある日突然、主人から「シャングリラ東京に泊まりたい?」と訊かれたので、何かと思ったら会社からご褒美に宿泊券が出る事になったらしい! もちろん断る理由は一つもないので、二つ返事で即OK。 「一人で泊まってきていいよ」と言ってくれたのですが、主人へのご褒美なので、そこは我慢。生後2ヶ月から一緒にホテルに泊まり歩いているチビ助(当時4才)含め、家族3人で行くことにしました。 土日は、混み合うかと思ったため金曜日の夜に宿泊を決定。予約確定の連絡が来る前に、即「気SPA」へ問い合わせ、予約完了。ゆっくりするにはやっぱりスパが一番です! チェックイン時に、お得な料金でお部屋のアップグレードを提案してくださいましたが、何だか「ご褒美」にケチをつけるようなので遠慮し、予約通りの部屋(スタンダードだと思います)に案内していただきました。 思いがけない部屋の広さに感激していると、うちのチビ助はお部屋に案内してくださったボーイさんに、生意気ぶりを発揮して、「いいホテルだね!」と言い放ったのでした。 親は赤面、穴があったら子供を放りこみたい心境でした。しかし、そこはスタッフ教育がしっかりしているシャングリラ。チビの息子に対してもしっかりと敬語で、「ありがとうございます。お気に召していただけましたか? 窓からの眺めもよろしいですよ」とニッコリと相手をしてくださいました。予想外の事態に焦っていたので、助かりました! 確かに35階の眺めの良いお部屋です。チビ助は、気に入ったようすでソファのある窓辺にずっと張りついて外を眺めていました。ふっと一息付いたところで夕食前に私はスパへ。主人と子供はヘルスクラブのプールでそれぞれ過ごすことにしました。 「気SPA」では、日本オリジナルのメニューということで「陽CHIエナジャイザー」を受けましたが、東京の喧騒から完全にエスケープ出来る空間での施術は日頃の疲れが吹き飛んでしまうほど快適でした。セラピストの方曰く、コンセプトやインテリアは上海と同じなのだとか。以前にセブ島のシャングリラ・マクタンで「気SPA」の施術を受けましたが、あちらは自然で開放的な雰囲気だったので、同じ粧材を使った施術でも随分違うモノだと感じました(施術の内容はどちらも甲乙つけ難いですけれど)。 あっという間に2時間が過ぎ、夕食の時間に。ダイニングは、12才未満の子供はご法度のメインダイニングとなだ万。和食の気分ではなかったし、ルームサービスの利用は何だか淋しかったので、地の利を活かして外へ。 しかし、夜の東京の街明かりがキレイなロビーラウンジを通りかかった時、珍しく主人が「飲んで行きたいな」と一言。 今度は私がチビ助の相手をして、主人は一人、バーで飲むことに。部屋へ帰ってきた主人は、上機嫌で「また来ても良いなぁ」等と言っていました。 その間、私は広いバスルームで子供とバスタイムです。うちのチビ助のホテルへの一番のこだわりは、部屋の広さよりもバスルームの広さなんです。加えてガラス張りだともう大満足! ここもガラス張り(ブラインドの使用は子供に許してもらえず…)で、もちろん大満足なバスタイムでした。 息子関連の記念日には、また行くことにしようと密かに決めております。 ○次に泊まる方へ 「気SPA」は人気なので、予約は早めがお勧めですがチェックアウト当日でも施術時間に合わせてチェックアウト時刻を延長してくれるなどの配慮をしてくれます。主人はおかげでフットセラピーの施術を受けられました。 子供には部屋に塗り絵と色鉛筆を用意してくれるなど子連れにはありがたいサービスもあります。 *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.83 掲載記事より抜粋。 ホテルクルーズ@東京 田中澄代 ●アマンジャンキーの夫(田中潤)と共にこれまで23軒のアマンに泊まったが、ホテルの評価は夫とは異なることも多々あり。上京時は夫と別行動でひとり泊まりもするのも楽しみ。 「ホテルモントレ銀座」 CS満足度 ハート4つ。特筆すべき良さはまったく思い当らないがとにかく立地勝ち。リピート確実。 宿泊日 2010年8月11日〜12日 宿泊代 8,000円(税サ込・室料のみ)。 予約法 ホテルのホームページより予約。 ホテルモントレ銀座のシングルルームにひとり泊まりした。旦那が「お前の定宿なんでしょ? ねえ、定宿なんでしょ?」としつこく言うので、ハイハイわかりました、私の定宿です。 大いに満足。第一、場所がイイ。木の床も好き。必要最低限の物がちゃんと揃っている。それに安い。銀座で眠って銀座で起きる感じが好き。三井ガーデンホテル銀座も好きだけどあそこだとちょっと離れてしまう。 残念な点は特に思い当らないが、強いて言えば景色がまったくない事。それとここのレストランは何故だか入る気がしない。 旦那が「あそこのロビーはこじんまりしているから好き」と言うが私は別に…。広くても構わない。 特筆すべき良さはまったく思い当らないがとにかく立地勝ち。今回のひとり泊まり三軒の中でリピート確実なのはここだけ。 *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.82 掲載記事より抜粋。 「シャングリラホテル東京」 CS満足度 ハート3つ。旦那は「適正に判断して、今の時代に室料五万円は覚悟してもいいホテル」。 宿泊日 2010年8月12日〜13日 宿泊代 43,135円(税サ込・朝食付)。 予約法 一休「20アドバンス朝食 プレゼントプラン」 旦那とお昼過ぎにシャングリラ東京で合流。デラックスキングルーム9597号室に泊まる。 窓側いっぱいのソファーもゆったり出来て良かった。眺めは東京駅&電車&線路ビュー。窓が足元からの全面広々タイプだったから、何が見えるかは別にして眺望としては良かった。お部屋のコーヒー&紅茶&緑茶等にコンプリメンタリーは一切なし。ラウンジのコーヒーに添えられていたチョコレートがすごく美味しかった。 旦那によると「適正に判断して、今の時代に室料五万円は覚悟してもいいホテル、素直にそう思う。結構ゴージャスなハード、かなりレベルの高い美味しい朝食、丁重で感じの良いスタッフ。そこそこの料金でそれなりに随分といい思いをさせてもらったんだな、と実感できる」。 *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.82 掲載記事より抜粋。 「ロッテシティホテル錦糸町」 CS満足度 大盤振舞いでハート3つ。けれどリピートはない。 宿泊日 2010年8月13日〜14日 宿泊代 7,500円(税サ込)。 予約法 ホテルのホームページより予約。 ロッテシティホテル錦糸町のシングルルーム1811号室にひとり泊まり。 朝食はチョコレート系が多くて甘ったるいと聞いていたのでホテル内ではパスした。サラダにロッテのお菓子「コアラのマーチ」がトッピングされているらしい。それを聞いた旦那が「食べてみたい!写真撮りたい」だって。 新しいからきれい。高層階だから眺めも良い、東京タワーが見える。部屋に「コアラのマーチ」のクッションがあるのは噂どおり。本当にあるんだ…。 シングルルームだからなのかバスタブがない。いろいろとけっこう削ってある。必要な物はあるけど余分な物は一切ない。トイレと部屋を仕切るドアがない。でも一人なのでこれがかえって開放感が感じられた。 ロビーと言うよりも受付と言う感じのレセプション。アジア系外国人多数で混雑していた。 ゲストは無料で利用出来るラウンジがある。ネット利用、ソフトドリンク…。けれどしょぼい。ビジネスホテルによくある自動チェックアウト機があった。ホテルと同じビルの中に、ヨン様プロデュースの韓国料理店「ゴシレ」がある。 スマートなビジネスホテル。新しく今風な内装。大盤振舞いでハート3つ。けれどリピートはない。 *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.82 掲載記事より抜粋。 「庭のホテル東京」 CS満足度 ハート3つ。朝食の分だけ気分が良かったから。リピートはない 宿泊日 2010年8月15日〜16日 宿泊代 10,000円(税サ込)。 予約法 一休「天使のリセット・日祝朝食付プラン」。 庭のホテル東京のシングルルームの1016号室にひとり泊まり。 JR水道橋駅を東京ドームとは反対側に歩いて約五分。これからホテルに向かうとは思えない環境の行程。 今回のひとり泊りの中では、ここが一番ホテルっぽい、欧米人が多いからか。エントランスはシンプルだけど落着く空間。 ビュッフェ朝食、ご飯とお味噌汁があるとやっぱり美味しく感じる。お腹と気持ちが落着く。部屋の割にはバスルームが広くて快適。 ビジネスセンターのPC二台が使い放題なのが良い。 部屋のビューは全然ダメ、大学のグラウンドが見えていて障子(!)を開けていられない。 ゲストは無料で利用出来るラウンジは、マッサージチェア二台、ソフトドリンクのサービス。隣にはマシン二台だけのフィットネスルームがある。どちらも無料なのは良いが、あまりにも「勝手にどうぞ」と言う放置感がこちらを白けさせる。 朝食の分だけ気分が良かったからハート3つ。リピートはない。旦那が泊ったら三軒の中では一番はしゃぎそうだけれど。 *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.82 掲載記事より抜粋。 「リッツカールトン東京」 CS満足度 ハート3つ。旦那は「ハードの質の高さ・素晴らしさを、ソフト(スタッフ)の質の低さ・大雑把さが台無しにしてしまっている。このギャップは結構大きい」。 宿泊日 2010年8月16日〜17日 宿泊代 50,065円(税サ込)。 予約法 一休10周年記念・クラブフロア特別料金「サマーバケーション」 リッツカールトン東京で再び旦那と合流。旦那が怒っている。 「このプランの部屋だと東京タワービューってないんですよね?」と男性スタッフに尋ねたところ、「その様な部屋は存在しません」と端末をたたきながら顔も上げずに吐き捨てるように答えられたそうだ。 その後、スタバに行くと「マグカップで飲みたい」と言うリクエストを気持ち良くOKした上、コーヒーをマグカップになみなみ注いでくれてから「お席までお持ちしましょうか? どうぞお気をつけ下さい」と言われたことを例にあげ、「何万円も払って嫌な思いをさせてくれる高級ホテル、リッツカールトン東京。一杯二百九十円のコーヒーでこれほどまでに、人を気持ち良くさせてくれるスタバ&ツタヤ」と旦那。 泊まったのは、クラブデラックスキングルーム5329号室。部屋はドレッシングルームが独立しているから、クローゼットだけでひと部屋あるペニンシュラの方が良い。バスルームは、シャングリラ東京はシングルシンクで驚いたが、こちらはダブルシンク。 いろいろあるクラブフロア特典より「プレス五品まで無料」を利用。「荷物の梱包開梱お手伝い」には、今度はアマンで荷物を梱包開梱してもらおうかと思う。 旦那が、クラブラウンジの一部スタッフの方の中に「いくらお盆期間とは言え『私は今物凄く忙しいのです。おわかり頂けませんか?』といった雰囲気を全身にみなぎらせてしまうのはどうかと思う」と言っている。こんなこともあった。 旦那「アイスコーヒーをください。ミルクもガムシロップも要りません」 男性スタッフ「承知しました。田中様は普段からコーヒーはブラックなのですね?」 旦那「ええ、いつもブラックです。アイスもホットも」 男性スタッフ「そうですか。わかりました。すぐお持ち致しますね」 旦那はこの会話の後、自分の好みを理解し滞在中のサービスに活かそうと言う姿勢が感じられて嬉しかったと感激していたのだが、同じスタッフにそのあと幾度となくコーヒーをお願いすると、その都度、ミルク・砂糖(ガムシロ)を運んで来る。 「あの丁寧でこちらをその気にさせてくれた一流ホテルっぽい会話は一体全体何だったのだろう?」と旦那。その後も、コーヒーとセットでミルク・砂糖(ガムシロ)が運ばれる度に旦那と大受けした。 クラブラウンジのミールサービスは六回もあるが、「オーバーナイトスナック」として深夜のエレベーターホールに籠に盛った市販の麦チョコやら煎餅が置いてあるのはどうかと思う。 旦那は、「ハードの質の高さ・素晴らしさを、ソフト(スタッフ)の質の低さ・大雑把さが台無しにしてしまっている。このギャップは結構大きい」などと言っているが、私はジムのマシンの充実度はシャングリラ東京とは比べ物にならないほどで、街中の普通のスポーツクラブに匹敵する位だったし、クラブラウンジの窓からヘリコプターが下に見えたのは最高に気分が良かった。 *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.82掲載記事より抜粋。 ホテルクルーズ@東京 京本美鈴 ●アパレルのオーナー企画MD。仕事は洋服や雑貨の企画、デザイン、直営店の店舗プラン、新店展開計画などを作るマーチャンダイザー。日々コツコツと好きではあるが難しい仕事をこなし合間にホテルへGO! 「コンラッド東京」 CS満足度 ハート5つ。 宿泊日 2010年2月26日〜27日 宿泊代 47,050円(朝食付き)。 予約法 ヒルトンのメルマガプランから予約。 お誕生日前にヒルトングループからのメールでコンラッド東京の宿泊プランが届き、お気に入りのスイートプランだったのですぐに予約を入れました。 ベイビュースイートキング(72平米)。各階に一室だけバスビューのお部屋があり、窓から直接海が見えるわけではありませんが、開放感のある作りのバスルームになっています。以前泊まってお気に入りだったので、確約はできませんが、ということでしたが、なるべくご希望に添えるよう〜というメール頂きました。 コンラッド東京は真下に浜離宮の緑が鮮やかで、東京湾とレインボーブリッジが一望できます。ロケーションの良さは都内随一ではないでしょうか〜。部屋番号により、ビル群にかかる見晴らしもありますが、バスビュースイートですと、最高の見晴らしです。 ホテルフロントの傍、28階のトゥエンティエイトは10メーター以上ある高い大きなガラス窓沿いにゆったりしたペアシートが並び、お洒落で都会的なスペースです。ここのアフタヌーンティー、ガラスのお皿でのプレゼンテーションも美しく、とても美味しいです。14:30〜17:00、暮れゆくお台場を眺めつついただく至福の時間が過ごせます。 メニューは、スコーンが、マンゴーとココナッツとプレーン、クロテットクリームとハニーレモンティージャム添え。サンドイッチが、フォカッチャとハムのクリームチーズサンドイッチ、スモークサーモンのリエットオープンサンド。デザートが、ホワイトチョコレートのムース オレンジのコンフィ添え、バナナとキャラメルの焼き菓子、軽いチーズ。セイボリーが、グリーンピースとピスタチオの冷製スープ、サンドライトマトとモッツァレラのキッシュ。なかなか美味しそうなメニューでしょう〜。これにコーヒー、紅茶がついて3,650円です。 17:00〜19:30には、トワイライト・インスピレーションというメニューでタパスという凝った小皿料理とワイン、カクテル飲み放題もあります。男性はウイスキー、女性はシャンパン飲み放題なのでお酒の好きな方にはお勧めです。ちょっとセクシーなドレスで、大人の時間を素敵なパートナーやBFとじっくり話し込んだりしたい気分になります。 レストランはゴードンアンドラムゼイ。ミシュランの三ツ星レストラン@東京。しっかりしたお味のフレンチで、何度か頂いているうちにしっかりした背景のあるフレンチだということが分かってきました。美味しいと思います。朝食もここで頂きます。 チャイナブルーも美味しいと聞きますが、香港へ行っても中華をパスする私には、お話聞くだけで頂いたことはありません。残念ですね…。 今回の宿泊では、行き違いがあり、ホテルからのご提案で、デラックスベイビュースイート(百三十平米)にアップグレードしていただきました。37階で4室しかないスイートです。素晴らしい見晴らしのバスルーム、バスタブから海が見え広々としてデザインも美しい。ゆったりとしたベッドルーム、広くてシンプルなリビングルームと完璧に美しいお部屋で、しっぽがあったら振りたいくらい素敵でした。 このお部屋はここ数年のスイートルーム体験のなかでもベストワンでした。コンテンポラリーモダンインテリアの質の高さ、海の見えるロケーション、バスビューとすべてが揃っていました。行き違いがなければ手放しで喜んだのですが、少し残念な気持ちで、楽しませていただきました。 帰ってから、総支配人さま宛にいきさつをメールしたところ、ご丁寧なお返事を何度も頂き、ホッとしてコンラッドファンでいつづけています。ちゃんと聞き届けてくださる親切心がおありで、気持ちよく対応して下さり、関係各所にきちんと伝えたとのこと。見え方だけでなく、ホテルの行き届いた人的サービスがあって、やはりベストワンだと思います。それもこれもあって、大好きなホテルです。 *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.81掲載記事より抜粋。 「ペニンシュラ東京」 CS満足度 ハート5つ。 宿泊日 2010年7月4日〜5日 宿泊代 39,000円(朝食・プール付き)。 予約法 一休より予約。 ファッション雑誌(ヴォーグだったか?)の記事に、ペニンシュラ東京のレストラン「ピーター」のカラー写真の紹介があり、ロケーション、お料理ともに美しく、これはぜひ一回行こう! と決めました。 うまい具合に出張が入ったので、ランチの予約と宿泊予約を一休から入れました。お部屋はデラックス(54平米)。 メールで早めに着くかもしれないこと、ドライヤーの希望を入れておきました。一時間半前に着いてチェックイン希望したところ、すばやく調べてOK頂きました。お部屋には大きな期待をしていなかったのですが、これがとても素晴らしく居心地のよいお部屋でした。 ペニンシュラ香港で、びっくりするくらい行き届くとはこういうことか…と思ったのですが、同じようにお部屋の居心地はどこよりも良いのでは? たとえば、ゴミ箱が必要だと思ってさがすと、ピタリの位置にあること! 5個ありました。 バスローブが三着用意されていること、クローゼットの広さと、かの有名な靴磨き用のデリバリーボックス、拡大鏡が二つあること、ベッドサイドのコントロールパネルの使い勝手のよさ、室温コントロールの絶妙さ! エスプレッソマシンが各室に備え付けられていて、これが凄く美味しい(紅茶、日本茶もできます)。 ベッドの寝心地のよさ、ベッドルームと他の部屋の間に、一枚板の天然木スライドドアがあり、閉めると落ち着きます。 スタッフが行き届いている。ルームサービスも。 プールへバスローブで行ける。大きなジャクージがある(ほとんど泳がないで、お昼寝と読書のためにプールへ行くのでこれはうれしい)。プールが静かで、スタッフがむやみに歩き回らない。帽子と水中メガネとお水を持ってきてバスタオルのセットをするだけでスッと引いてくれる。雑誌や新聞がいろいろあってゆっくり読める〜。こんなに落ち着くプールって、他にない気がします。全体は広くはないと思いますが。 さて、ピーターのランチ。ロケーションは素晴らしく、皇居と日比谷公園を見渡せる気持ちよさ。店内もお洒落感いっぱい、結構混んでいましたが、予約のため良い席へ案内していただきました。 お料理は三品ランチで二人でペリエ他で6,200円。リーズナブルではありますが、お味は残念…。スープはアスパラガスの冷たいスープ、メインは鳥とフォアグラのムニャムニャ、デザートのケーキ。悪くないのですが、あまりに普通のお味で、しみじみガッカリ…。 夜はルームサービスで、ビーフハンバーガーを頂きました。これは美味しかったです。 朝食は、一階のザ・ロビーで、注文していただく朝食。フレンチトーストなどいくつか選べるようになっていました。私は定番のトマトジュース、コーヒー、フライドエッグにベーコン、クロワッサン。 ザ・ロビーは窓がないことと、通路が真ん中にあり、たしかに少し落ち着かない感じがしますので、ルームサービスの方がゆっくりできるかもしれません。お部屋のコーヒーがホントに濃くて美味しいので。にぎやかで活気があってビジネスマンがパワーブレックファストを摂っているのを見ているのは楽しいのですが、お客様もそんな雰囲気の方は見受けられませんでした。 空きがあれば、ロールスロイスで送ってくださるサービスもあるそうです。姫気分にしてくれるホテル。さすが、ペニンシュラですね。ペニンシュラのスタッフはお客様の御用をきくと、一歩下がった後、走ってこなしているのでは? と思わせるところがあり、ホテル好きの心を掴みます?。 *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.81掲載記事より抜粋。 「京都ブライトンホテル」 CS満足度 ハート3・5つ。楽しみにしていた「螢」での和朝食もおいしく、ベッドの寝心地もよく、家族4人でリーズナブルに楽しく滞在できました。 近藤 努 ●岐阜県岐阜市在住。「トーキョウ・ホテル・パラダイス」を図書館で初めて読んだ時、各ホテルの解説に愕然。宿泊したことがあるホテルのコメントに衝撃的な共感をおぼえ、ホテルジャンキーズクラブ(HJC)に入会。最近、出張がないのでHJC的なホテルの宿泊が激減。ホテルにおけるこだわりのひとつは「ベッドの寝心地感」。 宿泊日 2009年8月6日〜7日 宿泊代 家族4名で合計35,310円。 予約法 ホテルに電話で直接予約。 小学校六年の長男が修学旅行で京都に行ったのですが、時間が少なくて行けなかった場所へのリクエストがあり、京都旅行となりました。京都と言えば京都ブライトンホテル。「オオサカ・ホテル・パラダイス」(ホテルジャンキーズクラブ編)で【シルバー】、【ランキング朝食編で第一位】。京都に宿泊の予定が出来たら、ぜひ宿泊したいと思っておりました。京都御所にも近いこともホテル選定理由の一つです。 我が家は私、妻、小六、小二の四人家族。ホテルのホームページから「選べる朝食宿泊プラン」で大人一人あたり一万一千円のプランを見つけホテルに電話。交渉した結果、大人三人でエキストラベッドを入れ、小二は添い寝扱い。多くのホテルが嫌がるハリウッドツインのベッドの配置も、すんなり応諾してくれました。大人三人で三万三千円と、小二の朝食が優待価格で二千三百十円、合計三万五千三百十円。一人当たり八千八百二十七・五円です。 部屋は○八年にリニューアルされた451号室。エグゼクティブツインの客室の広さは四十二平米。清潔で明るく好感が持てます。遮音性も良く、バブル期の長谷工コーポレーションの施工効果か、ガッチリした建物でした。 ベッドの寝ごこちも私のランキングでは、かなり上位な方で快適でした(ちなみに第一位はパークハイアット東京です)。ホテルに聞いてみたらこのベッドは、ブライトンホテルとフランスベッドが共同開発した、「ドリームジャーニー」というものらしいです。 部屋には空気清浄機もあり快適でした。全客室にワッフルローブと浴衣のかわりにナイトシャツがセットされています。肌触りは良くて、ふんわりとくつろげるものでした。リクエストベースでもっと生地の厚いバスローブもあり、「そば枕」のオーダーと同時に、両方ともに五分程度で持ってきてくれてテキパキしてました。 浴室は浦安ブライトンと同様な洗い場付きバスルーム。椅子と風呂桶が欲しくなります。シャワーも最新のレインシャワーではありませんが、大きな円の中に三つの円がある、レイン風?シャワーにはなっていて気持ちよかったですよ。 気になったのは、客室数が百八十三室と小規模なホテルですが、客用のエレベーターが二機しかなくちょっと待ち時間が長いかなと感じられました。 また、客室のテレビは37型の液晶薄型地上デジタル対応のものだったのですが、部屋にあるリモコンでは「データ連動」操作ができません。電話でこの話をしても意味を理解できていない様子。折り返し電話がかかってきて、担当者らしき人が操作可能なリモコンを持参。やっと使用可能となりました。 楽しみにしていた「螢」での和朝食。「ごはん」か「お粥」の選択が可能で、私は「お粥」をいただきました。うわさの鮭、梅干しは大変美味しかったですね。特にこのような鮭の味はなかなか味わえないと思います。その他のいわゆる小鉢ものは平均的な味と思います。トータルとしては、かなり満足感がありました。 チェックアウトの手続きはスピーディで心地よかったです。こうして家族四人で喫茶代も含め、総額四万六千二百六十円の楽しい「京都ブライトンホテル」での時間が終わりました。 ○次に泊まる方へ 当初シャトルバスは「京都駅前」発着の方が便利と思っていましたが、バス、地下鉄で京都市内を観光するためには「烏丸御池駅」の方が利便性の向上性に繋がるかと思います。 ベッドはホームページでも販売。タオル類が非常に厚めで「リッツカールトン大阪」級。おみやげに買いました。 *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.77 掲載記事より抜粋。 「東京ベイコート倶楽部」 CS満足度 ハート4つ。室内、施設などハード面は言うことなし。しかしチェックインの感動とは裏腹に、帰り際の落胆さに辛口のハート4つ。 越谷新一 ●東京都在住。外資系イベント・ショー制作の会社で、演出照明部門を担当。仕事から逃避するホテルは、改装後のスパが気に入っているフォーシーズンズホテル椿山荘。次回宿泊時には、初めてエッグベネディクトを食する予定の五十五才。ホテルで泊まると必ず行う恒例の行事は、室内を自分流に使いやすくセットする前に行う写真撮影。着替えた後の施設の探訪。 宿泊日 2009年4月25日〜26日 宿泊代 知人紹介の特別料金で朝食付きで18,000円(サービス料別)。 予約法 知人より予約。 ここ東京ベイコート倶楽部は、○八年三月に東京・有明にオープンした会員制リゾートホテルですが、今回は知人の紹介で、一人で泊まってきました。 まず、チェックイン。ゲートの手前でクルマのウインカーを出すと、ゲートスタッフが近づいてきて、端末機で予約名を確認後、駐車場を案内されました。ここからが見事な連携プレイの始まりで、既に地下駐車場には専任スタッフが待機し、名前を呼んでのお出迎えとなります。すべてのスタッフはイヤホンを耳に無線機で連絡をり、駐車場スタッフはロビー直通エレベーターまで誘導し、エレベーターを降りた後、コンシェルジュコーナーに一名、ロビーの手前に一名のスタッフがおり、総勢四名の手を経てゲストレセプションへ辿りつきます。 部屋は十一階のダブルで、五十平米。室内に入るとさらにもう一枚の分厚いドア、キングサイズベット、ソファー、デスク、折りあげ天井や上質な調度品は、一番低いルームカテゴリーでさえこの充実ぶり。バスルームは大きな窓のビューバスで、シヤワールーム、TV・ジヤクージ付浴槽とダブルシンク、シャワートイレがそれぞれゆったりとした配置になっています。 部屋からの眺めは方角、階層で大きく異なりそうです。今回泊まった部屋はレインボーブリッジがお台場マンション群の隙間から僅かに見える程度でビューはあまり良くありませんでした。 着替えたあと、私のホテル宿泊時の恒例行事、施設の探訪へ。ここの場合、ロビーを中心に客室棟が左右対称にレイアウトされており、あちこち見ているうちに部屋へ帰るエレベーターを乗り間違え、自分の部屋番号がないことに気付くまで棟を間違っていることに全く気付かない有様でした。 探訪中、突然、別世界に入ったと思ったら、隣接する「トラスティ」というビジネスホテル。何と、渡り廊下でつながっているのには驚きました。トラスティからはカードキーがないと入れませんが、ベイコートからはスルーで通行が可能です。イタリアンレストランへ行く通路へも同様のセキュリティドアがあり、カギなしで出てしまったら締め出されるので注意が必要です。 スパは、ゲストの場合、五千二百五十円でスパ、プール、ジムをチェックアウトまで自由に利用できます。室内プールは二十五メートルで屋外プールもあります。スパは男女別で、浴槽が二つと水風呂、ドライとウエットのサウナ、シャワーブースはすべて個室スタイルでレインシャワーも完備。リラクゼーションスペースは窓に向かってイスが置いてあるゆったりとした空間です。ジムはお台場方向の見晴らしの良い窓側の細長いスペースにマシンを一列に配置してある程度でした。 レストランの利用は朝食のみで、ロビー階にあるイタリア料理のOZIO(オッツィオ)でビュッフェ。卵料理のコックもいないし、和食もなく、品数はビジネスホテル+α程度でイマイチ。 ルームサービス以外にコーヒーを飲めるところがないのが不便でした。 チェックアウト時のフロントスタッフの手際の悪さは、今後改善の余地ありと見てホテルを後にしました。入るときのあの堅牢な扉はゲートスタッフの常駐もなく無防備に開放されていたのには愕然としました。 ○次に泊まる方へ 夏季用屋外プールは、壁の一部が透明ガラスでてきており、まるで水族館の水槽のよう。泳いでいる人は外から観察され、見たり見られたりの不思議な空間で、一見の価値ありです。 男性は愛用の髭剃りを持参した方が後悔しません。スパ、室内共に備え付けのものは…。肌が弱い方は顔が血だらけになるかも。 *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.74 掲載記事より抜粋。 「パークハイアット東京」 CS満足度 ハート4つ。 有馬俊夫 ●趣味はホテルポイントとマイレージを駆使したお得な使い方の探求。都内のホテルでもしばしば「男ひとり泊まり」を楽しむ。妻子同行のファミリーの夏休みは、コンラッド東京にてゆっくり過ごす予定。 宿泊日 2009年2月10日〜11日 宿泊代 ハイアットFFNのアワードで無料。 予約法 ハイアット・ゴールドパスポートのサイトよりオンライン予約。 そもそもの始まりは、昨年十月初めに獲得したハイアットのファスターフリーナイト(FFN)のアワードでパークハイアット東京に宿泊しようと思ったことでした。休前日で宿泊可能日を検索してみると、その時点で予約が出来たのが、四ヶ月後の二月十日。次に十二月半ばに獲得した二回目のアワードはどこで使おうか…と迷った末に上海のパークハイアットで使う事に決めました。最終的に二泊追加し、ハイアット系ホテルを巡る上海から東京の駆け足ホテルクルーズとなりました。 上海からの帰途、ヒルトン成田を朝九時にチェックアウトし、空港リムジンにて最終目的地、パークハイアット東京へ。十一過ぎに到着しましたが、すぐに部屋へ案内していただきました。ここでもFFNのアワードでの宿泊で、部屋は四十七階のパークルームです。つい、上海の最新の客室と比べてしまいますが、やや古さは感じられるもののメンテナンスは行き届いているようでした。 お昼は和食が食べたかったので、初めて「梢」に行ってみました。ランチ懐石に食後「ピークラウンジ」でのケーキセットがついているものを注文。しかし、このランチは上品過ぎて量的には物足りなかったです。お気に入りは、夕食で利用した「ジランドール」です。特に昔から変わっていませんが、雰囲気がステキ。五千円ほどの手頃なコースでも一品一品ボリュームがあります。また、私がひとりだったからか、接客の方がちょっと話しかけてくれたり、料理の説明をしてくれたり、とても気が利いたサービスでした。 チェックイン時にスパの優待券をいただいたので、「クラブオンザパーク」へ行ってみました。ここはスパメニューを受けない場合は四千二百円かかるようですが、休憩スペースが三ヶ所もあって、ゆったりしています。平日なのに意外に混雑していましたので、早めに予約した方が良さそうです。メニューはアロマトリートメントで六十分の短いコースですが、しっかりやっていただき満足出来たので、また利用したいです。東京は天気も良く、上海と比べようもないくらい素晴らしい眺めでした。 最近は景気の悪化で、日本のホテルもアジア諸国の都市と比べても割高感がなくなってきました。もちろんハード、ソフトともグレードアップされつつありますし、私のようにホテル滞在だけが目的なら、身近な東京のホテルを泊まり歩くのも良いのかなと改めて思いました。 満足度はハート4つですが、眺めの素晴らしさとレストランのスタイリッシュさは相変わらず。でもそろそろ新しい何かが欲しい、と言ってはいけないでしょうか? *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.75 2009年8月発行号 掲載記事より抜粋。 「ヒルトン成田」 CS満足度 ハート4つ。 有馬俊夫 ●趣味はホテルポイントとマイレージを駆使したお得な使い方の探求。都内のホテルでもしばしば「男ひとり泊まり」を楽しむ。妻子同行のファミリーの夏休みは、コンラッド東京にてゆっくり過ごす予定。 宿泊日 2009年2月9日〜10日 宿泊代 7,000円。 予約法 直接電話で予約。 ハイアット系ホテルを巡る上海から東京の駆け足ホテルクルーズの帰途に泊まりました。 上海から帰国。今日は空港から近いヒルトン成田にチェックインです。なかなか泊まる機会がなかったのですが、その一泊七千円というお手頃価格で、以前本誌でも宮坂厚弘さんがコラムで紹介されていた、ヒルトンHオーナーズゴールド会員の特典がどのくらい生かせるのか、興味がありました。結果は期待通りのものでした。 まず、スタンダードの客室が本来は倍近いレートのデラックスプラスルームへアップグレード。なかなか快適な客室ですがバスルームはややビジネスホテル仕様。コンチネンタルブレックファスト(暖かい料理を除くブッフェ)が付きます。これにヒルトンポイントの付与、さらに私はヒルトンVISAカードで支払い、二千ポイントプラス。それとは別にJAL五百マイルも付与。レイトチェックアウトOK。プール、サウナ無料。まだあります。駐車場は二週間無料。海外に行く時にはこれだけでも利用価値大ですね。 この価格でこれ以上何を望む? という感じですが、もし望むなら、朝食ブッフェがもう少し美味しければと思いました。 *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.75 2009年8月発行号 掲載記事より抜粋。 「ザ・プリンス・パークタワー東京」 CS満足度 ハート5つ。今回はコストパフォーマンスの良さが決定的です。次回、自腹で宿泊したとしたら、きっと3つか4つになると思います。 島埜あき子 ●都内在住、三十代会社員。本誌にて「食べるホテル日記」連載中。最近、自分の周りに美味しいインド料理屋さんが増えてきています。ホテルのレストランももう少しエスニックに力が入るとうれしいです。 宿泊日 2008年12月29日〜30日 宿泊代 コーポレートレートで31,800円。 予約法 ホテルに電話で直接予約。 前々から泊まりたいと思っていたザ・プリンス・パークタワー東京ですが、一休に出ているお得なプランはほとんどが翌日十時チェックアウト。そんなところ、知り合いから「期間限定のコーポレートレートが出ているけど」とうれしい案内をもらう。ガーデンスイートD・七十二平米を予約したが、チェックインが遅れたせいか部屋がないということで、ガーデンスイートC・七十六平米にアップグレードしてもらえた。 正直、予約したときは「所詮プリンス」などひどいことを思っていたが、入り口から豪華で洗練されていて感動した。チェックインの手続き時もスタッフが「何かお手伝いすることはありますか?」と何回も聞いてくれるので、持ち込んだ夕飯を食べるためのお皿、スパークリングワインを冷やすクーラー、シャンパングラス、氷などをチェックイン時にすべてオーダーできた。これは本当に楽だった。 客室に行くにはエレベーターの入口にカードキーをかざさなくてはならない。セキュリティーは万全だ。案内された部屋は204号室。二階かあ、と少しガックリしたが部屋を見て感激。まず、玄関が広い。右側は和室が2室、トイレがある。どちらの和室も宴会ができそうにリッパなテーブルがあるのだが、片方は掘炬燵式になっている。左側は洋風で、ベッドルームと水周りがある。ベッドルームの大きな窓から東京タワーを見上げることができる。和室から庭らしきものも見える。 水周りのスペースにはトイレ、バスルーム、洗面所(シングル)、バスタブと続く。バスタブから外の景色は見えるが、残念ながら東京タワーは見えない。バスタブは本当に大きくてジャクージがついており、優雅なバスタイムが過ごせる。アメニティーは一般的なものに加え、マウスウォッシュ、ボティクリームなどスイートルームならではのものがついていた。バスローブは厚手のタオル生地のものと軽い生地のものがあった。 特に使い勝手がよかったのが、玄関近くにあるウェットバー。グラス二種類と紅茶、エスプレッソマシンが完備されている。流しもちゃんとした大きさがあるので、ちょっと手を洗うときなど重宝した。 三人で宿泊したのだが、ベッドルームに二人、和室に一人分の布団を敷くので一緒に寝られないのは残念だった。 朝食はルームサービスにした。フレンチトースト八百五十円、オムレツ千三百円、付け合せベーコン七百円、モーニングサラダ千二百五十円をオーダー。本当はエッグベネディクトを食べたかったが、ルームサービスに電話したらメニューを聞き返され、しばらくしてから「ございません」という回答。この部屋で東京タワーを見上げながらエッグベネディクトを食べてみたかった。フレンチトーストはフランスパンに卵液を浸して焦げ目がついたもので、見た目は感激しなかったが、食べたらすごく美味しくてビックリした。 今回は友達とお話することが目的だったこともあり、全く部屋から出なかったが、部屋が広くて設備が良いので苦痛にならなかった。今までプリンスを軽視していてごめんなさい。そして、これからお世話になるのでよろしくお願いしますと心の中で思い、ホテルを後にした。 ○次に泊まる方へ コンビニがホテルから遠く、ホテルの売店は微妙に悔しい値段設定。次回は飲み物を買ってからホテルに籠ろうと思った。チェックアウト後は宿泊特典のワンドリンク券を使ってロビーラウンジでお茶したが、全面ガラス張りで開放感がある。座る席がとても落ち着いている。 *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.72 掲載記事より抜粋。 「帝国ホテル」 CS満足度 ハート3つ。 田中 潤 ●本誌にてコラム「アマンのワナ」を連載中のアマンジャンキー。帰省時にはホテルに母と二人で母息子泊まりするのが楽しみ(妻は別行動でひとり泊まりを楽しんでます)。 宿泊日 2008年8月11日〜12日 宿泊代 30,000円。勤務先の特別料金。 予約法 ホテルに電話で直接予約。 夏の帰省時、帝国ホテル、東横イン溜池山王駅官邸南、山の上ホテルの三軒をクルーズ。嫁さんは途中、ペニンシュラ東京、メルキュール銀座にひとり泊まり。 今年の夏の帰省時には帝国ホテル、これはだいぶ前から決めていた。何せ、ライト建築の旧帝国ホテル前に立つ幼い私の写真を撮った、初お写真ホテルなのだ。四十年前に両親に連れられて撮ったその写真と同じ位置にもう一度立ってみる、なんて、何だかとてもロマンチックなイベントに思えて来る。 母と嫁さんの三人泊まりで、ホテルの「ハッピーサンデー&マンデー」プランが四万二千円。これで予約したが、その後、何と勤務先の社内通知文で特別料金「スーパー謝恩」プランを発見。タイトルに「顧客企業社員の皆様向け」とある。その料金は私が予約したと同じ部屋タイプで税サ込で三万円(ラックレートだと五万五千四百四十円)。即、電話でプランの切換えを依頼。勤務先にちょっとだけ感謝しながら夏休みの到来を待った。 サービスは、決してスマートではないけれど礼儀正しくてちゃんとしている、そんな印象だ。何だか勤務先の研修中に知合いになった社内の人間と話しているみたいで妙な親近感が可笑しかった。 残念だった点はこれと言って思い当たらないが、よく思い出せばやはりあることはある。チェックインを待つ間に朝食をとったパークサイドダイナー。アメリカンブレックファーストが三千二百三十四円(税サ込)。赤と白で派手な店内のデザイン・インテリアは、まあこういう所なのだろう、で納得出来なくもない、味はまあまあ。ただバターが小さなプラスチックケース入りなのには驚いた。それとテーブルにカレーフェアのPRペーパーを敷いたままでのお食事となる。これじゃあまるでファミレスだ。ここはホテル、しかも、帝国ホテル。アメリカのダイナー風だからと言われてもやはり寂しい気持になる。 それと、地下一階のトイレのペーパー、薄くて固くてザラザラしてだめだ。これはさてや、あの東横インと同じ材質。部屋もこうだったらどうしようと思ったが、全然違うフカフカ素材だったので安心した。それにしてもだ。あの地下一階はホテル直営のレストランもあるし、ロビーで「トイレは?」と聞くとスタッフは決まって「地下一階にございます」と言ってここを案内する。いわば「ホテルの顔」的トイレなのだ。即刻変えた方が良いと思うけれど。 泊まったのは、タワー館モデレートツイン2422号室。中2階に上がってから随分と奥に歩かせるんだなぁの印象が強い。そして部屋は三人泊まりだから仕方ないが、形が少し変わっている、変だ。 ドアを開けて廊下を進み、左側にバスルーム、右側にクローゼット、正面にライティングデスク、ここまでは普通。この辺りの空間が妙に空いて左奥にツインのベッドが窓に向いて並んでいる。そして窓の手前にソファーセットとテレビ。つまり最初・手前がやけにゆったりと広くて、奥に進んでベッド周りが急に狭苦しくなるのだ。寝る時はソファーセットがベッドに早変わりする。 今回つくづく思ったが、せっかくのホテルを味わいたいと思うなら、三人泊まりは止めた方が良い。ホテル本来の演出とか内装・インテリアを少しばかり乱す事になる。空調スイッチ、セイフティボックス、シングルシンク、置時計などはいわゆるこてこての旧式。最近の私はこういうのは全くOKだが、かなり残念に思うゲストもいるだろう。 要するに、千室を超える部屋数の巨大ホテルの割には細やかな配慮も平均点以上になされている。スタッフの言葉遣いについては母も嫁さんも「さすが、丁寧で良かった」とほめたたえた。 二日目の朝食はレ・セゾンと決めていたのに、お店の前で料金を見て躊躇してしまった。朝食ってプランだと気にならないけど、こうして改めて料金を見ると随分とお高い。確か税サ込でアメリカンブレックファーストが四千五百円くらいだったと思う。かたじけないが何だか馬鹿らしくなってしまって、お隣のレム日比谷のビルの無印良品直営カフェに。ゴールデンウィークの嫁さんと真逆の行動をとってしまった。料金は一人千百円でお味はまあまあだった。 *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.70掲載記事より抜粋。 「山の上ホテル」 CS満足度 ハート3つ。 田中 潤 ●本誌にてコラム「アマンのワナ」を連載中のアマンジャンキー。帰省時にはホテルに母と二人で母息子泊まりするのが楽しみ(妻は別行動でひとり泊まりを楽しんでます)。 宿泊日 2008年8月16日〜17日 宿泊代 28,000円。 予約法 ホテルに電話で直接予約。 夏の帰省時に山の上ホテル、これもだいぶ前から決めていた。このホテルの存在感、他とは全く趣きが異なる点がどう考えても気になって仕方がないのだ。 二年前の夏は本館六階の「モーツアルトの部屋」の個性にぞっこん、かなり満足した。今回もこのホテルならではの部屋がもしまだ他にもあるのなら、とHPでひと通り調べてから電話すると、何と和室タイプがあると言う。「お泊りは決まってこのお部屋、というお客様もいらっしゃいますよ」と電話の向うで上手い事言う。決めた。 泊まったのは、和室ツイン407号室。ホテルで部屋に通されて、入った瞬間、畳のにおい。靴を脱いで襖を開けると、そこには、子供時代から部屋で寝転ぶと必ず目に入ったと同じ天井、ざらざらした壁、窓に障子、掛け軸の水彩画…。どれもこのホテルならでは和室ならではの趣きだ。 化粧台の椅子の座り心地の良い事と言ったら。母が「ちょっと何なのこれは。座ってごらんよ、ほら」と感心していた。ふたつの籐椅子も寛ぎ心地最高。母が「これもじわじわ良さがわかるよ」。白いカバーも良い。 枕、ベッドとも硬さ加減が丁度良い。デスクの引出しに中敷の紙。昔の実家を思い出した。写真を観た嫁さん曰く「旅館にある洋室みたいだね」。 夕方四時、かなり早目の夕食に出かける際、お部屋の清掃をお願いした。きれいに清掃されていただけでなく、タオル、浴衣、スリッパ、お茶・紅茶など、すべて新しく取替えてもらっていた。 別館のバーから本館に戻る時、小雨がぱらついている。そのわずか数メートルを歩く私たちにすかさずスタッフが傘を差して走り寄ってくれた。 ダイニングの食事は相変わらず美味しい。素人でも作れそうで作れない何とも優しくも深みのある味わいだ。二日目の朝食はプランに付いてくるダイニングレストラン、ラ・ヴィの洋食セット。オムレツとトーストが美味しいアメリカンブレックファーストだ。それにしても朝のラ・ヴィはいい。良い意味で爽やかな朝感が全くないから。まったりと時間が止まっている。 ランチはワイン&レストラン・アビアントーで。濃厚さと軽やかさが絶妙なハヤシライスが二千八百八十七円。オムレツとケチャップで炒めたライスが分けてあるオムライスが二千三百十円。どちらも何て事はないが、もう一度食べてみたくなった。雰囲気もいい。 和室もそれなりに良かったがまた泊まりたいとは思わない。最後にショウルームさせて頂いたシングル利用の洋室がとてもすっきりスマートに見えた。それにつけても二年前のモーツアルトの部屋が懐かしくてたまらない。あそここそヒルトップの本当のトップ。 *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.70掲載記事より抜粋。 「セルリアンタワー東急ホテル」 CS満足度 ハート3つ。部屋からの眺め、ラウンジの雰囲気と内容、良い所もあるだけにとても惜しい残念なホテルだ。ずばり好きになれたか否かの答えは間違いなく「ノー」なので今後のリピートもないであろう。つくづくホテルって難しい。 田中 潤 ●本誌にてコラム「アマンのワナ」を連載中のアマンジャンキー。帰省時にはホテルに母と二人で母息子泊まりするのが楽しみ(妻は別行動でひとり泊まりを楽しんでます)。 宿泊日 2008年5月8日〜9日 宿泊代 52,375円。 予約法 ホテルに電話で直接予約。 母と二人泊まり。 出来立てのホテルは別として、東京でまだ泊まってない大所って、ホテル西洋銀座とセルリアンかなあ。そんな気分で候補をふたつに絞り、ラウンジと眺めが楽しめそうなセルリアンタワー東急ホテルに決定。まず電話にて東京タワービューをリクエストできる部屋を予約後、ネットでそれよりも安いタワーズフロアを見つけたので画期的なネット予約成功! と思ったのも束の間、「このプランですと、東京タワービューは方向的にご希望に添えません」とのメール回答。結局は電話にてネット予約を取消し、当初の電話予約のプランで確定した。 眺めに関しては、予約段階で色々と試みて苦労した甲斐があったな、部屋に案内されカーテンを開けた瞬間、そう思った。視界の左端から、新宿高層ビル群〜渋谷の街並み〜六本木ヒルズ〜東京タワー〜お台場、と都心で見たいものが全部ある。 ていねいな対応にも満足した。CDプレーヤーの貸出しを当日に申入れたにもかかわらず、素早く部屋に運ばれた。また、マイナーな某雑誌の置いてある本屋さんを調べる様お願いしたら、お店だけでなく在庫状況まで教えて頂いた。ラウンジで渋谷の美味しい焼き鳥屋さんについて聞くと、リストを使ってていねいに説明していただいた。 ラウンジのミールサービスは、質量共に大変満足出来た。ほどよく適度に抑えた内容になっているから、私の様な欲張りでも食べ放題・飲み放題の醜態をさらさなくて済む。終日のドリンクサービスは、ソフトドリンクだけでアルコールは一切なし。ご自慢のクッキーが美味しい。カクテルタイムには、ソフトドリンク+シャンパン、スクリュードライバー、ワイン、ビール等々多彩。スナックはチーズ各種、ミックスナッツ、クラッカー、サラミ、チョコ、この程度。それがいい。 私達はラウンジに六時に入ったが、とても静か。皆さん一回お替りをしてから席を立つ、そんなパターンだ。そんな最中、男性欧米人ゲストがデスクワークをスタート。明りが足りないと察したスタッフがわざわざ大きく重たげなスタンドライトを運んでまで対応していた。 ラウンジの朝食は、ビュッフェタイプのアメリカンブレックファースト。ドリンクはサーブしてくれる。下手に和食等をてんこ盛りに用意せず、あくまでも「このラウンジでも朝食を取る事ができる」程度なのが良い。静かで上質な限られた空間に、ほどよく抑えた内容のお料理、コーヒーとトーストの香ばしさ、高層階からの眺め、優しいクラシック音楽の調べ、昨夜お見かけしたと同じゲストの皆さん、感じの良いスタッフ…。ああ、やっぱりラウンジっていいな。母のために料理を何度も運びながら私はとても幸せだった。 一方、残念な点もいろいろあった。 部屋の用意はできたがトイレットペーパーのホルダー部分が少し外れ易くなっていて修理に一時間はかかると言う。とりあえず部屋に入りたいので、外出時に直して置く旨をお願いした。その後、何度か部屋をあける機会があったが直しに来ない。翌日の朝食時に改めてお願いして、ようやく直っていた。最後になってその件をかなり言い訳がましくお詫びにいらしたが、うーん、もう結構です。 ○次に泊まる方へ 「硬めのベッド」とリクエストしておいたら、実際これは硬めなんて代物ではない。シーツのすぐ下が何とバキバキの板だ。何かの手違いと思ってスタッフを呼ぶと、少しだけ怪訝そうに「硬めと言うリクエストでしたのでこのようにさせて頂いたのですけれど」と困っている。手違いではなかったのだ。リクエストの際には要注意。 *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.69 掲載記事より抜粋。 「ホテル西洋銀座」 CS満足度 ハート3つ。 田中澄代 ●本誌にて「アマンのワナ」を連載中の夫と共に、これまで(掲載時)十九軒のアマンリゾーツのホテルに泊まったが、ホテルに関する評価は夫とは異なることも多い。夫には「アマンダリよりも山深い」と言われる三重県出身なので、高層ビルがたくさん見えるシティビューのホテルが好き。 宿泊日 2008年5月6日〜7日 宿泊代 36,000円。 予約法 ホテルのホームページより予約。 GWの上京時、義母と母息子泊まりする夫とは別行動で、ひとり泊まりを楽しんできました。 ホテル西洋銀座のHPからのプラン予約時、「銀座の街を堪能出来る部屋を」となんともアバウトなリクエストをしたところ、通されたのは、スーペリアクイーンダブル1011号室。入口入って右がベッドルーム、左がバスルームと完全に独立しているタイプの部屋。場所柄ビューは望めずブラインドを下ろしっ放しではあるものの、入口から見て前面はほぼ窓。昼間は銀座のゴミゴミした建物に遮られわからなかったが、夜になり、東京タワーの先っぽビューであることが判明。ベッドに寝転びながらちょうど良い角度で見えた、先っぽが。 ■インテリアの古さにガッカリ 期待しすぎていたのかもしれないが、部屋に入った瞬間、ガッカリした。全体の雰囲気がなんとも味気なく、素っ気なく感じられ、部屋の隅々まで小姑ばりにチェックすると、そこかしこに傷やほころびが見られる。そして、こんなこと言ってはならぬのだが、前泊のレム日比谷がスマートに思えた。 まずテレビ。レム日比谷のVIERAに対し、TOSHIBAのふっる〜い小さい奥行きたっぷりの扉の中にあるタイプ。しかもテレビの角度が変えられないので、ライティングデスクに座ると、体をくねらせないとまともに見る事が出来ない。そしてこのライティングデスクがなんともしょぼい。エアコンは、四角いボックスの下のダイヤル部分で温度調整をする昔ながらの代物。CDコンポのようなものがテレビの下にあるのだが、いまどきMDも聞けない。ソファーにオットマンがない。 ミニバーにはポット・お茶セットなどはなく、リクエストをしたら持って来るらしい。困ったのがコンセント。あちこちにコンセントはあるのだが、下すぎたり、デスクから遠かったりで、なんとも使い勝手が悪い。たとえ数が少なくてもデスク周りにあった方が全然いい。 バスルームのアメニティは、必要なものはあるといった程度だが、タオル類は豊富にあり、贅沢に手を体を拭くことが出来る。一泊では使い切れないだろうと思い、「う〜ん、もったいない…」と思いつつも、一度拭くたびにポイ。 このバスルーム、とにかくスペース充分で、前泊のレム日比谷の部屋と同じくらいのスペースがある。シンクこそ一つだが、他にドレッサーもあり、どっちで何をすればいいのやらシンクとドレッサーを行ったり来たり右往左往することになった。 シングルユースにもかかわらず、すべて二人分あるので、バスローブや部屋備付の上下白のルームウエアなど、必要ないのだがせっかくだから着たり脱いだりを繰り返してみた。 ■期待のバトラーサービス そして、ホテル西洋銀座といえばバトラーサービス(という話)。バトラーとコンシェルジュの違いや使い分けがよくわからないので、部屋のゲストブックでお勉強し、ここに泊まったからには遠慮なく利用させてもらおうということで、五回ほど電話したり部屋に来てもらったりした。その都度、ていねいな対応が心地良く、「他にお手伝い出来ることはありませんか?」と、最後に気持ちの良いひと言があった。 アトーレでのランチを終え席を立つと、エレベーターが閉まるまで頭を下げてお見送りしていただいた。 チェックイン時、希望の朝刊を聞かれたので、「予約時、朝日新聞ってお願いしてあるんですけど!」。実はこの日、休刊日であることを知っていたのだが、ホテル側はどう対応するだろうと意地悪っ気を出し、様子を見ていたところ、銀ブラから帰ると「休刊日云々かんぬん…」とヘッドバトラーからの案内が届いていた。そこで、私は、スポーツ報知をリクエスト。バトラーは一瞬息を飲んだものの翌朝には無事届いていた。 ソフト面で唯一残念だったのが、アイロンとアイロン台を持って来てもらうようお願いしたら、「お食事の間にお部屋にお持ちします」のはずが、五時間経っても部屋に入ってなかった。 ■哀しいフィットネスルーム フィットネスルームに至ってはあきれかえる貧相さ。案内をしてもらったのだが、普通の客室フロアーの普通の一室にマシーンが二、三台置いてあり、もちろんインストラクター等がいる訳もなく、完全に忘れ去られた存在と言った感じで哀しくなった。大きなバランスボールが狭い部屋に鎮座ましましと存在感タップリで、この空間でひとりバランスボールに勤しむ自分を想像し、さらに哀しみを誘った。申し訳程度にあるなら、ない方がましだと思った。 ■感動のエッグベネディクト 朝食はレペトワにていただいた。平日の朝ということもあり、ゲストは三組のみ。フロアのスタッフも一人だけでとても狭いレストランだが、こじんまりしていると言える。 朝食はビュッフェではなく、メニューから選ぶスタイルで、パンケーキとエッグベネディクトをオーダー。パンケーキは見た目こそ普通過ぎる感があり、目の前に置かれた時は、「これっ?」とのぞきこんだが、シロップとクリームをたっぷりかけると幸せな気分に…。 そしてすごいのが、エッグベネディクト。マフィンではなく少片のトーストした食パンの上に、半熟タマゴ、そのまた上に、マヨネーズ風味の甘酸っぱいトロ〜リとしたソースがかかり、トロ〜リとした半熟タマゴにプチッと切れ目を入れると、トロ〜と半熟タマゴが出てきて、あ〜もうホントに美味しかった。スタッフの方に「とっても美味しかったですっ」と言うと、「朝から少し重いソースなんですが大丈夫でしたか?」。ペロリと平らげ、しかも美味しいと言った私はどう返したらいいのだろう…。 しかしこのスタッフの方、とても行き届いた方で、私が紅茶を飲み干しそうなのを物陰に隠れてスタンバイ。ソーサーにカップを置いた途端、ポットを持って飛んできた。ジュースはもちろんオレンジとグレープフルーツのミックス。やはりほどよい甘酸っぱさが起きがけの喉にスーッと入り一気飲み。おかわりをして再び一気飲み。 ■ソフト面は良いのにハードがX! 宿泊中、夫から電話があり、感想を聞かれ、「ダメっ!」。 普通ホテルから一歩も出ない私が、部屋でのんびりしようという気になれず、チェックイン早々に銀座に飛び出した。「都会の喧騒を忘れさせてくれる静寂な空間」らしいが、都会の喧騒にまみれたいと思ってしまった。何故だろう? パンフレットやHPではあんなに素敵で、やっと願いが叶うのね、とワクワクしていたのに…。 その答えは意外に簡単で、この値段でこの内装・インテリアの古さが要因に思う。ソフト面は申し分ないのに、哀しいかなハード面はもはや魅力あるホテルではないように感じられた。歴史を感じさせない、スマートさを感じさせない古さはつまらない気分になる。 ■JALマイル問題 そして、私たち田中夫妻にとっては重大問題である、JALマイル問題。正規料金で宿泊しないとホテルマイル積算対象外であるという事が、チェックアウト時に判明した。最後の最後で、後頭部を一発ポカンとやられた気持ちだった。 *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.68 掲載記事より抜粋。 「リッツカールトン東京」 CS満足度 ハート4つ。クラブラウンジの朝食時のバタつき、雑誌の少なさ、スパエリアが有料ということで、ハートマークがマイナス1つです。 島埜あき子 ●本誌にてコラム「『食べる』ホテル日記」を連載中。先日初めて岩盤浴を体験しました。予想以上の気持ち良さにヤミツキになりそうです。そのうち旅館やホテルでも、岩盤浴併設がウリになったりするんじゃないかと楽しみです。 宿泊日 2008年3月21日〜22日 宿泊代 「一休限定アップグレードプラン、デラックス料金でクラブフロアへ」六万千二百十五円(税サ込の一室料金) オープンから約一年。あまりに高額すぎる値段に泊まるチャンスを今か今かと狙っていた。 リッツカールトン東京に泊まるなら、やはりクラブフロアに。やっと納得できる値段が一休に出た。その名も「一休限定アップグレードプラン、デラックス料金でクラブフロアへ」六万千二百十五円(税サ込の一室料金)。毎年、一月から三月はこういうプランが出るので油断できない。 今回一緒に宿泊する同行者とはクラブラウンジで待ち合わせ。クラブフロアはエレベーターにキーを差し込まないと泊まらないシステム。ロビー階でいったん降り、スタッフに連れて行ってもらう。同行者はすでにお茶を飲みながらチェックインの手続き中。 二人で五十三階からの眺めを楽しみながら優雅にお茶。こちらのラウンジの食器はウェッジウッドのフロレンティーンターコイズ。ブッフェの取り皿にもバンバン使用されているのには本当にビックリした。 ちょうどアフタヌーンティータイムだったのでお菓子をいただく。スコーンはプレーン、レーズン、桜の三種類。クローテッドクリーム、ジャムは桜だ。他にもプチフールサイズのチョコケーキ、抹茶のシュークリーム、ベリーのババロア、桜マカロンなど。三時をまわる頃にはすでに満腹になり、お部屋に移動。 今回宿泊した部屋はクラブデラックス5215号室。さすがに五十二平米もあると玄関と水まわりが広い。 玄関入って左側にバスルームがあり、扉が観音開きで豪華だけど少し不便。引き戸の方がいいなあ。ダブルシンクの間にはシャワーブースがあるが、私が今まで経験した中で一番広い。中に鏡もあり、上にはレインシャワー。シャワーブースの並びにはトイレ。バスルームに人がいるときにトイレは使用しにくいぐらい独立性はない。バスタブは身長百八十センチの人でも余裕で入れる大きさ。置いてあるテレビは水まわり用とは思えないほど大きい。 部屋の窓際にソファとデスク。デスクは大きくて夕飯を食べるのに重宝した。クローゼットは二つ。引き出しもスペース充分。冷蔵庫には飲み物がぎっしりと入っている。このあたりでも、庶民のホテルではないんだなって感じる。最近、庶民のホテルの冷蔵庫は空だからだ。部屋置きのグラス、茶器も美しい。バスタオル、スリッパはふわふわ。金色のガウンとパジャマは残念ながら少しくたびれた感じ。ガウンの糸のほつれが気になる。 部屋の写真撮影が一段落してフィットネススタジオへ。広いスペースではないが、有酸素運動を中心にマシンが充実している。スタジオに入るとスタッフがタオルと水を手渡してくれ、有酸素運動をするとテレビやラジオが聞けるイヤホンを持ってきてくれる。レンタルはシューズもウエアも靴下も皆一律に五百二十五円だ。翌朝、利用したプールは二十メートルでしっかり泳げる。水が青いのが美しい。 夜になって再びクラブラウンジへ。私はシャンパンのポメリーを何杯かいただいてご機嫌。フードメニューでは生ハムとちらし寿司がおいしかった。 あっという間の二十一時間の滞在。短かったけどたくさん眠れて、たくさん運動して、たくさん美味しいものを食べられて、充実した滞在だった。 スタッフは誰もが至れり尽くせりで、本当に満足できた。 ○次に泊まる方へ クラブラウンジの朝食は洋食が中心。パンが四種類、フレッシュジュースのオレンジとグレープフルーツがとてもおいしい。コーヒーは濃い目で、ポットサービス。卵料理はスクランブルエッグ、ソーセージは三種類、ハムも三種類。サラダは素材にドレッシングをかけるタイプ。和食にはご飯、味噌汁、おかゆ、納豆などがあった。デザートのフルーツポンチにはパイナップル、マンゴーなどがゴロゴロ入っていた。 *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.67掲載記事より抜粋。 「リーガロイヤルホテル」 CS満足度 ハートはもちろん5つです。このホテルは働いている人が本当にホテルが好きなんだなと感じます。こちらが求めていることを伝えると、必ず応えてくれる大人のホテルです。 杉本健蔵 ●兵庫県在住。HJC歴は十年。美味しいものを食べるのが大好きで、毎年、冬になるとトリュフとズワイ蟹を食べるのが楽しみです。今年の蟹は、親子三人で円山川温泉の銀花に行き、津居山港に揚がった活地蟹を一人二杯ずつ使う、一人四万七千円の蟹尽くし料理を食べてきました。部屋や温泉はいまいちでしたが、料理には満足しました。 宿泊日 2008年2月1日〜2日 宿泊代 ラックレート 37,000円のところ、50%オフ券を使い、さらにたまっているポイントのうち100ポイントを支払いにあて、しめて 18,367円でした。 リーガロイヤルホテルのメインダイニングの「シャンボール」でトリュフづくしの特別メニュー(四万円也)がありましたので、早速予約を入れました。私が食べたいのはトリュフを丸ごと一個使ったパイ包み焼きなので、メインディッシュを変えてもらうようシェフに交渉、ゴルフボール大の良いトリュフを確保できるとのことで、六万円でコースを仕立てていただくことに。この冬一番のご馳走ですので、その日はプレジデンシャル・タワーに宿泊することにしました。 当日、十一時半頃ホテルに到着。このホテルは駐車場のパイが大きいので楽々です。一階のベルキャプテンに宿泊予約を告げ、荷物を預けて地下一階の「吉兆」(神戸吉兆の本店)に向かいます。予約せずに行ったのですが、冬の名残と春の走りものを上手に楽しませてくれるのはさすがに吉兆ならでは。 昼食後、一時半頃、二十三階のタワーのフロントに行くと「もうお部屋の用意はできております、お荷物もお部屋に届けてあります」とのこと。部屋は、ひとり泊まりなので一番安いダブルルームで2425号室。はっきりいって狭く、リニューアルしてから時もたっているので調度品類にもくたびれ感がありますが、私は、使い込まれているけれど前に使った人の気配は感じさせず、きっちりした掃除やセッティングをしてある、という方が好ましく感じます。水周りも狭く、シャワーカーテンなのが少しわびしいですけれど、一応合格です。 ウェルカムドリンクは何にしましょうかと聞かれましたが、部屋には鶴屋八幡の美味しい和菓子が置かれているので断り、自分でお茶を淹れて楽しみました。このお茶がティーバッグでなければベターなのですが。ラフな服に着替えてラウンジに行くと、ちょうどアフタヌーンティータイム。スコーンやひと口サンドイッチ、パイなどをいただき、小一時間ほどすごしました。 その後、プールへ。プレジデンシャル・タワー宿泊の場合、プール、サウナ等は完全に無料です。 いよいよディナータイム。席に着くと、マスターソムリエの岡さんがすぐに挨拶に来てくださり、ピンクのスパークリングワインのサービス。こちらの場合、ひとりで食べに来ると、淋しくないよう、かつ食事の邪魔にならないよう、入れ替わりに誰かが来てくれますが、このようなサービスは、このホテルならではのものだと思います。 肝腎のトリュフ一個丸ごとパイ包み焼きは格別で、フランス人がなぜあれほどまでに特別扱いするのかがわかるような気がします。アルコールはほとんど飲めないので、あとはミネラルウォーターを取り、二十%割引券を使って五万六千八十六円也。 こちらでいつも楽しみなのが、ラウンジの朝食。ここではなんといっても和朝食です。おひつのご飯を茶碗によそい、たっぷりとイクラをのせ、その横に明太子と梅干をのせ、丼の完成。卵料理を作ってくれるシェフが常駐していますので、オムレツを頼みますが、やはりプロの味はおいしいです。クロワッサンやブリオッシュがとてもおいしそうなので、ちょっとはしたないけれどデザートがわりにいただき、あとはフルーツとヨーグルト。 宿泊費の支払いはラックレート三万七千円のところ、五十%オフ券を使い、さらにたまっているポイントのうち百ポイントを支払いにあて、しめて一万八千三百六十七円でした。 ○次に泊まる方へ 大阪の某高級ホテルでは、プール使用料は無料なものの、ロッカー使用料を千五十円請求されたことがあり噴飯ものでしたが、ここではタオル、ガウン、キャップ等もふんだんに置いてあり、自由に使えます。プールは競泳用に二十五メートルが五コースあり、子供用のプールも別にあります。 *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.67 掲載記事より抜粋。 「ペニンシュラ東京」 CS満足度 ハート4つ。客室やスパは期待通りとても居心地が良く、リクエストにも応えてくれました。ただ、ロビー周りの混雑やレストランは他のホテルと比べても快適とは思えなかったので。 有馬俊夫 ●昨年のハイアットのFENと他のオファーを利用し四回の滞在で三泊の無料宿泊を獲得しました。これでグランドハイアット東京、パークハイアット東京とパークハイアット上海に宿泊。しばらくはハイアット中心になりそう。 宿泊日 2008月1月11日〜12日 宿泊代 33,495円。 予約法 一休より予約。 一度は泊まってみないと、と思っていたペニンシュラ東京。ひとり泊まりしてきました。 一休コムで格安プランを発見。休前日で設定があるのはこの日だけだったので即決しました。「サマー・イン・ウインター」というプランで、七月〜九月に正規宿泊料金で連泊すると二泊目が無料になるという特典が付きます。このようなプランはよくありますし、実際、今日は一泊でも半額以下なので、夏に利用するかどうかはわかりませんが。 さて、部屋は下から二番目のデラックスルームですが、予約時に高層階と皇居側をリクエスト。ホテルからの返信では残念ながらデラックスルームは皇居側ではない、と。しかしなるべく希望に添えるよう努力します、との事。当日チェックインは十五時〜ですが、十三時三十分頃に到着。すぐにチェックイン手続きができました。 高層階(最上階の一つ下の二十二階)の部屋をアサインされましたが、客室からの眺めがわからないので、ここで一言。高層階なら皇居も見えますか? 用意された部屋は銀座側だったようで、皇居に近い部屋も同じ階で用意出来ます、と言って、2203号室にしてもらいました。どうやら部屋番号が若いほど皇居や日比谷公園に近いようです。 また、チェックアウトの延長をお願いすると、十四時迄OKとなりました。そのフロントの係の方が部屋まで案内してくれました。 皇居は、その眺めは…当然、真正面ではないものの、かなり良く見えます。高層階なので遮られるものもなく、たぶんデラックスのカテゴリーの中では私にとってはベストの眺めだと思いました。ひとりで五十四平米の広さは十分で、調度品の質感も最上。バスタブは深めでテレビ付き、使い勝手の良いドレッシングルーム、設備は機能的に考えられていて、使いこなせないほどでした。特に部屋に備え付けのコーヒーメーカーは初めてで、すぐにお茶を飲めるのが良いですね。 さて、スイミングプールの方はどうかな? とバスローブを羽織ってスパへ。プールも期待通りでした。やや深めの二十メートルプールで気持ちよく泳げます。皇居外苑に面したジャクージはちょっと温度が高めでした。ゆったりとしたデッキチェアーには大きなタオルが二枚セットしてあり、係の人が水を持って来てくれました。居心地がよく雑誌をめくっているとあっという間に二時間ほど経過していました。 タオル類の他にスパ用のローブやスリッパも豊富に備えられて贅沢ですが、ちょっと使用しただけでも大量の洗濯物が出る事になり、少し環境問題が気になりますが。プール内では水以外は飲めないようですが、スパ内にちょっとしたカフェラウンジもありました。 レストランの方は、ロビーラウンジではアフタヌーンティーに長蛇の列。でも、朝夕はガラガラでかえって穴場なのかも。チェックアウト後、最上階の「Peter」に行ってみました。眺めはともかくとして接客がぎこちない感じでした。良い意味での緊張感もなく、ペニンシュラのダイニングとしてはいま一つ物足りなく思いました。 また、ロビーには待ち合わせするスペースもなく、ラウンジの混雑や狭さが気になって改善の余地ありと思いました。とはいえ今回の滞在は十分に快適でした。 ○次に泊まる方へ グランドデラックスルームを見学。皇居外苑、日比谷公園方向真正面で最高の眺め。ですが、ちょっと奥まっている分、やや視界の広がりに欠け期待したほどの解放感はありません。これなら私の部屋の眺めの方がむしろ良いと思いました。入口から部屋の中までのアプローチ部分が長い分さほど広さは感じられません。 *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.72 2009年2月発行号 掲載記事より抜粋。 「セルリアンタワー東急ホテル」 CS満足度 ハート4つ。「大人の渋谷」の落ち着き、くつろぎ感があります。 楢本 泉 ●映画と音楽、旅とカフェを愛するワーキングマザー。「娘とホテルライフを楽しもう」と○歳から一緒にお泊まりして教育していますが、自由奔放なふるまいにいつも冷や汗…です。眺め重視派で夜景がきれいなホテルが好きです。 宿泊日 2007年1月19日〜20日 ホテルを選ぶ時、こだわるポイントは人それぞれだと思います。広さやサービス、食事のおいしさ、寝具という方も。私は眺め重視派です。お台場や竹芝、横浜みなとみらいのホテルなどがお気に入り。海や川、そしてライトアップされた橋が見えると、ちょっとしたリゾート気分が味わえ癒されます。 今回は、久しぶりに都心のホテルに宿泊し、その良さを体感したのでお伝えします。 一月の土曜日、セルリアンタワー東急ホテルに友人と宿泊しました。 午後四時ころチェックイン。キングのお部屋をコーナーキングへアップグレードしていただきました。HJCの方のお話によると、このホテルはアップグレードしてもらえる率が割と高いのだそうです。二十六階の部屋は、広さ四十九平米。窓が二方向にあり開放感は抜群。西側だったので、ちょうどビル群に夕日が沈むところが見えました。空が青からオレンジ、そして紫に変わっていく様子をゆったり眺めると、日頃の仕事の疲れが取れていくようです。 バスアメニティは、イギリス製の「SOMO」。すっきりとした男性的な香りです。女性はリクエストすれば一泊分の基礎化粧品がいただけます。急なお泊まりの時に便利ですね。バスローブ、ナイトウエアは全室完備です。 夕方、三階のプールでひと泳ぎ。二十メートルのコースは私のほか、女性二人だけです。プールの窓からは、間近に首都高、そして246をはさんだ向かいのビルと迫力ある眺望。一泳ぎした後はマッサージチェアでくつろぎます。ここのはリクライニングで百八十度水平になる上、ツボへの入りが絶妙です。気づいたらうたた寝していました。水泳後に、時間の余裕をもっていらっしゃることをお薦めします。 この日は、HJCの友人と用賀の和食屋さんでお食事。ホテル内のレストランは利用しませんでしたが、せっかくなので四十階のバー「ベロビスト」に立ち寄りました。私が着いたのは夜の十一時でちょうどピアノの生演奏をしていました。夜七時から十一時まで毎時ライブがあるそうですが、残念だったのは、ほんの二〜三曲で終わってしまったこと。もっとゆっくり音楽にひたりたかったなあ、と思いました。お薦めは窓際のテーブル席です。東京タワー、新宿ビル群のほか、ハチ公交差点を渋谷駅へ歩く人たちが蟻んこのように見えます。信号によって動いたり、止まったり、動いたり…、「みんな大切な人が待つ家路を急いでるんだなあ」と、しみじみシャンパンをいただきました。こちらでは夕方四時から五時まで「サンセットスペシャル」といって、オードブルと飲み物で三千五百円ほどのセットがあるそうです。今度は日暮れ時に来てみようと思いました。 お部屋に戻ったらお楽しみのお風呂。ビューバスからまた夜景を眺めながらワインを飲みました。「心を空っぽにしリラックスする時間を持つ。非日常のホテルという場所で…。大人になるって悪くないな」としみじみ思います。 朝食は「かるめら」で。目の前で作ってもらえるオムレツは、列ができていたのでやめました。絞りたてのフレッシュオレンジジュース、皮むきしたナスとトマトのマリネ、手作りのバナナとクルミのジャム、自然な甘さのカボチャのデニッシュペストリーがおいしかったです。 渋谷駅近くのホテルですが、ロビーなど館内は意外と落ち着いています。期待以上に癒され、大満足でした。 ○次に泊まる方へ チェックアウト前に立ち寄ったロビー階にある「In Touch」というセレクトショップには、センスの良い食器やアクセサリー、バッグ、バス用品などが並んでいます。レストランやお部屋で使われている花瓶などもあって、プレゼントを選ぶのにお薦めです。 *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.66 掲載記事より抜粋。 「パークハイアット東京」 CS満足度 ハート5つ。イヤな思いをしなかった。ホテルの外に出ることなく、快適に過ごせた。プールで青春時代の元アイドルを見られた。今回の滞在は完璧! 島埜あき子 ●三十代、会社員。最近、焼き菓子作りを始めました。自分で作ると、ホテルで売っている焼き菓子のレベルの高さがよくわかります。私の中では、リーガロイヤルホテルのものが好きです。 宿泊日 2005年1月17日〜18日 会社から三十万円ほどのお金が返ってくることになった。全部使うわけにはいかないけど何か記念になることがしたい、ということで会社の人とパークハイアット東京に宿泊してみた。 ホテルに泊るときはできるだけ安く泊るよう努力するが、この時期には、あまりプランがなかった。ホテルと何回もメールでやり取りし、「ウインタープラン」を選択。特典として、日本未輸入の赤ワイン付きで、下から二番目のカテゴリーのパークデラックスルーム五十五平米を予約。私が間違えて二重で予約していたのを取り消してくれたり、ホテルのスタッフが親切で、宿泊前から期待が高まった。 当日はホテルのビル内にある店を見たかったため午後一時ごろ荷物を預かってもらうためにフロントに行った。すると、一番低層階になるがチェックインできるというので、喜んでチェックインさせていただく。実は事前にジムのプログラムをもらっており、二時開始のエアロビクスに参加したかったのだ。日曜のチェックインが三時なので諦めていたが、状況をみてチェックインさせてくれたことに感謝した。 部屋は4123号室。昨年改装したということだったが、数年前に一度宿泊した私には、テレビが大きくなったのとレーザーディスクがなくなったことぐらいしかわからない。全体的に黒いインテリアはとてもモダンで、非日常を感じさせる。部屋の広さも二人には充分だった。サービスに、名物のチョコマサが二人分サイズで置いてあった。 チェックインしてお茶を飲んだ後、今回の大きな目的であるジムに向かう。最近、区民スポーツセンターに行くようになったので、ホテルに泊まると普段のジムより豪華なジムを利用するのが楽しみになっているのだ。今回は、アクアビクス、ピラティス、ボール運動、エアロビクスと四つのメニューに参加できた。その分、部屋での滞在時間が短くなってしまったかもしれないが、インストラクターの指導のもと、効率良く運動ができて大満足だ。 今回、ホテル滞在、初の試みとして夕飯をルームサービスで頼んでみた。お手本はホテルジャンキーズ38号の才田さんの偵察記だ。ルームサービスで「カニのパスタ」「タイ風カレー」と温かいものをオーダーし、飲み物は新宿伊勢丹でヴーヴグリコのイエローラベル四分の一、ベルギービール、サラダ、チーズを買い、さらにパークハイアットのデリでもパンや気になるお惣菜を買い込む。 ルームサービスは二品しか頼まなかったが、テーブルセッティングはフルコース並み。ビックリしたのは夕飯のルームサービスがオーダーから二十分ほどで到着することだ。他のホテルで頼んだことがないから不明だが、これは相当早いと思う。部屋が広いのでルームサービスのテーブルが入っても窮屈な思いをしないですむ。 ジムで運動した後にシャワーを浴びてバスローブを着て、シャンパングラスを持つ喜び、これは本当に至福の一時だ。これこそ、高級ホテルに宿泊した醍醐味だろう。充分な食料と、ホテルのプランについている日本未輸入の赤ワインもおいしく、この後、午前四時まで夜更かししてしまう。 翌日は、ゴールドハイアット会員の特典を生かして、レイトチェックアウト、モーニングティーのサービスをしてもらった。 スタッフには美男美女が多くて、モーニングティーを持ってきてくれた男性スタッフがあまりに素敵で、同行者はスッピン、バスローブ姿で対応したことを後悔していた。 夢のような二十五時間の滞在は本当にリフレッシュさせてくれた。他のホテルより多少高くても、来てしまう秘密がなんとなくわかった。 ○次に泊まる方へ パークハイアットのジムはスポーツ嫌いな人でも立ち寄らずにはいられないジムだ。雑誌などでよく登場しているように、真中にスイミングプールがあり、その両脇にスタジオを主としたスペースと、反対側にはランニングマシンなどの機械が置いてあるスペースとなっている。プールで泳いでいても日当たりがよく、気持ちよい。周りが暗くなればプール内もライトアップされ、とてもロマンチック。 *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.49 2005年4月発行号掲載記事より抜粋。 「東京プリンスパークタワー(現ザ・プリンスパークタワー東京)」 CS満足度 ハート3つ。ニューオープンラッシュの東京で特に目新しさのないホテル。オープン直後の混雑が減点を増やしました。スタッフの一生懸命さは伝わりましたので今後のサービスのレベルアップを期待します。 高橋貴代美 ●先日、扉温泉「明神館」のフレンチレストランで友人の誕生日祝いをし、とても喜んでもらえました。まもなくテラス席がオープンするとの事、初夏にはおすすめですよ。 七月は「上高地帝国ホテル」「コンラッド」「岩の湯」と続きます。体力を温存しなくっちゃ! 宿泊日 2005年4月29日〜30日 堤義昭氏が十年前から構想していたという、プリンスのラグジュアリーホテルとはどんなものなのか? ザ・プリンス・パークタワー東京、期待と不安を半々に訪れました。 今回は、某ファンクラブ会員限定の「レディースモニタープラン」を女性三人で利用。パークフロア泊、朝食・スパ利用・三日分のサプリメント込み一人一万八千六百円。 いつものホテル同行者Kさんと品川駅から歩く事十数分、常に事前学習しない私たちは東京タワーを目指してひたすら歩き、何故か芝公園に迷い込み、キャリーケースを引きずりながら丘を越え、ホテル裏手のチャペル横から敷地に侵入する!という最悪のアクセス。 さて、ジャスト・チェックインタイムのレセプションはニューオープンホテルにはつきものの長蛇の列。ですが、カウンターは六つ前後あり、椅子に座っての手続きで思いのほかスムーズ、とその時は思ったのですが、ここにちょっとした落とし穴が。この時にスパの利用券を渡されず、後でスパで料金を請求されるトラブルがあったり、サプリメントプランの説明がなかったため後で確認に行くとかなりの時間待たされたり、と微妙なつまづき。 お部屋は予約時にタワービューをリクエストしていましたが、チェックイン時間をずらそうとラウンジで一杯やってしまった時間が敗因か?案内されたのは超パーシャルタワービューなお部屋。バルコニーのおかげで、身を乗り出せばタワーの片隅が視界に入ります。眺めは気持ちが良いですが、室内はとくに目新しいところはありません。 まずは疲れた体を癒すべく、スパへ。客室からエレベーターで地下一階に降り、そこからショップ等々の並ぶフロアを通り抜け、バンケット前を通り過ぎ、やっとたどり着くという遠い道のり。トレーニングウェアや水着のレンタルは、利用料に込みのようです。天然温泉のお風呂は広めの浴槽で、ロッカールームもそれなりの広さがあり、ひと通りの設備は揃っていますが、全体に可もなく不可もなくといった印象でした。 夜、食事を済ませ部屋で寛いでいると、突然「ドンドン!」と乱暴なドアノックの音。他の客室の人が酔っ払って部屋を間違えているのか?と不審に思いつつドアへ向かうと、「本日最後のサービスとなりますが、何か足りないものはございますか?」と佇む客室係。戸惑ってしまうような唐突さに面食らう私達。サービスと感じられないサービス、と言うのはどんなものでしょう? さて、夜の締めはメインバーです。通常メインバーのイメージは重厚なインテリア、落とし気味の照明と言った感じですが、ここは思い切りカジュアル。背もたれがハートに見える赤のスツールが並んだカウンターに白木のテーブル席、カフェテラスにもなりそうな印象。奥の席に案内されましたが、たまたま隣に居合わせた会社員風の男性達の居酒屋並みの話し声と、真後ろのグランドピアノの生演奏の音量があまりに大き過ぎ、どうにも落ち着けない私たちは席奥まった個室に移動しました。 今回の滞在、そのほかにも数々のプチ不満が積み重なり、すっきりしないままホテルを後にしました。 館内施設も多く一泊では知り尽くせなかった感もありますので、もう一度タワービューのお部屋でリベンジしたいです。ラグジュアリーというよりは、アミューズメントパークのような印象。見方を変えれば楽しめそうなホテルです。 ○次に泊まる方へ エントランスフロアのショップにはテイクアウトのデリとベーカリーがあり、食事を安上がりに済ませたいときには重宝です。隣の「コンシェルジュ・ラヴィ」では様々な体成分を測定してくれ、カウンセリング後に自分に合ったサプリメントを調合してもらえます。酸素バーもあり、なかなか楽しいですよ。さらに、ボウリング場も! *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.50 掲載記事より抜粋。 「ロイヤルパークホテル」 CS満足度 ハート3つ。背のびせずに安心して楽しめるホテルです。華やかなロビーに座ってるだけで楽しいです。 宮本美佐子 ●富山県在住。三人の子供は成人し、夫と三匹の猫と静かに暮らしています。六年前に何の予備知識もなく泊まったホテルオークラは、田舎のオバサンには大変なカルチャーショックでした。以来、あの手この手で夫を言いくるめてホテル泊まりを楽しんでいます。夢は娘とエーゲ海クルーズです。 宿泊日 2004年10月2日〜3日 宿泊代 71平米のスイートを、オークションで36,000円で落札。 四月にここ、ロイヤルパークホテルのクラブフロアに泊まって良かったので、ネットオークションでスイートルームを落札しました。そして鉄板焼すみだの土日祝ランチビュッフェも予約。 鉄板焼ビュッフェは私も娘も初体験です。肉、魚貝、野菜がふんだんに並べられ、好きな物をシェフが目の前で焼いてくれます。デザートは眺めの良いソファ席でゆっくりいただきます。飲み物別なので、ちょっと予算オーバーでしたが、雰囲気も良く、ぜひまた行きたいと思いました。 フロントへ行くと、外国語が飛び交っています。ロビーは、広い階段を中心に三層吹き抜けで、天の川のようなシャンデリアが輝き、とても華やかです。 部屋へ案内されると、ドアにタワースイートと書いてあって感激。ああ、部屋に入るところを誰かに見られたい! 室内は思ったより地味ですが、とてもくつろげます。コーナールームの、ちょうど角の所が円形のバルコニーのようになっていて、まぶしすぎるほどの日が差し込んできます。東京タワーが見え、すぐ下には首都高速が流れています。部屋の中で、ここが一番気に入りました。ベッドルームにも大きな窓がありますが、ちょっと読売新聞のビルがじゃまです。 バスルームは大理石作りで横に広いバスタブは二人で入れるほどの大きさです。アメニティはホテルの物の他に、大きめのブルガリのシャンプーとリンスも付いています。リビングの洗面所も広くて、大きな鏡はお化粧直しもできます。 シャンパンがルームサービスされるのですが、全く飲めないので断わると、フルーツに振替えてくれました。ぶどうやキウイなどがおいしそうに盛られて届けられ、ダイニングテーブルでお茶をしていると、ここでディナーを食べたい、と思いましたが、キャンセルできない約束のため、二人で出かけてしまいました。 夜、思いっきり泡風呂でくつろいで、バスローブをはおって居ごこちの良い部屋から渋滞する週末の首都高速を高見の見物です。 翌朝、娘は出勤し、私は九時頃一人でプールへ行ってみました。利用者名簿は横文字ばかりでちょっと驚き。中に入ると、誰もいません。天井と両側がガラス張りでとても明るく、片側は日本庭園とテラス(出られないけど)に面しており、反対側からは水天宮が見えます。泳ぐためのプールで、ジャクージとかはありませんが居ごこちは悪くありません。スパにはジャクージとサウナがありますが、銭湯っぽいです。パウダールームはちょっと手狭ですが、タオルや備品はたっぷりあります。リラクゼーションルームには籐の寝椅子やソファが並び、ゆったりくつろげます。 十一時半頃にチェックアウト。日曜のお昼時とあって、ロビーは婚礼客や家族連れでにぎわっています。タダで休めるソファがいっぱいあるので、あちこち座ってみました。 お昼は一階のシンフォニーでランチビュッフェ。シェフが、ローストビーフを切り分けたり、オムレツを焼いたりしてくれます。ここも飲み物は別なのでアイスティーを注文しましたが、せめてコーヒーと紅茶くらいあっても良いと思います。 じゅうたんやバスルームに経年劣化が見られますがそれは仕方のないことなので、今度は、ぜひクラブフロアのスイートルームに泊まってみたいと思います。 ○次に泊まる方へ 71平米のスイートを、オークションで36,000円で落札しました。改装前なので、あまり競争は激しくないようです。 クラブラウンジは改装済で、朝食がおすすめです。 *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.47 2004年12月発行号掲載記事より抜粋。 「ホテルグランパシフィックメリディアン」 CS満足度 ハート3つ。吹き抜けのロビーなど、それなりに華やかなのですが、何だか今一つ物足りません。 宮本美佐子 ●富山県在住。三人の子供は成人し、夫と三匹の猫と静かに暮らしています。六年前に何の予備知識もなく泊まったホテルオークラは、田舎のオバサンには大変なカルチャーショックでした。以来、あの手この手で夫を言いくるめてホテル泊まりを楽しんでいます。夢は娘とエーゲ海クルーズです。 宿泊日 2004年9月30日〜10月1日 宿泊代 ネット予約で81平米のスイートを58,000円。 ここ、ホテルグランパシフィックメリディアンがオープンの時に半額で泊まったのは羽田側のシングルルームだったので、今回は娘とスイートルームに泊まってみました。 先に三十階のレストランへランチビュッフェに行くと、今日まで「海老づくし」だそうで、エビ・カニ大好き母娘は思わず顔を見合わせて「ラッキー!」。レインボーブリッジや富士山の眺めを楽しみつつ、伊勢海老のグリエ・バルサミコソースを三皿平らげ、オマール海老もグラタンもおいしくいただきました。デザートや飲み物の種類も多くて大満足でした。 スイートルーム客はクラブフロアを利用できるので、三十七階でチェックインし、二十四階のお部屋へ。やっぱりスイートは広いです。手前にリビング、両開きガラスドアの奥にベッドルーム、バスルームと続いています。両方の部屋の大きな窓からお台場の景色が広がり、台風予報が嘘のように晴れています。窓辺に寄ると、ホテル日航東京が目に入りますが、気になるほどではありません。 部屋全体をゆっくり眺めると何だか色使いに落ち着きがなく、特にベッドカバーやじゅうたんの赤い色は私の好みではありません。ゴージャス感を出そうとしているらしい天井のシャンデリアも、ないほうがスッキリすると思います。お茶のキャビネットは、大きくて使いやすいのですが、家庭用の湯わかしポットはちょっと味気ないです。 バスルームは、スイートのバスルームとしては期待はずれです。せっかくの大きな鏡の中に飾り額縁があって、椅子に座るとちょうど顔の真中にきて、とてもじゃまです。アメニティは充分そろっていて、白いポーチも付いています。 海老がこなれた頃に二人でプールへ。すいててのんびり泳げました。寝湯になってるジャクージは快適です。ミストサウナもあり、木製のデッキチェアも並んでいてリゾート気分はしますが、できれば天井は開閉式のガラスルーフであってほしかった…・。背泳ぎした時、殺風景な天井が見えるより、青空が見える方が、全然気分が違います。 スパは広くはありませんが、黒い石造りで落ち着いた雰囲気です。ただ、リラクゼーションルームが男女兼用なので、バスローブのままだらしなくくつろぎたい私にはとても不満です。 カクテルタイムにラウンジに行くと、他には誰もいません。オードブルなどが並べられているわけではなく、この日はサーモンとゼリーと焼菓子から選んで持ってきてもらうのですが、娘の頼んだ焼菓子は、お土産用みたいなお菓子が一ヶ、ポツンとお皿にのっていました。眺めだけなら部屋でも充分なので、十五分ほどで切り上げました。コンシエルジュの方は笑顔で親切なだけに残念です。 寝る前に部屋の明りを全部消してお台場の夜景を満喫。でも反対側の竹芝からの眺めの方が好きかな…。 翌朝出勤する娘のために頼んだルームサービスは、六時ぴったりに持ってきてもらえました。九時頃一人で三十階のレストランへ行くと、朝食ビュッフェは卵料理が作り置きで、目玉焼きが冷めて硬くなっていました。好きなお粥があったのですが、味はイマイチです。空いたお皿を下げたり紅茶をついでくれたりのサービスは良いのですが…。 コンシエルジュの笑顔に送られてチェックアウトし、もう一度プールへ(チェックアウト後もフィットネスを利用できるので)、昨日以上にすいていて、貸切状態です。平日のせいか、台風予報のせいか、混んでなくて静かに過ごせました。 ○次に泊まる方へ 今回泊まったネット予約で58,000円の81平米のスイートは、好みが分かれると思います。クラブフロアは、ラウンジからの眺め以外、あまり期待できません。無料になるプールの利用料も1,050円と安いです。 *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.47 2004年12月発行号掲載記事より抜粋。 「ストリングスホテル」 CS満足度 ハート3つ。ハードはよかったが、サービスは人によってムラがある。フロントの人は親切だったが、それ以外の人はけっこうそっけない印象。あとはこの値段を出せば、これぐらいの部屋になるのかなあって思うとハート3になってしまった。 島埜あき子 ●シティホテルもビジネスホテルも国民宿舎も大好きだけど、値段の差は寝具に現れるように思う。先日宿泊した国民宿舎の枕が合わなく布団も重くて、翌日は体調を崩してしまった。これからの季節、特に寝具にこだわって宿泊先を決めたい。特に改装したホテルはとても気になる。 宿泊日 2004年7月9日〜10日 宿泊代 税サ別で43,000円 初夏に何とか気分転換をしたくてストリングスホテルに宿泊してみた。オープン以来気になってずっと宿泊プランなどをチェックしていたが、お値段が一向に下がらない。コストパフォーマンスを重視する私は、「半端に金を出して悔いが残るより、思い切って憧れのバスビューの部屋に泊まってみよう。」と予約してみた。宿泊した部屋は「ザ・クラブ・グランデ」2820号室。税サ別で四万三千円。 このホテルは「ザ・クラブ」という部屋とそうではない部屋に大別されるらしく、その差はかなり激しいように思う。ザ・クラブのカテゴリーだとルームチェックインができる。私は初体験だったが、かなり楽だ。ホテルに着くときには疲れているときが多いので、一刻も早く部屋に入って座りたい。通常だと、立ったまま名前を書いたり、カードのインプリントをしたりするのが、部屋のソファで座ってできるのだ。 そして、ホテルの景色の良い方面の部屋(レインボーブリッジ側)はザ・クラブになるようだ。他には冷蔵庫が無料。かわいらしい洋酒の小瓶があって、飲む予定もないのについお土産にしてしまった。そして、もう一つうれしいお土産が。ターンダウンサービスのときにテディベアのぬいぐるみがちょこんと置かれていた。ぬいぐるみだけが置いてあると不気味だが、(果たして持って帰っていいかどうかもわからない)ちゃんとカードが添えてあり「テディベアは宿泊の思い出にご自宅までお供させていただけますか?」と明記してある。そのカードには明日の天気も記載されていて便利だった。 ここでちょっと部屋の外を探検。このホテルは複合ビルの中に入っていて、ビルのエレベーターに乗るとホテルのロビーに到着する。複合ビルの中にあるホテルは、ビルの中で急にホテルの存在感を示すようなエレベーターがあり、段々とホテルの雰囲気に流れこむ感じが私は大好き。当然、このホテルもエレベーター、ロビー共に気に入った。ロビーの中央には水が流れ、何となく癒される気分がする。入ってすぐにフロント、フロントの奥にはジムとエステがある。ジムは宿泊者は無料である。ただ、ジムといってもランニングマシーンと自転車漕ぎとストレッチマットがこじんまりとあるだけだった。黙々とやりたい人だけがくるジム。その後は、スチームサウナとシャワーだけというのが寂しい。 ザ・ダイニングには夜にカクテルを飲みに来た。客層がオシャレな方が多くて何となくうれしかった。隣には一人でガツガツ飲み食いする中年のおじさんがいた。この人が食べているカレーのようなものがとてもおいしそうで気になった。バーで食事って格好いいかも。 宿泊した部屋は、四十平米ほどと値段の割りには広くないが、とても機能的で狭さは感じない。入ってすぐに大きな鏡やクローゼットがあり、ベッド、ソファ、デスク、テレビ、ミニバーと順序良く並ぶ。 そして、メインはバスルーム。オシャレな銀色でまとめられた洗面台の奥にビューバス。バスピローが長湯を促してくれる。手前の景色はビルなので、外からの視線が気になる人は気になるだろう。私はちょっとぬるいお湯に持ち込んだ入浴剤をいれて、ゆったりとお風呂を楽しんだ。気分がくつろいだところで、とろとろと寝てしまう。あっという間にチェックアウトの時間になった。今度はもう少しお手ごろの値段の部屋に泊まってみたい。 ○次に泊まる方へ 家具は濃い茶色で統一されていてなんとなくグランドハイアット東京に似た感じがしました。テレビが最新のものなのもうれしい。ソファの窓の向こうには遠くにベイブリッジが見えます。夜にここでビールを飲んでボーとするのも楽しいです。 *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.47 2004年12月発行号掲載記事より抜粋。 「ホテル日航東京」 CS満足度 ハート4つ。スパがあって部屋が広くて綺麗なのに、値段が安い。この値段でこれだけリフレッシュできれば文句ないです。 島埜あき子 ●ジャクージが止まったときに、ジャクージ内に一瞬「あっ!(誰がスイッチ入れる?)」という空気が流れました。私は待っていられず、水中をジャボジャボと歩いてスイッチポン。そういえば、エレベーターガールもよくやっちゃいます。せっかちで、少々おせっかいな三十三才、会社員。 宿泊日 2004年5月16日〜17日 宿泊代 ルームチャージのみで23,100円 私は普段の行いがよほど悪いんだろう。ホテル日航東京のこんな景色の美しい部屋に泊まりながら天気が雨だなんて‥。 思えば、パンパシフィックホテル横浜、インターコンチネンタル東京ベイのバスビューに泊まったときも雨だったっけ。 そんな天気の憂鬱さも、チェックインの慌しさも忘れさせてくれたのが、ハーバービュールームの1323号室だった。私は景色にはあまりこだわらない方だが、部屋から窓一面にレインボーブリッジが見えてすっかり感激してしまった。 この部屋のウリは景色だけではない。真っ白にまとめられたインテリア。丸テーブルに一人掛けのソファー、余裕で三人座れるソファー。部屋の作りにゆとりを感じる。入り口には大きな鏡、クローゼットも二人で三泊分の衣類が入りそうなぐらい大きい。 タオルもふっくら、スリッパはオリジナルの刺繍入り、パジャマもバスローブもある。私の大好きなブルーと白だ。置かれているグラスも種類が豊富で、お気に入りのワインを持ち込んで飲むのもいいかもしれない。 これでルームチャージが二万三千百円とは本当にお得だと感じた。 ただ、欠点もあった。洗面所は、トイレと境目がない、お風呂の扉がガラスなので、友達同士などで宿泊すると少し恥ずかしいかもしれない。 お風呂のバスタブは横幅が広過ぎて、寝そべって本を読もうとすると、体がバスタブに沈んでしまう。たぶん、外人ならピッタリサイズなんだろう。 三千百五十円(サなし・税込)払って、憧れのジャクージに入ってみた。思っていた以上に小さい。そして、思っていた通りにカップルがたくさんいた。ジャクージに入りながらレインボーブリッジと自由の女神を見ているのは、不思議な感覚だった。露天風呂の感覚で温度もかなり温かい。屋内にもジャクージがあり、こちらは強い水圧が心地よかった。 楕円形の屋内プールは泳ぐためでなく、歩くためらしく、プールの床は楕円形に石がひいてあった。ちょうど、アクアビクスの時間だったので無料でアクアビクスを受けた。 そのあと、ジムも気になって無料のウェアーとレンタルシューズ五百二十五円(サなし・税込)を借りて行ってみた。すると、エアロビスタジオの脇にトレーニングマシンが四台だけあり、お客は誰もいなかった。私が行くと、灯りをつけて音楽をかけてくれたが、貸し切り状態で一時間使用することができた。 結局、スパ然には四時間いて、空いているスパでの運動はかなりリフレッシュすることができた。 しかも、更衣室のロッカーを人と隣同士にならないように上手く配置してくれたり、客室からロビーを通らずに行けたりと設備もスタッフもよかった。こんなに満喫したら、スパにかかった三千六百七十五円は安いと思う。 翌日の朝食はマルコポーロに行った。以前からここのフレンチトーストは気になっていたのだ。大きく切られたフランスパンに卵液がたっぷりと染みこんでいた。上にシナモンがたっぷりとふりかかっているのがうれしい。これとコーヒーでも充分な量の朝食だった。私はアラカルトでオーダーしたが、朝食はほとんどの人がバイキングを選んでいた。 今回の滞在は台場という普段行かない場所であることもあり、ちょっとしたリゾート気分が味わえてよかった。 ○次に泊まる方へ ジャクージは一定の時間が経つと止まってしまいます。再度スイッチを入れなくてはなりません。ご注意ください。ある人に勧めていただき「スタンダード」タイプではなく「ハーバービュー」タイプに宿泊しましたが、正解でした。 *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.44 2004年6月発行号掲載記事より抜粋。 「エバグリーン・マリノア(福岡)」 CS満足度 ハート4つ。高級ホテルのサービスには当然かないませんが、期待度低めで行った事に加えて、空港から30分以内でリゾート気分を満喫できるお手軽さがポイントを上げました。周囲のロケーションは、人によって、プラスにもマイナスにもなり得ますが…。 高橋貴代美 ●所期の目的、グランドハイアット福岡も十分良かったんですよ。でもある意味、「高級ホテルなら受けられるサービス」なので、インプレッションに欠けました・・・・ 宿泊日 2003年6月28日〜29日 昨年のホテルジャンキーズクラブのクリスマス・パーティで、グランドハイアット福岡の宿泊券をゲットしました。せっかくなので二泊はしようと福岡のホテルを一通りチェックしましたが、今ひとつ食指を動かされる所が見つからず。そんな折ネットでエバーグリーンマリノアを発見。全室四十二平米以上&オーシャンビュー、これならリゾート気分に浸れるかも?と思いさっそく予約。コーナーデラックスの天蓋付きベッドに心惹かれましたがあいにくスタンダードしか空きがなく、まぁ、女二人で天蓋付きダブルは濃すぎでしょう、と無理やり納得。 雨の福岡に到着し、空港直結というアクセスの良い地下鉄に乗車して姪浜駅へ。さらに駅前にはマリノアシティ行きのバス停があり(ホテルはマリノアシティの中にあります)バスに乗車。しめて空港からの交通費は470円!バスに揺られる事五分、見えてきたそれらしきかたまりはイエローハット、ホームセンター等々の看板…終点でバスを下車し、ホテル・エントランスへ。 階段を上るとすぐ右に若者仕様のクラブの入り口、その先にはお子様仕様の遊園地…押し寄せる不安を払いつつ館内に足を踏み入れると、意外にもそこには周囲の雑駁さを少しも引きずっていない上品なレセプションが登場しました。白を基調とした館内は港に向いた面がガラス張りになっており、控えめに緑と花が配され気分はすっかり地中海のリゾートホテル。 案内されたお部屋は左にクローゼット・冷蔵庫・トイレが並び、突き当たりにバス&シンク、右にベッドルーム。白い壁に茶系の家具でシンプルにまとめられ、アジアンテイストを感じさせながらもCD&DVDプレイヤー・液晶TV・加湿器など最新設備も常備。 シンクは、一枚の白い板の真中にくぼみを作っただけのデザイン。家のシンクも、こんなデザインならお手入れが楽そう!バスルームはバスタブがちょっと小さめですが洗い場付きで、最大のポイントは海に面して大きな窓がある事。海&窓付きバスに弱い私、ダブルで来られてはもうくらくらです。(夜の入浴時、船上パーティらしき若者達のカラオケがBGMでしたが・・・) ディナーはホテル隣接の"ビストロ・アンファン"を予約。西日本初の本格フレンチレストランをオープンさせた吉田シェフの手がけるレストラン、という触れ込みに惹かれ行ってみると、コース料理が3000円から、アラカルトもありというリーズナブルさ。港を眺めながらおいしいお酒と料理に酔いしれました。レストランではお誕生日のお客様がいらしたようで、従業員の方が総出でハッピーバースディを歌うシーンに遭遇。でも英語でなくフランス語なんですよ!(たぶん・・・)聞いたことあります?! 朝食は、港を臨むロビーラウンジでのバッフェ、又はお部屋へ届けていただく朝食セットを選択できます。チェックイン時はラウンジの開放感に心惹かれましたが、部屋に入りバルコニーに出たとたん、ここで朝食を食べたい!と心変わり。指定の時間に籐のバスケットが届けられ、中にはジュース・パン・サラダ・ヨーグルト・フルーツそして、ポットに入ったコーヒーとカラトリーが。バルコニーのテーブルにセッティングすると、ちょっとピクニック気分。海のない県で育った私には、海を見ながらバスローブで朝食が食べれるなんてこの上ない贅沢。これぞ至福の時です。 そんな訳でこの旅、昼はホテル正面のアウトレットでお買い物三昧、夜はホテル併設の遊園地で東洋一の大きさを誇る大観覧車に絶叫(?)し、そしてホテルでは外の喧騒を忘れてまったり…と、なんの予備知識もなかったおかげか予想外に満足度の高い旅となりました。 サービス料を取らないこのホテル、チェックアウト時に理由を聞いてみると、「行き届いたサービスが出来ないからです」という潔いお答え。でも、都内のホテルに泊まって普通に受けるサービスはしていただきました。だったら、サービス料取っちゃいけないホテルってたくさんありそう…そもそもサービス料の定義って何?と議論を交わしつつ帰途につきました。 ○次に泊まる方へ マリノアシティの各店舗には、姪浜駅〜マリノアシティ間のバス半額チケットが置いてあります。(通常100円のところ50円)これを使えばさらにコストパフォーマンスアップ?! 私たちが宿泊した日は挙式・披露宴があり、そのまま宿泊したと思われる若者達の騒ぎ声が深夜まで聞こえていました。神経質な方は、ウエディングと重なる日は避けた方がよいかも。 博多に行かれる女性の方、中州川端駅近くの「石の癒(STONE SPA)」はお薦めです。たった1500円でリフレッシュ出来る事間違いなし! *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.39 掲載記事より抜粋。 「フォーシーズンズ丸の内」 CS満足度 ハート4つ。プラス法です。充分楽しめる東京駅の景色とモダンなインテリア。ドアマンが必ず笑顔なのもポイントです。 島埜あき子 ●東京在住。夫あり。食べることが何よりも大好きで、本誌でも「食べるホテル日記」を連載中。今年は引っ越し、住宅ローンなどお金がかかることが多い年でした。そのせいかホテル一軒あたりにかけるお金は減ったような気がします。しかし、「次はどこのホテルに泊まろうか、どこのホテルで食べようか」と考えているだけで楽しいです。 宿泊日 2003年9月12日〜13日 宿泊代 女性三人で、一休ドットコムの「プレミアムツイン六十五平米のトリプルユース」五万円(サ・税別)。 予約法 一休ドットコムより予約。 ホテルに行くためにオシャレするのは楽しい。自分のオシャレ心を引き出すホテルに行くのはワクワクする。フォーシーズンズ丸の内はまさにそんなホテルである。あまり派手な宣伝をしない印象がある。客室の全貌がなかなか雑誌に載らない。隠されれば見たい。あの秘密めいた雰囲気エレベーターの奥にある客室は‥。 ドキドキしながら重い入り口の扉をあけてみたら、開放感にあふれていました。部屋の角二面が大きなガラスになっていて、東京国際フォーラムからプランタン銀座まで見える。感激していたら、なんと目の前を山手線と京浜東北線と新幹線が通っている。しかも乗客と目が合いそうな近距離。本当の都会の中にある部屋で、普通の人ならば向かいのビルの視線が気になるんだろうけど、私はなぜか「東京駅は私のもの」になったような女王様気分でウキウキした。でも、あの開放感、なんともいえないです。 まだ、オープンして一年のホテルだけあって備品は最新のものばかり。大画面の液晶テレビは、DVDを大音響で見れば映画館さながらの状況になる。皮張りの机は、書き物をするのに本当に便利。部屋の大きな窓のカーテンの開け閉めは、なんとボタンひとつでできる。廊下につくられた三面鏡。外を眺めながら入れるお風呂(景色はビルですが)など考えられている。ただ、今回は友達同士の宿泊だったので、トイレの扉が透明なのには、困ってしまいました。 七階にあるスパに行ってみる。宿泊者は無料で利用できる。スパもロビーやレストランと同じくモダンでオシャレなインテリア。しかし、このスパ、肝心なお風呂部分が狭過ぎるのだ。浴槽部分のスペースにシャワーがひとつしかなく、他の人と一緒になった場合、浴槽に入る前に体を流すのが困難。他の人と一緒になったときに、居たたまれないほどの広さだと思った。休憩スペースは充分に場所を取ってあり、フルーツ・ミネラルウォーターを自由に飲むことができる。 夕飯はホテルの外ですませ、翌日、「EKKI」で朝食を。私はアメリカンブレックファースト、友達はハーブティーとエッグベネディクトのスモークサーモン添え。私は本日のジュースの柿とリンゴのジュースがおいしくてご機嫌。卵料理もお願いしてフライドエッグにしてもらった。添えてあるトマトとアイリッシュベーコンもおいしい。パンにつけるハチミツも小さな塊を出してくれる。甘党の私は、ハチミツだけ食べました。 これだけおいしくてボリュームがあったら三千六百円(サ・税別)という値段も当然なのかな。と思っていたら、友達のエッグベネディクトがきました。「あれ、これってエッグベネディクト?」という不思議顔の友達に、「そうだよ、変わったエッグベネディクトだね」と受け答えした私。食べ進むうちに「エッグベネディクトじゃな い!」って気がついた友達が、スタッフに聞いたところ、別のお料理でした。 ビックリしたのは、その後の対応。スタッフ三人ほどが、気遣って別々に「申し訳ございません」と謝りにきてくれました。会計のときも、一度は別のお料理の伝票になっていましたが、指摘したところ、別のお料理もエッグベネディクトも無料にしていただけました。やりとりしたのは、外人スタッフだったのですが、つたない日本語で一生懸命話してくれ、「エッグベネディクト代は払う」という友達と、「エッグベネディクト代はいただけません」とやりとりするスタッフの姿は、とても日本的。最新のインテリアを備えて、一部の隙もないホテルという印象だったけど、このやりとりで何となく、ホテルの温かみを感じることができた。 ○次に泊まる方へ 私たちは、女性三人で、一休ドットコムの「プレミアムツイン六十五平米のトリプルユース」五万円(サ・税別)を利用しましたが、できればスーペリアよりもプレミアルームがおすすめです。新幹線がよく見える部屋のリクエストもお忘れなく! 部屋にはステキなグラスが置いてあるので、夜景を楽しみながらワインもいいです。 *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.41 2003年12月発行 掲載記事より抜粋。 「グランドハイアット福岡」 CS満足度 3つ半。今のままで普通の値段になったら泊まらないかも。サービスが良い人とそうでない人の落差も激しいのが理由。ホントは3つだけど今後の期待もこめて3つと半分。 阿久津友紀 ●長期休暇の前後は必ず東京のホテルをチェック。ひとりホテルディナーが出来るようになってやっとオトナの仲間入り。ホテルオープンには必ず潜入。このご時世、航空券も高いので追いつかなくて大変。格安航空券GETの方法教えてください。 宿泊日 2003年5月10〜11日 宿泊代 クラブフロアに宿泊。JCBカード会員特別レートで34,000円。 私のホテルステイは「六感」で楽しむことにしている。見る、ふれる、聞く、味わう、嗅ぐ、そして直感。割とこれが一番重要。ホテルに入った瞬間からめちゃくちゃアンテナの感度が上がる。今回は…最悪。 私がグランドハイアット福岡に到着した時間が午前十時半であったのだが、玄関入る前にベルにいきなり、「チェックインできないことご存知ですか?」と聞かれ、ちょっと呆然。荷物を預けることを伝えると、「早い時間なので(ここ強調!)特に預かり証ありません。キープはしますが、チェックインの時、名前を言ってください」とベルマネージャー。かなり失礼。 荷物を預けてやっとホテル内に入って見たのは、激混みロビー。フロントマンなども歩きながら携帯電話してたりと感じが悪い。さすがに携帯高らかに鳴り響くと興ざめ…最悪。チェックインしたら大丈夫だろうと外で約束していたランチをするために一度ホテルを離れる。 再び戻ったのは午後二時三十分。今回はクラブフロアに宿泊(JCBカード会員特別レートで三万四千円)なのでチェックインは十階ラウンジ。少々狭い感はあるが窓も大きく、インテリアもモダンで心地よい。先客がいたため、座って待っていたら、飲み物のオーダーを聞きにきてくれた。ペリエをオーダー。「レモンお付けしますか?」おお、この言葉を待っていた!先ほどまでの不信感を拭い去るかのようにノドを潤しつつ、チェックイン。しかし、荷物の荷札がないために部屋に案内するのを待たされる。 散々な思いをしてるので部屋に期待。案内された部屋はゆったりとしたダブル。オーク調の室内は私好み。ワーキングデスクにあるセーフティボックスはパソコンが入るサイズ。携帯の充電などにも是非、という説明を受ける。特筆すべきはバスルーム。よくシャワールーム別、という部屋は多いがここは「ちゃんとお風呂」。バスタブからお湯がこぼれてもOK。しかもシャワーは二つ、通常のシャワーとレインシャワーと呼ばれる真上からまっすぐに落ちてくる「雨」シャワー。アメニティも充実。シャンプー、コンディショナーなどもアロマ香る自然派。…合格!フォーシーズンズ丸の内もそうだったが、最近は半円のシンクが流行らしくここも小さめシンク。ちょっと水を多く出すとハネちゃうのが残念。 再び部屋に戻るとベットサイドにミネラルウオーターが移動され、読書灯がピンスポットの役割をして瓶が暗い部屋に浮かび上がっていた。いい演出…合格! スパではシグネチャーコース、ハーモニーというトリートメントを受けたが非常に満足…合格!午後五時も過ぎ、ラウンジではカクテルタイム。シャンパンを頂きつつ、おつまみを少し。ブルスケッタ美味。リッツカールトンには遠く及ばないけれどインターコンチよりも多い、といえばわかりやすいだろうか。味としては及第点。 夕食を済ませ、スリッパと同柄のアジアンデザインの寝巻きに身を包み、ちょっと固めのベットに身を任せる。東京タワーを見ながら就寝。すっきりと目覚めた翌朝の朝食ではクロワッサンが美味美味。卵は簡単なものならオーダー可能。朝食後、レインシャワーでリフレッシュして、ギリギリまでお部屋でゆっくりする。チェックアウトでもドリンクをサーブいただき、ゆったりと。 「なんだ、わりといいじゃない!」。最初、ムカッと始まった今回のステイだったが終わりよければすべてよし。ホテル玄関の外国人ベルの対応が最高だっただけに、九月十五日までのオープンレート中にもう一度、ステイ前半を壊したあのベルにリベンジしてもらおうと思う。 ○次に泊まる方へ ちょっと飲んだり、ホテルでゆっくりモードの方はグランドクラブの方がオススメ。八千円の追加だけなので気楽。ただ、クラブフロアは比較的十階前後と低層階(とはいっても一番上でも二十四階)。景色がいいわけではないのでせめて東京タワーがちょっとでも見えるお部屋を予約したほうが落ち着くかも。時間に余裕があれば是非NAGOMIへ。今はまだソフトオープン期間でメニューが少ないけれど、カップルでセラピーを受けられるジャクージルームやタラソルームもあり。どれも落ち着いた雰囲気で○。個室だけど圧迫感なし。まあ値段も張るけれど。 *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.38 2003年6月発行掲載記事より抜粋。 「グランドハイアット福岡」 CS満足度 ハート4つ。フィットネスクラブ「オリンパス」がなければ、ハート3つでした。「オリンパス」は施設も充実しているし、空いているし快適でした。クラブフロアーに宿泊すると、利用が無料になるだけでなく、水着以外の必要なものはすべて無料で貸してもらえる。 島埜あき子 今回、グランドハイアット福岡に宿泊し、『ハイアット』好きになりました。四月オープンのグランドハイアット東京の宿泊計画も着々と進行中。最近、「ホテル朝食の友」を見つけ、都内のホテルの朝食を月一回ペースで食べています。まだまだ、行っていないホテルがたくさんあって楽しみが尽きません。お勧めのホテル朝食がある方、ぜひ情報ください! 宿泊日 2002年11月16〜18日 宿泊代 ラックレートで、グランドダブル三万四千円(休前日料金、サ・税別)とグランドツイン三万二千円(サ・税別)を予約。 クラブフロアーで二泊したい私達にピッタリな宿泊プラン「ジャスト ワン モア ナイト」(七万二千円サ込・税別、デラックスルーム利用、フルボトルシャンパン・一万円食事券プレゼントなどの特典)があった。お得な宿泊プランなのだが、一日五室のみで、予約したときにはすでに満員。本当に残念。諦め切れない私は、ラックレートで、グランドダブル三万四千円(休前日料金、サ・税別)とグランドツイン三万二千円(サ・税別)を予約した。 チェックイン、チェックアウトはクラブラウンジで行われる。奥がガラス張りで庭がよく見え、手前は石の壁にソファが置かれている。とても、落ち着く。 初日の部屋はグランドタブル654号室。三十二平米。白っぽい木が基調の部屋で、すべてがとても機能的。一番気に入ったのは、バスルームの造り。テレビがあり、洗面所が透明な造り、シャワーブースもバスタブとの行き来がしやすい。この654号室は、グランドハイアット福岡がキャナルシティ内にあることを実感させるビューで、カーテンを開けると窓から人通りがよく見える。 二日目はグランドツイン617号室。部屋の造りは、654号室とほとんど同じだが、ビューがキャナルシティとは逆側。両部屋とも寛げる部屋だ。仕事疲れの夫は、クラブラウンジにもほとんど行かず、フィットネスクラブには全く行かない。ベッドに寝そべりテレビを見て、昼寝を繰り返していた。 クラブラウンジは、朝七時〜夜九時で利用できる。ソフトドリンクは、一日中飲め、ウーロン茶・ミネラルウォーター・オレンジジュース、コーヒーは大きなコーヒーメーカから淹れる。紅茶が充実していて、三種類、ハーブティーも二種類、いずれもリーフである。ハチミツが今までに見たことのないハチミツ。大きな塊から、蜜が自然に垂れるのを待つようになっている。インテリアを兼ねたハチミツなのだ。食器は白い「ジノリ」で揃えられており、「ジノリ」のポットでアールグレイを飲むとお金持ちになった気分。「ペリエ」が置いてあるのも私にはうれしかった。 朝食はコンチネンタル。ハム二種類、スモークサーモン、サラダ、ピクルス、卵焼き。パンもたくさん種類があるが、特にデニッシュがおいしかった。アフタヌーンティーは、焼き菓子が六種類。スコーンはなかったが、ブラウニー、抹茶の焼き菓子など。一口食べれば、ちゃんとホテル内で作られたお菓子だとわかった。 カクテルアワーは夕方五時?七時でアルコールがフリーになる。ビール数種類、赤ワイン、白ワイン、シャンパン。この日は、えびせん・サーモン寿司・鶏の甘辛煮・生ハムとメロンとパパイヤ・魚介のマリネ・チーズ三種・野菜スティックなどがあった。お料理がおいしくて席とお料理を何回も往復することになってしまった。 二日目は、ほとんどフィットネスクラブにいた。まずはプール。二十メートルほどのコースが四つある。そばにはジャクージもある。大きな窓はキャナルシティービュー。ここではちょっと優越感を感じる。 次は、エアロビクス。張り切ってスタジオに行って、またビックリ。生徒が三人とは緊張する。こんな豪華なエアロビクスは、もう二度とないだろう。 終わった後は、スパとサウナに。ロッカーは暗証番号を入力するだけで、キーを持たなくてよいタイプ。スパの洗い場は七つほどあるし、テレビもついていて十人は入れるサウナもある。 リラクゼーションルームは、廊下を利用した場所にあるが、大きなマッサージチェアと雑誌があり、寛ぐには充分。ここでのドリンクは有料。パウダールームも文句ない設備だった。 ○次に泊まる方へ クラブフロアーに宿泊すると、ホテルから出ないことになってしまいかねないので、「福岡を満喫したい」という方にはお勧めしません。ホテルから一歩出ると、かなり怪しい風俗街もありますので、女性は注意です。カクテルアワーのお料理は、おつまみと食事の間のような感じで少食の人なら、お料理で食事代わりになります。福岡空港でしか購入できない「カプレス」というケーキはお土産に好評です。 *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.36 2003年2月発行 掲載記事より抜粋。 「リーガロイヤルホテル東京」 CS満足度 ハート4つ。設備は素晴らしいし、スタッフは誰もがちゃんと挨拶してくれる。誰もがっていうことはスゴイことです。私の中では高ポイントです。 島埜あき子 ●三十代。会社員。ホテルのクラブフロアに興味津々。そういえばクラブフロアにはしばらく泊まっていない。早くお金をためて泊まりたい。最近、気になっているのはインターコンチネンタル東京ベイとヒルトン東京。 宿泊日 2002年8月16〜17日 長い長い夏休み。遠出をさけ、都内のホテルにお泊まりすることにした。同行者は身近にいたホテルジャンキー仲間。色々と検討した結果、ほどほどお得でサウナ&プール使い放題という特典がついているリーガロイヤル東京にした。 今回はホテルジャンキーが同行者なので、気兼ねなくホテルをフルに使いこなすことができる。それともう一つ。いつも旅行や都内にお泊まりすると太ってしまう。サウナ&プール使い放題プランを駆使してどこまで太らないで、願わくは痩せられるか? 試してみたい。もちろん食べるものはセーブしないで運動だけで。 お部屋は1020号室。スーペリアツイン。二千円プラスしてジュニアスイートに変更も可能だけど、スタンダードでも三十八平米ある。これで充分な広さ。部屋にはテーブルセットがあり二人でも落ち着いてお茶ができる。ベッドも横幅が百二十センチでゆったりしているし、クローゼットも広い。テレビはもちろん家具の中に収納。シンクはダブルシンクじゃないけど必要なものがキチッと揃っている。唯一の欠点はトイレの扉がガラスで透けていること。これじゃあ、せっかくの個室トイレなのに、一人がお風呂に入ったらもう一人はトイレにいけない。後でスタッフに聞いたところ、お客さんによく文句を言われるそうだ。 新しくなったペストリーショップの「メリッサ」はドアがなくて気軽に立ち寄れる。パンの種類は町中のパン屋さんには売っていないものが多い。「カレーあんぱん」なるものを買う。パンだけにしようと思いつつもレジ横にあるプリンがあまりにもおいしそうで、プリンも購入。部屋で持参のコーヒーを持ってきてケーキとパンを食べようと思ったらティーカップがなかった。客室係りに頼んだら、ティーカップ以外にも砂糖とミルクを持ってきてくれて感激。もちろん砂糖とミルク持参していたけれど、客室係の心遣いがうれしい。「カレーあんぱん」はカレー生地のパンの中に餡子が入っている。 ヘルスクラブはどこもかしこも美しい。ロッカーもしっかりした木のロッカー。パウダールームも八席ほどある。アメニティは化粧水や綿棒、ヘアムースなど何でも備えてある。まずは体重を量る。この時点の体重を基準体重とした。プールは噂通り「泳ぐためのプール」二十五メートルプールにはコースロープが張られており、ビキニよりも競泳用水着が似合う。窓が大きくとられているので、プール脇のジャクージから早稲田大学の時計台がよく見える。プールからあがったら〇・五キロ減っていた。 次はサウナ&お風呂。開放的なプールとはうって変わって黒くて暗いインテリア。とても私好みのお風呂。浴槽、ドライサウナ、ミストサウナも狭いが、混みあわないので気にならない。頑張って浴槽とドライサウナで四十分粘る。あがって体重を量ってみたら、さらに〇・五キロ減っていた。 夜は宿泊プランの特典であるカクテルを飲みに「セラーバー」に行く。「セラーバー」では期間限定のカクテル三種類があった。一杯二千二百円。残念ながら、宿泊プランの特典としては期間限定カクテルが飲めない。しかし、好みをいえばオリジナルカクテルを作ってくれる。「グレープフルーツなどの柑橘類を使ったもので、アルコールが七%ぐらいで炭酸が入っているもの」とリクエストした。何のことはない、いつも家で飲んでいる缶チューハイをそのまま言っただけだった。それでも作ってくれたカクテルは「ズース」というカンパリのイタリア版アルコールをベースに、グレープフルーツと炭酸を入れたオシャレなカクテルになってきた。部屋に戻って体重を量ると、夕食とカクテルのせいか標準体重から〇・四キロ増えていた。 翌日の朝食は「コルベーユ」でいただく。午前十時まではビュッフェのみ。スタッフの元気な挨拶が気持ちよい。お料理は味、品数共に満足だが、トゥオーダーの卵料理がなかったのが残念だった。朝食後部屋に戻って体重を量るとますます増えており、基準体重から一キロ増えていた。 午後二時のレイトチェックアウトまでは、ヘルスクラブのサウナと部屋のお風呂を徹底的に利用してとにかく体重を元には戻したい、と頑張ってみた。最後チェックアウト直前に体重を量ったら、基準体重より一キロ減っていた。痩せたホテル滞在は初めてだった。 ○次に泊まる方へ ヘルスクラブが整ったホテルですので利用してみてください。しかし、宿泊プランには「ヘルスクラブ一回のみ利用」「ヘルスクラブ滞在中何回でも利用可能」など数種類あります。ご自分の予定に合わせて選んでみてください。今回のスパ&プール使い放題には、ジムの利用が含まれていません。ジムを利用するとウェア、シューズ、靴下まで貸してくれますが五千円かかります。私は、考えた末、五千円払うほど利用する時間がないのでやめました。 プールのデッキチェアを利用したかったが、二十ほどあるデッキチェアはヘルスクラブ会員を中心に混んでいました。皆さん仲良しそうで、ちょっと羨ましかった。 *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.34 2002年10月発行 掲載記事より抜粋。 「ウエスティンホテル大阪」 CS満足度 ハート5つ。特別措置です。たった27,000円でラックレート160,000円、100平米のエグゼクティブスイートに泊まらせてもらっておいて、5つにしなかったらバチがあたるってものでしょう!?でも、予定通りのダブルルームだったら、ハート3つくらいだったかな。 中谷千瑞子 ●最近、関西方面のホテルが「マイ・ブーム」。東京よりもホテルの散らばり方がおもしろい気がしています。先日は、リーガロイヤルで開かれたHJCの大阪例会のために「根性の日帰り千二百キロ」を強行しました。 宿泊日 2002年5月4日〜5日 宿泊代 27,000円でラックレート160,000円、100平米のエグゼクティブスイートに。 ウエスティンは、「(ウェスティン)東京より(ウェスティン)大阪のほうがサービスが良い」という評判だが、エントランス、ロビーに入っただけで、それを実感した。(ウェスティン)東京では場所が場所だけに、「放っておいても客は来るから」のような印象を受けたが、それとは対照的に、(ウェスティン)大阪ではスタッフの志気も高く、キョロキョロしていると必ずスタッフのほうから笑顔で声をかけてくれた。 チェックインはエグゼクティブフロアで。予約時に「ダブルルームは西側か南側になり、南側は四十階建てのビルがあるため、西側がおすすめです」と、スタッフの方が教えて下さったので「西側のダブルルーム、キングサイズベッド」を予約。 しかし「中谷様、大変申し訳ございませんが、オーバーブッキングのため、まことに勝手ながらエグゼクティブスイートにアップグレードとさせて頂きました」(きゃー!そんな勝手ならどんどんしてー!)GW中で満室と聞いていたので、そんなラッキーは予想だにしていなかった。 ラックレート十六万円、百平米のエグゼクティブスイート、2611号室に案内された。ドアを開けると、あまりの広さに圧倒され、一瞬吐き気を覚えた。どれくらい広いかというと…?歩けど歩けどなかなかバスルームに辿り着かない!リビング、ベッドルームを通りぬけて、バスルームに到着した時には、スツールに腰をおろして、備え付けの小型テレビを見ながらお茶でもすすりたいような気分になった。バスタブはジャクージ機能付き、シャワーブースは腰掛けるスペースがあり、使いやすかった。 ベッドルームは赤の使い方が、素晴らしい優雅なインテリア。シャンデリアの下で気分はもうお姫様。ひとつ不満だったのがナイトウェアが浴衣のみだったこと。訊ねてみたが「パジャマはありません」とのこと。 リビングはコーナーにとられていて淀川ビューとリッツ・カールトン・ビュー。ゲスト用のトイレは配置が良く、ソファーからは死角になる場所にあった。 エグゼクティブ・ラウンジは席数が少なく、ハッピーアワーにはすぐに満席になってしまうが、スタッフのサービスが良く居心地は悪くない。ミールサービスは数種類のチーズ、肉・魚介類がガラスケースに入っていて、きちんと取り分けてくれるし、満足度としては「まあ、こんなものかな?」というくらい。しかし、このホテルのエグゼクティブ・ラウンジの最大の不幸は…?悲しいかな、思いっきり「リッツ・カールトン・ビュー」だということ!窓越しにリッツ・カールトンを見ていると、どうしてもリッツ・カールトンのクラブフロアの充実度と比較してしまい、「やっぱり違うのよね?」としみじみしてしまう。 朝食はエグゼクティブ・ラウンジでもとれるが、スタッフ自身「あまりおすすめしません」といったニュアンスのことを言っていたので「アマデウス」で。ビュッフェは品数が多く、他のホテルより和食が充実していた。 スパは朝が一番すいていて、二時間近く貸し切り状態だった。 「ブルー・バー」ではおもしろい試みをちょうど始めたばかりのようだった。十二時から十六時まではドリンク・バー代の五百円を払えばペストリーショップ「コンディ」で買ったパンを、持ち込みで食べられるというもの。私も利用してみた。美味しいと評判の「コンディ」のパンをすぐにいただけるという企画に、喜ぶお客さんも多いのではないかと思った。でも、夜に行った時にはしっとりとした、いい雰囲気のバーだったのに、客がガサゴソとビニール袋からパンを取り出して食べている姿はなんとなく興ざめで、もうちょっとスマートなシステムにしてくれたら、と思った。 ○次に泊まる方へ STARWOOD PREFERRED GUEST(入会費・年会費無料)のカードをお作りになってから予約されることをお勧めします。今回、最初に予約したのはラックレート四万円のお部屋でしたが、GW中にもかかわらず、二万七千円になりました。「オーバーブッキング」ということは私のほかにも同じカテゴリーを予約なさったゲストがいらしたはずだと思いますが、私がアップグレードしていただけたのは、このカードを持っていたから優先してもらえたのかもしれません(エグゼクティブ・デスクのスタッフに実際に質問してみましたが、「そうかもしれないし、もしくは部屋の向きを予め指定をしていたからかも?」というお答えでした)。 *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.32 2002年6月発行 掲載記事より抜粋。 「高輪プリンスホテル さくらタワー」 CS満足度 ハート4つ。ホテルそのものだけではハート2つですが、「お花見」「ホテル初体験の友達にホテル泊まりを楽しんでもらう」という、今回の私の宿泊目的を充分に満たしてくれたので4つにしました。また、これだけ楽しめて15,000円というお得感も含めています。 中谷千瑞子 ●『東京・大阪ホテルパラダイス』(ホテルジャンキーズクラブ編、メイツ出版)をバイブルとし、「ここ、よーし!そこ、よーし!」と指差し確認しながら地道にホテル経験値を上げているジュニアジャンキー。 宿泊日 2002年3月23日〜24日 桜が満開を迎えた三月二十三日、高輪プリンスホテル・さくらタワー(現 ザ・プリンスさくらタワー東京)に「桜まつり宿泊プラン」(桜が見える低層階のお部屋を取ってくれます)で女三人で泊まってきました。 女性をターゲットにした女性向のホテルだと思いました。今回利用したのはレディースプランではありませんでしたが、「タダ」「お得」といった、いかにも女性が好きそうなサービス券を何枚もくださって、ホテルの戦略に素直にはまって、非常にお得感を感じました。 スパは「ちょっとオシャレな洋風の温泉」という印象を受けました。実際、利用者の方々を見まわすと、旅館の温泉となんら変わらない使い方をされていました ( 寝起きのボサボサ頭、ノーメイクでスパへ赴き、素っ裸でジャク-ジに温泉代わりにつかってました)。 「開き直って、『日本人向けのホテル』を追及したらこういう形になったのかな?」と思いましたが、やはり私もマウント・フジを崇め立てているような根っからの日本人。こういうのってなんだか落ち着くんですよね。連れの二人はシティホテルに泊まるのは今回がお初の、いわば「ホテルヴァージン」。過度に気張らなくてはならないような雰囲気が漂っていなく、初心者の導入にはとってもいいホテルだと思いました。 朝食は三階にある、和食の「七軒茶屋」で。窓際のテーブルにつくと、目前には今にもせり出してきそうなくらいの桜の木々。桜の木の枝の上で食事をしているような気分になれました。夜はいただいたドリンクサービス券(ドリンクや食事のサービス券は敷地内の高輪プリンス、新高輪プリンス、さくらタワーのどのレストラン・バーでも利用可能です)を握りしめ、「どこのバーに行こうか?」などと話しながら、庭園内を夜桜見物。 お部屋は六階の4620号室。まず窓の外を見に行った友人の第一声は「桜が、桜が・・・、海みたいだよー!」私も駆け寄ってみると、眼下には、満開の桜がまるで波を打つかのように庭園いっぱいに広がっていました。本当は桜の木が目線にくる、四、五階のお部屋を取りたかったのですが、こんな「桜の海」もいいな、と思いました。 インテリアは花柄とピンクが基調で、女心をくすぐります。バスルームはシャワーブース付き、バスタブはジャクージ付きでした。トイレはバスルーム内ではなく独立しているので、今回のように数人で泊まっても使いやすいものでした。 部屋に入って十五分間は私の大切な撮影タイム。「まだそこに物を置いちゃダメ-!」などといいながら心ゆくまで室内の写真を取りました。出窓に登って部屋の全景を撮ったりしていたら、そんなまぬけな姿を逆に友人に撮られてしまいました。 あとは期間限定の「お花見弁当」(六千円、ワンドリンク付き。三人でシェアーしても十分な量です)を中心にルームサービスをとって、どんちゃん騒ぎ。夜中までルームサービスをフル活用しながら、語っていました。そのなかでいちばん嬉しかったのが「今まで、シティホテルってただ泊まって寝るだけって思ってた。朝食とか、ウェルカムドリンクとか色々ついて、こんなに楽しいんだね。二ヶ月に一回くらい、こういうのしようよ!」と、友人たちが言ってくれたこと。自分の中では「私はこの三人の中で比べれば、ホテル上級生。今回はもてなしの立場になって、できるだけ二人にホテルを楽しんでもらおう」という自分の中の使命感があったので、とても嬉しかったです。 ○次に泊まる方へ 女性の方は、前もって「高輪エレガンスサロン(TES)」にご入会されておくことをおすすめします。ブルガリのアメニティー、レイトチェックアウト、レストラン・バーでのケーキセットor カクテル無料券、宿泊料金割引など、色々な特典がつきます。入会費・年会費無料なので、入ってから行かれたほうが絶対にお得です。 アフタヌーンティーは新高輪プリンスの「もみじ」、高輪プリンスの「シャトレーヌ」でできます。「もみじ」に行ってみましたが、お味は可もなく不可もなく…。スコーンは焼きたてではありませんでした。でも、クリームはきちんとクローテッドクリームを使っていたので、逆に予想外でした。 *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.31 2002年4月発行 掲載記事より抜粋。 「ホテル西洋銀座」 CS満足度 ハート4つ。他のホテルにはなかなか真似できないような、一歩抜きん出た質の高いサービス。そのほとんどを日本で初めてやってのけたのかと思うと、このホテルの底力を思い知った。 中谷千瑞子 ●「東京(大阪)ホテルパラダイス」(ホテルジャンキーズクラブ編、メイツ出版)をバイブルとし、「ここ、よーし!そこ、よーし!」と指差し確認しながら地道にホテル経験値を上げているジュニアジャンキー。メンバーズバーの「G1」は宿泊者も利用可能だが、日曜定休のため、行けなかった。あまりの悔しさに再宿泊を計画中。 宿泊日 2002年1月13日〜14日 このホテル、ホテル西洋銀座の印象を一言で言えば、「銀座を借景に」だ。 銀座で済ませられることは、銀座に任せよう、というコンセプトで作られているような気がした。無駄は省かれている。旧御三家にあるようなブランドショップは一つもない。スパもごくごく簡素なトレーニングルームだけ。 泊まったのはスイートの1109室。オフィスビューで、見ていて気持ちの良い眺めではない。しかし「銀座の一角」というブランド的要素のお陰で、自分の中の許容範囲内に収まった。リニューアル後のインテリアはクラシックヨーロピアン調。東京のホテルで言うと、フォーシーズンズ、ウェスティンに近い。両者の中間で、フォーシーズンズほど華やかでなく、ウェスティンほどクラシックでない。そして、両者よりもう少しシンプル・モダン。 リビングルーム、と言ってもわりと狭くて、デスク、二人用のソファー、テレビを入れたキャビネット(最新のMD・CDデッキが入っている)、あとは壁面のクローゼット、ミニバー(オールフリー)だけなので、人を招き入れたときには自分はデスクのチェアーに座ることになるかも。そして、客人がトイレに行く時にはベッドルームを経由しないといけない。だから、「このリビングはなんのためにあるんだろう?」と不思議に思った。「オフ」のためのベッドルームとは違うモードになるための「オン」、つまり仕事、それもデスクワークのための部屋に感じた。一人ごもり用の部屋。 ベッドルームにはオットマン付きのソファー&テーブルがあるが、ここに座るとテレビのラウンドテーブルを最大限に回しても、いまいち見づらい。キャビネットごと動かそうかと何度考えたことか・・・。 さて、プードアルーム。プードアとは「貴婦人」という意味だそう。鏡台は壁一面の窓のすぐ横に位置し、充分に自然光が入る。この鏡台ではライトをつけなくても、いや、ライトをつけないほうがきれいになれる。お化粧には自然光がいちばんだからだ。 バスルームは、白大理石を基調とした「私は女優」になれる優雅なバスルームだ。主役のバスタブは配置が良くて、実際よりも広く感じる。そして最も感心したのが、バスタブにお湯を張る際の蛇口とシャワーの角度。それぞれ違った角度から勢いよく水面に注ぐので、とても泡立ちがいい。 モーニングコールは機械音声ではなく、バトラーが「中谷様、おはようございます」と丁寧にかけてくれ、心地よい目覚めができた。モーニングティー・サービスではコーヒーを前夜に頼んでおいた。希望の時間は聞かれなかったが、モーニングコールの時間からジャスト十分後という絶妙のタイミングに届いた。「おっ、さすが!」ジュニアジャンキーという身分も忘れ、生意気な感嘆をした。 アフタヌーンティーは「ラウンジ・プレリュード」で。二段重ねのアフタヌーンティーセットはわりと小ぶりな量で、一人でも注文しやすい。スコーンは生クリームとブルーベリージャムですでにデコレーションされた、クッキーのような小さなスコーンで非常に残念。スモークサーモン、ツナなどがのったスモールペストリーが五?六種類あったが、これが素晴らしい。目も舌も楽しませてくれた。 朝食は「レペトワ」にて。ホテルの朝食でコムハニーにお目にかかったのは初めてだったので感動した。サービス・質ともに満足のいくものだった。 ○次に泊まる方へ 銀座に用事があって来たか、もしくは自室にこもるために、それもパブリックスペースにすら部外者には立ち寄って欲しくないくらいに、プライベートな時間を過ごしたい人に向いている。でないとこのホテルはとても居心地が悪くなってしまう。無料で受けられるサービスの内容・質はとても良い。冷蔵庫はもちろんオールフリー。そして、ターンダウンの時に置いていってくれるミントチョコレートは実に美味で、チョコレートの甘さとほのかなミントの香りが一日の疲れをほぐしてくれる。 *情報誌「ホテルジャンキーズVol.30 2002年2月発行号掲載記事より抜粋。 「横浜ロイヤルパークホテル」 CS満足度 ハート3つ。 中谷千瑞子 ●都内在住。二十七才の勤務医。学生時代はゴルフ部のキャプテンとして、ゴルフ道に邁進。アベレージスコアは八十五。現在はホテルジャンキー道に邁進中。アフタヌーンティーが大好きで、特にスコーンにはちょっとうるさい。 宿泊日 2001年9月21日〜23日 こちら横浜ロイヤルパークホテルは、以前、アフタヌーンティーに一階の「プルーベル」に来たことがあり、だいたい予想はついていたが、ロビーは周りのビルの影響もあってやや騒がしい。だが、ホテルマンはどの客に対しても丁寧に「いらっしゃいませ」と笑顔。「これだけ客が多いのに、大変だろうなあ」と感心。エントランスはホテルの第一印象となるものだし、前回の私のように宿泊客でない者のほぼ唯一の評価どころだけに大切にしてもらいたい。 エグゼクティブフロアーでのチェックインのときのウェルカムドリンクはなし。ドリンクオールフリーといっても、来たばかりの客は知らない場合もあるので、最初くらいは声をかけてほしい。どうしてもリッツカールトン大阪のクラブ・フロアーと比べてしまい、「一歩踏み込んだサービス」を期待する者としてはちょっと物足りない。でも「ホテルによってコンセプトがちがうのだから」とがんばって納得。 一日目は雨で残念だったが、二日目は晴れて、朝・夕とも富士山を見ることができた。東京でほんのたまに見える富士山と比べて、横浜から見えるMt.Fujiの大きさよ!「このホテルに来たかいがあった」と感じる瞬間だった。 お部屋はエグゼクティブフロアーのデラックスダブル、6536号室。窓が大きくとられていて、眺めは良い。やはり山側の部屋をとって正解。海は前日まででさんざん見えてきたし、そろそろ水平線ではなく、地平線を見たくなっていた頃だった。 大阪のホテル二つも夜景がきれいだったが、ちょっとテイストのちがう風景。大阪では、二十八階、三十四階だがロイヤルパークは六十五階で、他のビルよりずっと高いため、他のビルの灯りが小さく見え、足元から地平線まで宝石を広げたように見える。週末のため遠くのほうで花火大会をしていたが、小さく見えて線香花火のようでかわいい。ターンダウンは頼めばしてくれる。お願いしたら四十代くらいのスーツ姿の男性が一人で現れた。もちろんきちんとやってくれたが、なんだか恐縮してしまい、居づらかった。意味もなくバスルームに行って手を洗ったり、「次は何を洗おう・・・?」と考えていると、「終わりました」と。(ホッ・・・) バスルームは、『東京ホテルパラダイス』にあったとおり、中腰にならないと見えない丸窓つき。でも窓があるだけ嬉しい。シャワーブースがとても広くて使いやすい。 ショールームは三室見せていただいた。スーペリアツインは、四十一平方メートルで広いが、スタンダードダブル(エグゼクティブフロア)は二十七平方メートルとせまく、ビジネスホテルのよう。ただ寝るだけというかんじで、これなら一般階のスーペリアツインのほうが納得できる。ジュニアスイート(エグゼグティブフロア)は、金が多く使われていて豪華なかんじで、リビングとベッドルームは引き戸で閉じきり。 *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.28 2001年10月発行号掲載記事より抜粋。 「ホテル日航東京」 CS満足度 ハート2つ。 中谷千瑞子 ●都内在住。二十七才の勤務医。学生時代はゴルフ部のキャプテンとして、ゴルフ道に邁進。アベレージスコアは八十五。現在はホテルジャンキー道に邁進中。アフタヌーンティーが大好きで、特にスコーンにはちょっとうるさい。 宿泊日 2001年9月20日〜21日 こちらホテル日航東京は、白を基調として海をイメージ。行くのは夏がベスト・マッチ。ロビーの螺旋階段、広くとった空間、フロントの後ろの大きな窓が海、港町を感じさせる。フロントのうしろの窓にはベイブリッジがすっぽりはまり、夜はかなりかっこいい。ロビーは広い分、リッツカールトン大阪ほどではないが、ガヤガヤ系。「お台場を見に来た」というガイドブック片手のおばさんグループが多い。休日は家族連れが多いとか。 アフタヌーンティーは、二階「ベランダ」で。サンドイッチは冷蔵庫から出したてのようで冷たい。スコーンは温かくなく、見た目からすると、そこで一つ一つ焼いたようには見えず、工場の大量生産かと思った。パサパサで、半分に割ろうとしたらボロボロになった。私が行ったアフタヌーンティーのうちワースト3に入る。ケーキ類は甘さ控え目でおいしい。紅茶はウエイトレスにおすすめをたずね、ロイヤルミルクティーに。紅茶あるいはミルク自体がほんのり甘く、香りも良かった。食器はウェッジウッド。 お部屋はデラックスハーバービュー(ダブル)の1019号室。目の前にレインボーブリッジ、東京タワー。このロケーションはすばらしい。お風呂あがりのほてった体にバスローブをはおってバルコニーへ。潮風、ビュー、前の公園から聞こえる虫の音につつまれて白いいすにすわっていると実に気持ちが良い。「このホテルに泊まって良かった」と感じた瞬間だった。バルコニーは少し乗り出すととなりのバルコニーの客と目が合ってしまい、バルコニー利用は暗黙のかわりばんこ。 バスルームは外をのぞめる小窓があるのでベイブリッジを見ながらバスタイム。だが、背筋を伸ばさないと見えないし、バスルーム自体のゆったり度などからしてもホテル阪急インターナショナルのほうに軍配。シャワーブースの扉は両サイドに隙間があり、外がびしょびしょに。すべりそうになった。トイレはもちろんウオッシュレット。坐ると自動的に「音姫」が流れる。カップルで泊まる場合、こういう小さな細工がありがたいのでは。 バスゲルを入れるととても泡立ちが良い。シャワーで無理に泡立てなくても、蛇口からのお湯だけで充分泡立つ。バスタブからはみ出しそうなくらい。初めて「泡がじゃま」と思った。バスタブで体を伸ばしたら泡にうもれてしまい、一人でゴホゴホ。でも嬉しい悲鳴。 ちなみにバスゲルはジバンシーで、「このバスゲルがいいのかしら?」と考え、半分残して次のホテル(横浜ロイヤルパークホテル)で試してみた。するとまあまあ泡立ちはよかったが、ここほどではなかった。やはり、あの蛇口が良いらしい。(少しエアーを含んでいる状態でお湯が出る、水面に直接がお湯が入る等・・・) スパのプールはもともと泳ぐことを目的とせず、水中で体を動かしたり、歩いたりすることを想定してつくられているので、楕円形。プールの中はふちのところは一周、玉ジャリのような触感になっていて足ツボを刺激してきもちいい。「泳ぎたい派」としては泳げなくて物足りなさを感じるが。 時間によってジム、プールともにエアロビクスなどのメニューがあり参加自由。私はアクアビクスに参加してみた。初心者でも無理のない三十分のメニューでとても楽しかった。ジャクージは内・外の二つ。屋外のジャクージは露天風呂のようで、レインボーブリッジが正面に。「こんなところでお風呂に入っていていいのかしら」というくらいに、夜間のプールはブルーのライトアップで幻想的。 二階「キャプテンズバー」は、午後五時〜八時はカクテル五十パーセントOFFとお得。午後六時ごろ行くと誰もいなく、午後七時までの間には他に二組のみ。バーテンダーに、「甘くない、さっぱりしたものを」と頼むと、メニューにのっていないトム・コリンズを作ってくれた。夕食もかねてサンドイッチを頼んだ。千二百円とホテルのバーにしてはお手頃で、量も十分だった。でも冷蔵庫から出して間もないかんじで、少し冷たかった。アフタヌーンティーの「ベランダ」を思い出し、「このホテルのサンドイッチはみんな冷たいのかしら?」と思った。奥まった場所にあり、とても落ち着いてが窓がないので海は見えない。眺めを求めるのなら三階の「ベイサイドカフェ」に行ってみては。 *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.28 2001年10月発行号掲載記事より抜粋。 「リッツカールトン大阪」 CS満足度 ハート4つ。 中谷千瑞子 ●都内在住。二十七才の勤務医。学生時代はゴルフ部のキャプテンとして、ゴルフ道に邁進。アベレージスコアは八十五。現在はホテルジャンキー道に邁進中。アフタヌーンティーが大好きで、特にスコーンにはちょっとうるさい。 宿泊日 2001年9月18日〜19日 リッツカールトン大阪は、オフィスビル街にあるので、阪急に比べると周辺の雰囲は洗練されている。覚悟はしていたが一階は「あの『リッツ』をちょっと見に来た」という客が多く、平日なのにガヤガヤ。グラブフロアーを予約していたので、すぐ上に案内してくれた。スーツケースもきちんとカートに乗せて運んでくれ、中世ヨーロッパを思い起こさせ、「『リッツ』へ来たんだ」という気分。 クラブフロアに最初に入った瞬間、「昨日のホテルは一体何だったんだ」と思った。(ホテル阪急インターナショナルの悪口を言うつもりはないので、書こうか迷ったのですが。一応、素直な感想なので・・・)チェックインのため、テーブルについたときから顔がニンマリして止められなかった。私の他に客は一組だけだったが、エグゼクティブのビジネスマンとおぼしき四名。商談をしているようで「○○銀行は○百億円の××を・・・」などビッグな会話をしていて、「今日の私のために用意された、ドラマのエキストラたちなのかしら」と勝手きわまりない幸せな想像で再びニンマリ。もちろんウエルカムドリンクが出される。女性スタッフの三分の一くらいは着物。「もてなし」の気持ちの表れのように感じた。一日五回のミールサービスはとても良い。朝食はもちろんアフタヌーンティーもできてしまう。夜のナイトキャップは酒飲みとしては非常に嬉しい。 一人泊まり女性客にとってこのクラブフロアはとても良い。エレベーターはキーがないとクラブフロアにまで上がれないシステムで宿泊客のみの利用となっているので安心。また、「一人でレストランやバーには入りづらい、間がもたない」という女性には、三食+アフタヌーンティー+アルコールと全ての食事がここで済ませられる。 夕食時にあたるイブニングサービスはあくまでも「軽食」であり、もちろんディナーと呼べるほどの品数・内容はないが、一日五回も食べていればそんなにお腹もすかない。アルコールは一日中サービス有り。カップがあくとすぐに「同じものをお持ちしましょうか?」と聞いてくれる。食器は全てジノリ。ビュッフェのテーブルにジノリが山積みになっているのは圧巻。クラブフロアからは遠くに大阪城が見える。 朝食をとっていると、前日の客室係が「昨晩はごゆっくりお休みになられましたか?」と声を掛けてくれた。エレベーターホールにいると毎回必ず、だれかしらクラブフロアから出てきて「いってらっしゃいませ」or「お帰りなさいませ」と挨拶。毎回されると、ちょっと気恥ずかしいが、「もてなされたい派」の私としては上機嫌になるサービス。 スパ以外、クラブフロアで全て済ますことができ、とても居心地が良いのでクラブフロアから出る気がしなかった。 泊まったお部屋は、クラブスイートの3406号室。センスよくまとまっている。リビングとベッドルームは直接つながっているのではなく、クローゼットやバスルームの前を通ってからでないと、つまりドアを二回通らないと行き来できない。人を招いた時にはこの方が落ち着きそう。 ミニバーのカップ、バスルームの石けん入れ、バスソルト入れも全てジノリ。ソファーのサイドテーブルにはハリーウィンストンの本。「さすが」と思った。テレビのリモコンは、リッツマーク入りの革製のカバーつき。ターンダウンのとき、ミネラルウオーターのペットボトルをベッドサイドテーブルに置いていってくれる。こうした原価百円にもならないちょっとしたサービスが、千円以上のサービスに感じられる。 デッキはCD、MDともに使えるきちんとしたミニコンポ。脇にはCDが五枚くらい置いてあり、うち一枚はリッツオリジナル。「せっかくだから、これを聞かないとね」とそのCDを聞きながらのバスタイム。 大阪城が見えるのは各フロアーとも10番のお部屋だそうだ。予約時、「眺めの良いお部屋を」と頼んでおいたら、クラブラウンジとは逆の向きの部屋にしてくれた。ラウンジと部屋からの眺めをあわせると、ほぼ三百六十度大阪の街並が見わたせて楽しかった。太陽の位置にあわせて、「この時間はラウンジの方が良さそう・・・」など考えて、ラウンジと自室を行ったり来たりしていた。 クラブラウンジの朝食は、品数、内容はレストランの通常のビュッフェ式のものと同レベル。充分、満足がいく。粥あん(?)がめずらしくて良い。おいしかった。 アフタヌーンティーのスコーンは銀のウオーマーの中に入っていてうれしい。(プレーンとレーズン入りの二種類)ビュッフェ式のスコーンは冷めているのでは、という不安をもっていたので、安心した。私のホテルジャンキーの導入はアフタヌーンティーだったので、こればかりはちょっとウルサイ。色々と主にホテルのアフタヌーンティーを試してきたが、残念ながら本場のイギリス(個人的にはロンドンのクラリッジズが内容・サービス共に最高)にかなうものには未だ巡りあっていない。だからアフタヌーンティーで、スコーンが温かいかどうかは私の中での第一関門なのだ。その次はお作法どおり二つに割る際、ボロボロにくずれてしまったりしなければ第二関門通過、など、私の採点法では合格のスコーンだった。クッキー、パンケーキはあるが、いわゆる「ケーキ」はなかった。サンドイッチは定型サイズの小さめのもの。 イブニングサービスは、ディナーに代用できるものではない。あくまでも「軽食」。焼きそば、ギョーザ、その他パン等、常時置いてあるもの。 ナイトキャップでは、ペッパーブルサンがおいしい。チーズはその他、クリームチーズがあった。アフタヌーンティーのときと同じサンドイッチや、クロワッサンのサンドイッチ、コップに入ったスティックベジタブル&スライスしたパンなど、寝る前の小腹のすいたところに調度良い。 スパも利用した。スタッフの対応は良く、ロッカールームまで案内してくれる。プールは二十メートル×三レーン。そのうち一レーンはメンバーオンリー。「レーン」と書いたとおり、泳ぐためのプール。「泳ぎたい派」の私にはぴったりのプールだった。 アフタヌーンティーは、クラブフロアで一度済ませてしまいましたが、一階の「ザ・ロビー・ラウンジ」をのぞいてみました。メニューは三種類。中身もりだくさんといった感じで、アフタヌーンティーというよりハイ・ティーに近い。ピアノ・ヴァイオリンの生演奏つき。インテリアも豪華。だが客の話し声と音楽が、遠くから聞いていると実に騒がしい。客の三分の一くらいは三名以上のおばさまグループ。 ショールームで見せていただいたのは、「リッツ・カールトンスイート」。このスイート、三室あるがいつもうまっているので、この部屋を見られるのはめずらしい。(ラッキー!)たまたま野村監督がいらっしゃらなかったのか、それとも残り二室のうちのどちらかにいらっしゃったのだろうか・・・?ちなみにお値段は一泊四十五万円。十名は座れるダイニングテーブルとソファースペース。パーティーのとき、料理をサーブするための部屋もついている。ツインのベッドは、床から一メートルくらいの高さで、中世ヨーロッパの王様のベッドのようだった。 *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.28 2001年10月発行号掲載記事より抜粋。 「ホテル阪急インターナショナル」 CS満足度 ハート3つ。 中谷千瑞子 ●都内在住。二十七才の勤務医。学生時代はゴルフ部のキャプテンとして、ゴルフ道に邁進。アベレージスコアは八十五。現在はホテルジャンキー道に邁進中。アフタヌーンティーが大好きで、特にスコーンにはちょっとうるさい。 宿泊日 2001年9月17日〜18日 ホテル阪急インターナショナルの周辺はかなり雑多。ターゲットの客層は梅田コマ劇場に行く人たちも入れているようなのでリッツカールトン大阪とはかなり格のちがいはある。その分、ソフト面でがんばろうという努力がかんじられ、あまりホテル慣れしていない、年のいった両親を泊めるにはリッツカールトン大阪よりホテル阪急インターナショナルのほうが落ち着きそう。 ロビーは二階の奥まったところにあるので、利用客以外の出入りはほぼ皆無。泊まったお部屋は、デラックスツインの2804号室。窓つきバスルームのある部屋。リバービューの方角のみらしい。このタイプの部屋はツインしかないのが残念。インテリアはシンプル&モダンなイメージで、たしかにパークハイアット風。窓が大きいので「夜景を一人占め」している気分になれる。ベッドサイド、デスク、バスルームに一輪ずつ生花が飾られている。 ターンダウンなし。ベッドサイドのマット?なし。オールフリーの冷蔵庫は良い。テレビはよくある仏壇のようなキャビネットではなく、リビングチェストの中に入っているので、インテリアの一部になっており、落ち着く。スリッパは持ち帰り不可のしっかりしたスリッパ。ナイトウエアは浴衣のみ。たのんでも「ありません」とのこと。外国人はどうするんだろう。 デラックスツインの売りは、この壁一面を使った大きな出窓。「プリティーウーマンごっこ」が日本一似合うバスルーム。この部屋でなければ、このホテルに泊まる価値半減?!窓と反対側は観音開きのドアに大きな鏡がついていて夜景をバックに白大理石のバスタブからあわあわになってひょっこり首を出している姿は、実際の三割増しくらいきれいに見えた(気がした)。お見合い写真に使いたいくらい・・・。 バスタブにためるお湯はほんのり水色がついていてきれい。タオルは多い。鏡は壁一面の大きいのと、よくある可動式のライトつき丸鏡。プラス、観音開きのドアの裏側の鏡をあわせると、四方から全身を見ることができて便利。シャンプー、歯ブラシ等のバスルームグッズを入れた貝殻の形のガラスの入れ物がかわいい。スツールにはタオル地のカバーがかぶされていて清潔。 一人なのに朝食券が二枚。こういうものなのでしょうか? 悩んだ挙句、一枚はマルメゾンで、一枚はルームサービスの和食と「両方使っちゃえ!」ということになった。まず、「マルメゾン」。二十五階なので眺めよし。おすすめのオレンジジュースはやはりしぼりたて、ココナッツのクロワッサンがおいしい。ペストリーは五?七種類くらいあった。続いて、ルームサービスの和朝食。お茶、みそ汁はポットに入っているので温かい。梅干しは紀州梅?しょっぱすぎず、味がよくついている。 午後はアフタヌーンティー。『大阪ホテルパラダイス』では「ゆったりとした」とあったが、廊下の片隅にあるような場所で、くつろげるところではないと思った。 バーも試してみた。「眺めのよい席希望なら、予約したほうが良い」とベルボーイから聞いていたので、コンシェルジュにたのんでおいた。入るとボーイに「お部屋はどちら向きですか?」と聞かれ、自室とはちがう向きの席に案内してくれた。ウエイトレスに「大阪ははじめてなので、窓から見えるものを説明してほしい」と頼んだ。するとチーフの渡邉さんという人が「seaside map」を持ってきて、親切に教えてくれ、「お時間があったらこちらへも・・・」とユニバーサルスタジオのパンフレットをくれた。このようなことがあると、ホテル全体の印象までかなりアップするから面白いもの。 そして、ショールーム。「HANKYUスイート」は、デラックスツイン同様、モダンなインテリア。スイート=華やかなイメージではない。ヒョウ柄っぽいベッドカバーはちょっとびっくり。やっぱり私が泊まっている「デラックスツイン」がベスト。窓つきバスルームにかなう部屋はなかった。 *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.28 2001年10月発行号掲載記事より抜粋。 「フォレスト・イン昭和館」 島埜あき子 ●初めてサーベイレポートを書いてみましたが、意外とむずかしいですね。これからも泊まったらどんどん書いてみます。ホテルジャンキーズクラブ会員。 宿泊日 1999年1月15日〜16日 宿泊代 9,000円 東京都昭島市の昭和の森に昨年十一月にできたフォレスト・イン昭和館に泊ってきました。オープンから今年の一月三十一日までは開業記念で宿泊料金が半額になっているので、そのプランを利用しました。部屋はスタンダードダブルでラックレートで一万八千円、私たちは九千円で泊りました。 予約時に高層階をリクエストしたら、ダブルは部屋数が少ないができるだけ高層階にしますということでした。私たちは、三階〜八階の客室のうち七階で景色もよかったので満足です。部屋は二十五平米と狭く、窓も小さめです。フロもユニットバスでゆっくり入る気にはなれない狭さでした。部屋のインテリアは木目で統一されています。冷蔵庫も金庫も木目で統一されていて落ち着ける部屋でした。しかもクローゼットも部屋の大きさから考えるとゆったりした作りで、クローゼットを開けるとライトがつくタイプでした。 このホテルにはお得なことがたくさんありました。この値段のホテルにしてはめずらしいのではと思ったのですが、バスローブと部屋着の両方がついています。あと、エビアンが一本とドリップコーヒー、ティーパックのハーブティー。アメニティグッズの量はすごくて、かわいいポーチにボトルのシャンプー、リンス、バスジェル、石鹸(フランス製)、ヘアーバンドなどです。他にもリクエストすれば化粧品セットなどがもらえます。他にもこういう備品を用意しており、できるだけお客様のリクエストにお応えしますという旨をホテルの案内にわかりやすく明記してありました。 ホテルの施設は、別棟に宴会棟、レストランが和食、中華、イタリア風レストランとラウンジで四つ。他にスパがあります。マッサージ、ルームサービスはありません。スパは私も利用しました。宿泊者は千円かかりますが、更衣室が広く、ソフトドリンクもフリーだし、ヘチマも付いているし気持ちよかったです。部屋の狭いお風呂よりは千円払ってスパにきた方がいいです。 ラウンジは最上階にありますが、夜景が少し寂しかったです。飲み物等はおいしかったですが、客層がよくありませんでした。生演奏があったのにファミレスのようにうるさくお話する人がいたのは残念。少し生演奏を楽しみたかったのですが。ランチに利用したイタリア風レストランは味もサービスもよかったです。 全体的にみると、コストパフォーマンスがとても良いホテルだと思います。このお値段ならラックレートでも泊ってもいいと思いました。立地が自然の中なのでゆったりもできます。 ○次に泊まる方へ 昭島駅前の「ビストロ麦」は安くておいしい。ディナーが二千五百円からあります。ワインも安いです。 ホテル近くの「プルミエール」というケーキ屋さんもおいしいです。ケーキを買ってきて、ホテルのコーヒーでお茶するのもお勧めです。 *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.12 1999年2月発行号掲載記事より抜粋。 (c)copyright 2012 Hiroshi Mori Corporation, All Rights Reserved. | ||||