LDRAWING ROOM

ホテル情報誌「ホテルジャンキーズ」記事より抜粋


私の
ホテルの選び方



皆さんどうやってホテルを選んでいるんでしょうか?
ホテルジャンキーの皆さんによる
それぞれの
ケース別ホテルの選び方、
こだわりポイントです。


  • 船橋俊司 「国内・趣味 競輪”旅打ち”編」他 NEW!
  • 柴原康子 「姪との旅行」他
  • 高橋貴代美 「友人からホテル予約を頼まれた場合」他
  • 小出幹也 「ニューヨークへ行く場合」他
  • 前田敬一 「仕事でビジネスホテルを選ぶ場合」他
  • 大西美芳 「我が家のチビ助のホテルの選び方」他
  • 荻野裕美子 「子供と海外のリゾートホテルに泊まる場合」他
  • 佐藤真由美 「ホテル滞在そのものが目的である場合」他
  • 森田貴志 「女性とそういうことになった時に泊まる場合」他
  • 古舘秀之 「ひとりで泊まる場合」他
  • 嶋田けい子 「義母と主人と三人で泊まる場合」他
  • 藤田雅子 「ブランド別ホテルの選び方」
  • 岡田寿朗 「8才の息子と男二人旅の場合」




  • ■船橋俊司 私のホテルの選び方


    ふなはし・しゅんじ
    ●一九五五年生まれ、弁護士。一九八九年、横浜市中区にて船橋法律事務所を開設。専門は税務、先物・証券取引、土壌汚染、等(現在弁護士五名、秘書四名)。趣味はいろいろでして、ラテン音楽、将棋、スペイン語、競輪と、脈略ありません。アフリカ大陸だけは、まだ足を踏み入れたことがありません。
    http://www.funahashi-law.com/



    とにかく、いろいろな場面にてホテルを利用することが多いのですが、要は臨機応変、そして初めてのところはあまり過度の期待をしないこと。定宿はそれなりに安心ですが、ドキドキ感がない。当地で初めてのホテルを試してみるのもひとつの楽しみです。

    ホテル料金は香港を別として、必ずしも高ければ良い、安ければダメというイメージはありません。本人の満足度と調和すればそれで良いものと考えています。

    これでも、まだまだ宿泊を望んで実現していないホテルが国内にも海外にもたくさんあります。そのためにも、もう?年生きれば良いのかと思うと途方に暮れます。


    国内・仕事編

    私のように個人客の依頼を中心とする弁護士(マチ弁)の仕事は、全国の地方裁判所所在地を訪れることになります(例えば、都内在住の方の郷里での相続事件)。その場合、クライアントから十分な費用を頂けるときや、破産管財人(裁判所からの依頼)として出かけるときは、その土地でのトップクラスのホテルを利用しています。来客を迎える場合の部屋での応接や、室内でのデスクワークを考えると、エントランス、ロビーもそれなりに豪華で、部屋はツインルームのシングルユースにすることが多いです。また、インターネット環境が良いことも必然です。

    中でも、出張が一番多かった京都では、色々なホテルに泊まりました。結局、裁判所から近くて朝食がすばらしいこと、部屋がタイト(しっかりとしたスクエア)で落ち着いてクラシカルな雰囲気であること、から京都ホテルオークラが定宿でした。

    その次に多かった都市は福岡の博多です。ホテルオークラ福岡グランドハイアット福岡を交互に利用していました。前者のルームは少し狭いですが、あのオークラの上品な雰囲気を漂わせており、直感的に合格です。後者は、中洲川端にあり、飲食には大変便利で、裁判所に近い。また、ルームはツインのシングルユースで国内では最大級の広さを確保できます。オークラよりは少々値段が張りますが、翌日の気分の良さからすれば、グランドハイアットに軍配が上がります。

    続いて、大阪ですが、ここもヒルトン大阪(あまりに平凡)、リーガロイヤルホテル(だだっ広い)、リッツカールトン大阪(部屋が狭い)、スイスホテル南海大阪、その他のホテルに泊まりましたが、残念ながら私の好みにピッタリ合うホテルは今までのところ見つかりません。ミナミの繁華街は大好きだし、大阪弁も大好きですが、私好みのホテルが今一つやねー。先頃オープンしたセントレジスホテル大阪を是非試してみたいと思っています。

    その他、東北地方の秋田では秋田キャッスルホテル、山形では駅直結のホテル、ホテルメトロポリタン山形、仙台は仙台エクセルホテル東急(クローズ)またはホテルJALシティ仙台を利便性を中心に利用しています。条件は快眠をとれることと、それなりの朝食(私は日本食オンリーです)でしょうか。


    国内・趣味「競輪」編

    私の七つの趣味のうちの三番目が競輪で、全国すべての競輪場を訪れることを生涯の目標のひとつとしています。全国約四十ヶ所にある競輪場に、「旅打ち」と称して年に一?二回、仲間と泊りがけで出かけます。

    必然的に競輪場に近いホテルが選ばれるわけですが(たとえば、小倉競輪場ではホテルクラウンパレス小倉、オヤジばかり数人伴って行くのですから、ホテルの格や広さなどほとんど関係ありません。レースの夜は皆で二次会まで含めて盛大な酒盛り(反省会)になるので、飲み屋街に近いことが条件です。

    という訳で、ホテルはその他「東横イン」チェーン、「アパホテル」チェーン等を良く使います。ホテルは各人シングルで予約します。互いに気をつかわないで済むからです。夜遅く部屋に戻って寝るだけのホテルと思えば、このクラスで十分です。また、たいがいのこと、サイフの中身は前日の勝負に負けてチェックアウト時にはうら淋しいのが常。ここは、チェックアウトの時の六千円程度の支払いでホッとして、いざ競輪場で勝負です。


    国内・家族とリゾート編

    家族やグループでリゾートに行くのであれば、西伊豆にある淡島ホテルがイチ押しです。無人島(小島)の中に作られた小さなお城のような素敵なホテルです。

    ホテルの玄関へは、半島の舟着き場の駐車場に車を置いて、渡し舟三分で到着です。全室オーシャンビューで、天候が良ければ富士の嶺がくっきりとベランダから眺められます。全室スウィートルームで、約五十平米平均、バスルームからも海が見えます。フランスのシラク元大統領がお忍びの宿として使っていたとも言われています。

    このホテルは、都会の喧騒から離脱することがコンセプトでもあり、インターネットや携帯電話は繋がりません。温泉は本物で、波打ち際の露天風呂につかった後、バルコニーで海に浮かぶ漁火を見ながらウィスキー片手に想いに耽るのも趣味が良い。ホテル内のレストランは海を見渡しながらのロケーション、食事も美味(和食が良い)。アクセスは車で東京から東名高速を使って二時間半程。日曜宿泊、月曜朝から仕事でも手の届く距離感です。是非皆様にお勧めしたい。四人家族の場合はツインルームを二つ予約する必要がありますが、三人ならエクストラベッドを一つ入れる方がベターです。

    琵琶湖にあるロイヤルオークホテル スパ&ガーデンズも印象に残ります。ヨーロピアンタイプのホテルリゾートで、スパやジムの施設も充実し、琵琶湖で釣りやボートで一日遊んだ後にゆっくりくつろげます。大理石を基調とする建物は荘厳で立派なものです。JRの最寄り駅、石山駅からはチャーターバスがあったと思います。このホテルも四人家族なら、ツインルームを二つ予約する必要があります。


    海外・仕事編

    それほど頻繁ではないですが、仕事のため(たまった原稿を書くだけのために行くことも多い)、中国・東南アジアへ行くことがあります。香港やバンコクを訪れるときは、現地に夜遅く着くことが多く、その後三〜四泊が多いのですが、到着当日は寝るだけのホテルですから、贅沢は言っていられません。

    香港では、九龍の中心地(尖沙咀)にあるカオルーンホテルをよく利用します。室内は、少々狭いですが、インターネット無料、朝食付きで一万円ちょっと。翌日からは九龍ならカオルーン シャングリラ香港、香港島ならグランドハイアット香港が定宿です。同じヴィクトリアハーバーの夜景でも、私としては九龍側からが好みです。なお、ホテルジャンキーズクラブのクリスマスパーティーで当たったル メリディアン サイバーポートのデラックスオーシャンビューも眺望良好で原稿を書くには適します。

    バンコク到着日のホテルは、つい最近泊まったシリ・サトーンホテル(一泊一万円程度、朝食付)がお勧め。室内も清潔で広く、ホテルマンの応接も気持ち良く、「お値打ち」と感じました。バンコク市内では、色々なホテルに泊まりましたが、眺望を別とすれば、バンヤンツリー・バンコク(クラブフロアで一泊約二万円)が気に入っています。海外滞在中は一日の大部分をホテル内で過ごし、パソコンとにらめっこになるので、インターネット環境やジムの設備、昼食の便、コンビニが近くにあるかも気になります。このホテルは、そのすべてが一応のものを備えています。

    上海では、フランス租界内にあるオークラガーデンホテル上海が定宿です。建物は古いですが、仕事、ショッピング等に立地が良く、朝の和定食がおいしい。浦東(プドン)側では、 セントレジスホテル上海(一泊約二万円)が良かった。室内の広さ、インターネット環境も問題なく、仕様はセントレジスそのもの、難点は夜の出歩きに淋しいことくらいですか。空港へはタクシーでほんのすぐのところ、帰りの便が朝早いときには特にお勧めです。


    *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.92 2012年6月発行号 掲載記事より抜粋。



    ■柴原康子 私のホテルの選び方


    しばはら・やすこ
    ●名古屋で働くアラフォーOL。旅行好きでホテル好きですが、しがないOLのため、旅行雑誌や旅番組を見て気分を盛り上げることもしばしば…。情報収集を欠かさないため、年々行きたい旅先が増えているのが悩みです。



    自分で旅先を選び、ホテルを探し、旅行をするようになったのは、友人と三人で行った卒業旅行から。

    それから毎年一回、三人で国内・海外への大型旅行をするようになりましたが、三人ともミーハーで、芸能人があのホテルに泊まったと聞けば同じホテルに泊まり、ドラマや映画に出ていたホテルを見つけると、そのホテルに泊まる、というようなものでした。もちろん、新しいホテルもかなり魅力的にうつります。

    振り返ってみると、ホテルを重要視するのは旅の基本だったのだと思いました。

    今では旅をする仲間が増えましたが、一緒に行く人によって変わるホテル選びについて改めて考えてみました。


    友人との旅行

    卒業旅行等いつも一緒に旅をしていた友人もホテルが好きで、地域ごとに行きたいホテルが決まっていました。たいていは有名ホテルで、シンガポールならラッフルズ、香港ならペニンシュラという具合です。 もちろん新しいホテルも大好きで、グアムに行ったときは、まだOPENしたばかりのホテルにも泊まりました。

    友人との旅行の際は、場所が決まるとおのずと行きたいホテルが決定するというホテル重視の旅でした。旅行中は近隣のホテル巡りもかかせません。気になるホテルを見つけては三人でホテル巡りをし、写真撮影もしました。

    主人との旅行

    仕事を忘れたいという思いからか、非日常を求めてリゾート地へ旅する事が多いため、ホテルランクを少し上げ、落ち着いてゆっくり過ごせるホテルを選びます。たとえば、プーケットのバンヤンツリー、ランカウイ島のタンジュンルーなどです。

    海外の場合、宿泊日数の半分はホテルのプールサイドで本を読んで過ごすため、ホテルは居心地がよくないと困ります。昼間のプールサイドは日本人が少ないため、現実逃避にはうってつけです。

    私はホテルのスパも利用するので、スパが充実しているかも気になります。 もちろん、部屋でもゆっくりとくつろぎたいため、ヴィラタイプの部屋か広めの部屋を希望します。

    主人は買い物に走り回ったり、大騒ぎしている日本人観光客をあまり目にしたくないようなので、スタンダードクラスのホテルは避けるようにしています。

    後輩との旅行

    ここ数年、会社の後輩とも海外旅行に行く機会が出来ました。後輩との旅行の場合、観光や買い物がメインで歩き回るため、ホテルは立地を重要視します。ホテルにいる時間が短いため、基本的にはスタンダードクラスのホテルからチョイスします。二人以上の旅行の際は、出来るだけ全員が同じ部屋で過ごせるようなホテルを探します。

    姪との旅行

    今年は姪が中学受験に合格したお祝いに、春休みに東京へ一緒に行く事となりました。そこで、姪を私のようにホテル好きに育てようと、宿泊ホテルチョイスに悩みました。 姪がホテルジャンキーになったら、一緒に旅行する仲間が増えることとなり、私としては嬉しい限りです。

    結局、宿泊ホテルは、お台場のホテル日航東京に決めました。まず、姪がお台場と渋谷・原宿に行きたいと言っているので、その周辺で探しました。あとは妹と姪、私の三名での旅行となったため、三名が一部屋で泊まれるホテルが条件です。その結果、部屋の広さが比較的広い割には安く宿泊する事が出来たこのホテルに決めました。


    *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.91 2012年4月発行号 掲載記事より抜粋。



    ■高橋貴代美 私のホテルの選び方


    たかはし・きよみ
    ●長野県在住。普通の会社員ですが、趣味で続けているジャズダンスでチームを作っており、年二回ほど舞台に立ちます。ここ数年東京でのレッスンにはまり、必要以上に上京している日々。おかげでめっきり海外に行けてません。踊れなくなったらリゾートに行きたいけど、いつになることやら。



    東京ひとり泊まりの場合

    最近の私の上京目的は、「観劇」「趣味の習い事」がほとんど。このため、たいていはビジホ泊ですが、まずは一休の「お得意様プラン」や New Open ホテルのお得なプランなどにざっと目を通し、心惹かれるプランがないかをチェックします。

    次に確認するのは、

    ●「目的地へのアクセス」

    (1) 劇場や稽古場が徒歩圏内。
    (2) 目的地まで乗り換えなしで電車で行ける。
    (3) 多少の乗り換えありでも、最寄駅隣接。

    のような順に範囲を広げます。

    ちなみに各ホテル予約サイトで「エリア」や「最寄駅」からの検索はありますが、私がぜひ追加してほしいと思うのは、「○○線沿線」という検索方法です。結構使えると思うのですが…どうでしょうか? 

    場所が絞られたら、その中でできるだけ新しいホテルを選びます。やはりビジホは古くなると快適感がどんどん下がります。New Open と謳っていても実はリノベーションだけだったりすると水回りが気になる場合もあるので、その辺もチェックします。


    そのあとの選択は料金とのバランスになりますが、主にチェックするポイントとしては、

    ●「チェックアウトタイム」

    お酒が好きでどこでも必ず飲み、さらに朝に弱い私としては、翌日予定がない限り極力遅くまで部屋でごろごろしていたい。10時アウトは選択外、11時なら許容範囲、12時があったらラッキー! というところ。

    ●「DVDプレイヤーレンタル」

    劇場のロビーで販売されている関連公演のDVDなどを、ついつい買ってしまうことの多い私ですが、買ったからには舞台の興奮冷めやらぬうちにすぐ見たい!ので、プレイヤーが借りられるととても嬉しいです。また、部屋での滞在時間が長いときは、日頃時間がなくて見られないDVDを家から持参することもしばしば。

    ●「洗濯乾燥機」

    趣味のお稽古で行くときは、汗だくのレッスン着をそのまま持ち帰るのはあまり気持ちの良くないもの。その日のうちに洗濯が終わるとそれだけで快適な気分になります。

    ●「バス」

    最近はバスタブのないホテルも増えてきていますが、家ではシャワーで済ますことの多い私としては、ホテルに宿泊した時ぐらいはゆっくりバスタブにつかりたいので、シャワーのみホテルは基本却下です。アッパーなホテルにはなりますが、バスタブから景色が見えたら最高! また、以前は部屋の狭さから極力避けていた「アパホテル」ですが、新しめなホテルに設置されているたまご型のバスタブが結構気に入って、最近は選択肢に加えています。

    いずれもお金さえ払えばどうにでもなることですが、コスパの良いところを探せてこそホテルジャンキーというもの…ですよね?


    ホテル好きな友人と泊まる場合

    基本できるだけ多くのホテルを知りたい、体験したい私にとって、新しい未知なホテルはホテル欲(?)をくすぐります。泊まったことのないホテルには一度は泊まってみたい(みなさんそうかもしれませんが…)。ホテル好きな友人とホテルを満喫するためだけに宿泊し、インからアウトまでずっとホテルで過ごすのは、この上ない幸せです。

    なので、未体験ならどこでも良いわけですが、高級ホテルであればあるほど一回限りの可能性もあるので、予算の許す限りグレードの高い部屋を選びます。「デラックス」「コーナー」「高層階」などがポイント。女子3人ならさらにお得に泊まれるので、ジュニアスイートも選択肢に入ります。部屋から出たくないこともあるので、24時間のルームサービスも必須ですね。

    また、ビジホでは望めない、部屋からの「眺望」。夜もカーテンを開けたままにしておくタイプなので、覗ける近さにビルがあるのは困りもの。夜景でホテルを選ぶほどではないですが、テンションが上がる要素ではあります。

    泊まりたいと思いながら機会がないままクローズしてしまったホテルがあったりすると、とても後悔してしまいます。


    友人からホテル予約を頼まれた場合

    私のホテル好きを知っている友人から、ホテル予約を頼まれることがしばしばあります。そんな時まず確認するのは「予算」と「目的地」。さらに相手の趣味・趣向を照らし合わせて候補を絞っていきます。まずは高級ホテルの超お得なプランで予算内のものがないかを探しますが、多少予算オーバーでも「後悔させないポイント」があれば、上手にその気にさせます。

    また、東京に不慣れな人の場合は、駅直結などわかりやすい場所や、目的地に迷わず行けるようなアクセスの便利な場所を。ホテル泊まりをほとんどしない人には、「いかにも」なホテルや名の知れた老舗ホテルを選んだり、多少知っている人には隠れ家的なホテルを探したり。相手の好みに合いそうな内装・雰囲気・ロケーションのホテルを考えたりと、なかなか楽しい時間です。

    実際に泊まった時の「予想外」な感動度を上げるため、事前に「これこれこうで、すごくいいホテルなんだよ」などと詳しい情報は間違っても言いません(笑)。宿泊後に相手から絶賛の言葉をいただく時が、ジャンキーズ冥利につきる時でもあります。

    少し前になりますが、「日比谷近辺で宿泊したい」というリクエストをもらい探したところ、ロイヤルパーク汐留タワーコーナーデラックスの格安プランが出ており予約しました。後日宿泊した友人から、「朝目が覚めてカーテンを開けたら、眼下の浜離宮に朝日が差し込み始めたところで、あまりの景色の美しさに感動して涙が出そうになった」と言われ、予想以上に喜んでもらえたことで自分の満足度もかなり上がりました。


    *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.91 2012年4月発行号 掲載記事より抜粋。



    ■小出幹也 私のホテルの選び方


    こいで・みきや
    ●長野県在住。医療関係。月に二回程度東京へふらふらと出かけてます。目的はお食事だったり美容室だったりで仕事に関連して出かけること少ないです。今年、区画整理により自宅を新築することになっているので、空マイラーはひと休みしてオーディオマニアに回帰しようかと思ってます。



    自分のホテル滞在は部屋にいることが基本ですので、ホテルのホームページなどでお部屋の写真をよくチェックします。

    また、スパは利用せずにその分の予算はお高い美容クリームを買う主義ですし、ラウンジに居るより部屋に籠もる方が落ち着くので、ホテルでは、食事やお買い物の間のひと休みや、寝る前のひとときをこれまた大好きなワインと共にマッタリするのを楽しんでいます。

    海外では、部屋の中から町の音が聞こえる方が好きです。街の喧騒をBGMにウトウトするのが最高です。ひとりで食事することが多いためか、田舎者なためか、リゾートより都会が好きです。

    自分が旅行好きなことをまわりの友人はよく知っています。それゆえ、「ハワイのホテルはどこが良い?」なんて聞かれますが、ハワイとグアムには行ったことのない自分。経験はなくともHJの記事や自分の記憶でお話します。無責任なアドバイスですけどね。


    いつものように東京へ遊びに行く場合

    かれこれ十年以上前になりましょうか、ユナイテッド航空のマイレッジ上級会員にヒルトン「HHonors 」から同じゴールドステイタスが送られてきました。宿泊代金半額券と共に。要は、フライトが多い人は外泊も多いだろうから、と囲い込みですよね。そんなヒルトンの罠にハマって、それ以来東京ではヒルトン東京が基本になってしまいました。


    いつものように東京へ遊びに行くはずだったけど

    それでも、ホテルは気になりますから一休.comやホテルメールマガジンとかが来ると、ついついホームページを見に行ってしまいます。皆さんもいっしょですよね? 

    そんな中から「おっ、こんなレートが!」「たまには、ここに泊まって」なんて思いを巡らせながらネットサーフィン。散々迷ったあげくに「やめた…」ってなったり「たまにはチョット豪華でも」ってなったり。財布の中身を考慮して宿泊をやめたとしても、「ああ! 楽しいネットサーフィンでした」とチョットだけ満足。

    ちなみに、国内の旅行は仕事関連の出張を含めてほとんどありませんので、東京以外の場所での宿泊では、とりあえず一番高いビジネスホテルを選ぶか、陸マイラーしているJALのマイルが付与されるかで決まります。


    海外のホテルに宿泊する場合

    自分は独り身なので、基本ひとりで行く事がほとんどです。基本的にすべてネット予約ですが、特に事前に確認のメールを入れる事もなく、カチカチってやった後は送られてきた確認メールをプリントアウトするだけで、そのまま現地に向かっています。

    ただ、十年以上前ですが、Hoteldiscount.com で一度だけトラブりました。HPで予約したら予約センターに電話するよう指示が来て、電話で予約内容を再度確認、実際に宿泊した後、カード請求時に二重に請求が来ました。予約センターに電話した分がチェックアウトした次の日からの宿泊予約に付け替えられていました。予約センターの担当者の名前や、やり取りの内容のメモを取っておいたので、それをカード会社(ダイナース)に送ったうえで、払う意思がないことを説明し、先方の間違いを認めてもらいました。


    ニューヨークへ行く場合

    一番好きな行き先であること、また、仲良しな従兄弟夫婦が一時期住んでいたこともあるし、空マイラーな自分には遠い所へ飛ぶ事が都合良かったことなどで、二十回以上訪れています。

    それゆえ、気になるホテルはすべて泊まり歩いていますので、最近は東京で宿を決めるのと変わらず、話題にのぼるホテルをチェックに行くか、それともいつものペニンシュラにするか、たまにはローウェルにするか、なんて考えながらネットでレートチェックして決めています。

    香港でも選び方はそんな感じでマンダリンオリエンタルが好きです。が、次回はリッツカールトンでしょうかねぇ? まだ泊まっていないですからね。


    それ以外の行き先でホテルを選ぶ場合

    それ以外の都市は、それぞれ数回の訪問ですから常宿みたいにしているホテルはありません。が、お気に入りを挙げてくと、ロンドンはリッツ、パリもリッツ。ミラノならフォーシーズンズって、結局お買い物がしやすいエリアにある老舗ホテルを気に入る傾向にあるようです。

    自分は食べることが目的で旅行している部分も大きいのですが、食事以外の時間は動き回らないとお腹が空かない!という事情もあって歩き回ります。

    街歩きだけでも楽しいですし、買うか買わないかは別として、ブランドショップを見て歩くことも多いです。また、必ずスーパーマーケットには寄ります。香港ではバスマジックリンを買って、重いから中身は捨てて容器だけ持ち帰り自宅で使ってます。


    初めての行き先な場合

    行き先を決めたら雑誌で見た記憶やガイドブックなどを参考にネットでレートチェックして決めています。ホテルジャンキーズクラブのランキングは自分が訪れた事のあるホテルの感じからしても「正しいなぁ」と思うので参考にしています(HJホテル格付け委員会、復活して欲しいです)。で、その都市でもっとも歴史のある老舗なホテルを選ぶことが多い気がします。結局、お高そうでミーハーなホテルを選ぶ、ということかもしれません。

    行く予定がなくても、インターネットで「ここに行くんだったらあのホテルはどうなんだろう?」って、バーチャル旅行計画?しています。それゆえ、初めて行く所でも全く無知ということはなく、気になるホテルがある事が多いように思います。


    *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.90 2012年2月発行号 掲載記事より抜粋。



    ■前田敬一 私のホテルの選び方


    まえだ・けいいち
    ●航空関連会社勤務。現在東京在住。ホテルジャンキーズクラブ「ビジネスホテル研究会」世話人。職務経歴の中でホテル開業準備FFE調達のため、ホテル派遣された経験があり、そこからホテルに填りました。ホテルの種類にはとらわれず高級ホテルから温泉旅館まで幅広く利用しております。



    私がホテルを選ぶ際に考えることは、不動産のお部屋探しそのものです。不動産を探す時もたくさんの物件の中から条件を選び出して探していきます。ホテルのネット予約もそんな感覚で選んでおります。このネット予約の中で、特にビジネスホテルについて、私は「旅の窓口」(現在は楽天トラベル)という予約サイトを使っております。

    ところで皆さんは、昔「ムーミン」というアニメに出てくるキャラクターで「スナフキン」をご存知ですよね。「旅の窓口」はこの人物をマスコットキャラにしていたのですが、このスナフキンがそれこそ自分にとって強烈なイメージを持ち、正に旅人であり、宿泊者でもあり、このイメージを好んでこのサイトを使っていたものです。


    ネット予約する場合

    ホテル選びということで楽天トラベル(旧旅の窓口)を参考にしてお話しますが、基本的に私はこのサイトでビジネスホテル(以下ビジホと置き換えます)を予約しておりました。もちろん高級ホテルも予約はできますが、高級ホテルの予約は皆様よくご存知の「一休」予約サイトでしておりました。「一休」は高級ホテルやリゾートホテルの予約には向いておりますが、ビジホには不向きでした。一休は価格帯の高い高級ホテルが中心、楽天はシティホテル・ビジホやカプセルホテルを幅広く紹介するホームページを貼ることで、お互い棲み分けができていたのでは。実際のところ、他の方に聞いたわけではないので、使い分けしていたのは私だけかもしれませんが、皆さんいかがでしょうか。


    高級ホテルとビジネスホテルを選択する場合

    私は、高級ホテルとビジホの選択肢を、「デパートとコンビニの関係」とイメージします。

    つまり、高級ホテル(デパート)には宿泊・食事・スパ・サービス・品質等すべてが揃っているわけで、これに対してビジホ(コンビニ)は宿泊中心の必要最低限のものを用意することができ、ぶらりと立ち寄ることができるもの。朝食のみを扱い、パンとコーヒー中心のシンプルなもの。価格もリーズナブルで、お部屋は小さくても、その部屋が清潔で、アクセスがよければよいものと考えます。東横イン、アパホテル、ヴィラフォンテーヌ、京急プレッソイン、ホテルココ・グラン上野不忍などです。

    この階層に加えて中間層(アッパークラスのビジホ)に当たるホテルも出現しております。レストランと宿泊を併設しているものの、その部屋数及びレストラン規模が高級ホテルより小さいもの。三井ガーデンホテル銀座ソラリア西鉄ホテル銀座庭のホテル東京などです。

    私の場合、目的が宿泊のみの場合はビジホを、ランチが目的の場合、比較的料金がお得なアッパークラスのビジホを選びます。


    仕事でビジネスホテルを選ぶ場合

    第一は、お風呂です。過日、宿泊したビジホは大浴場ありでした。もちろん、お部屋にもバスルームはあるのですが、やはり大浴場ありの方が満足です。むしろバスルームが狭い場合でも大浴場があれば納得で、このホテルを選びます。

    大浴場があると通常宿泊日の夜入りますが、翌日はおおむね朝6時くらいから入れますので、この時間だとさすがに人も少ないし、朝食前とチェックアウト前のひと時を有意義に過ごせます。客室のお風呂でも最近洗い場が付いているものを見かけます。これもいいかな。お風呂にはおおむね一時間以上費やすので、バスルームはビジホを選ぶ際、特に気にするところです。

    第二は、ベッドサイズです。私はセミダブルをシングルユースすることが多いのでベッドサイズはセミダブル以上を希望します。お部屋が狭くてもベッドの広さがあれば予約します。

    第三に、喫煙ルームは避けたいです。最近は消臭剤(ファブリーズ又はリセッシュ)なるものが置いてある部屋もありますが、タバコの匂いというものは仮に消臭剤で瞬間的に除臭できたとしても壁の中に染み込んでいます。残るものです。禁煙ルームがない場合は他を探します。


    選んだビジネスホテルが予約でいっぱいの場合

    すべてのホテルについて言えることですが、私もホテル予約を入れるのが遅い方で仕方ないと自分自身反省しておりますが、人気のビジホは土曜日予約が取りにくいです。特にネット予約はすぐいっぱいになってしまいます。

    そんな時、最後の手段で、あれこれ条件つけずに当日午前中に電話で問い合わせすることにしております。当日キャンセルがあるからです。

    チェーンホテルのビジホの場合、会員登録をしておくと、優先的に探してくれます。蛇足ですが、チェックインの時も登録してあればサイン一つで済みます。私はアパホテルと法華インは登録しています。


    *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.89 2011年12月発行号 掲載記事より抜粋。



    ■大西美芳 私のホテルの選び方


    おおにし・みほ
    ●都内在住。主人と息子との三人暮らしも早六年を経過。生後二ヶ月からホテルステイを開始したチビ助は、いまでは私のホテル選びに意見するまで成長しました! 更に成長した暁には、主人が一緒に行ってくれないディスティネーションへ一緒に行くのを夢見る毎日です。



    ホテル滞在目的の大半は、「のんびり」するため。子供がまだ小さいので、「のんびり」するために細かいリクエストが多い。子どものお昼寝時間にかからないように清掃とベッドメイキングを午前中に依頼。移動に時間をかけたくないため朝食用レストランやSPAなど頻繁に利用する施設に近い部屋のリクエスト、アクティビティーやSPAメニューの取り寄せ&予約、キッズルームがない場合はアクティブなチビ助に耐えうる明るい性格のシッターさんの手配、子どもがもっと小さい時には食事のイレギュラーメニューの対応をしてもらえるか等々…。

    我が家では、予約サイトのレートの方がお得な時でも、宿泊先への直接予約がお決まり。ホテルへ問い合わせをし、その時の予約担当者の対応で決定します。昨年、一週間滞在したディーヴァ・モルディヴの場合は、チャットのように早く的確なレスに度肝を抜かれ、即予約してしまいました。


    海外へ家族で行く場合

    海好きの主人の意向があり、長期休暇は家族三人ビーチリゾートでノンビリと過ごすことが定番になっている我が家。行き先が決まったら、ホテルの比較検討に入ります。はずせないポイントは、次の通り。

    (1) 施術力の高いSPA(癒されるにはこれが必須!)があること。

    (2) まだ一人で寝る事に恐怖心があるチビ助のために親子が川の字で眠れるキングサイズのベッドがあること(要らないと言っても子供用のベッドも用意してくれるのですけどね)。

    (3) 楽しそうなキッズクラブがあること、またはシッターさんがいること(たまには、夫婦だけでディナーを楽しみたいのです)。

    (4) 評判の良いレストランがあること(主人と私は食べることが大好き!)。

    ここまで満たしてくれて、問合せ時のスタッフの対応に問題がないときは、最後に我が家のチビ助が、部屋の広さやバスルームの形態、プールなどを画像で見て気に入った所に決めています。


    我が家のチビ助のホテルの選び方

    1にプール(自分が入っても大丈夫か?)、2に高さ(建物のです)、3・4がなくて、5に広さ(すべてにおいて)というように、子どもらしく予算等は一切考慮されていません。

    ちなみに、本人曰く「ボクは背の高い建物の方が遠くまで見えるから好き!」と言っていますが、ホテルの画像を見せると真っ先にプールをチェックしています。

    これまで「ボクはここが良い!」と言ったホテルのプールは、アマンキラフォーシーズンズ・クダフラなど、特徴的で、どちらかというと泳ぐよりは雰囲気を楽しむタイプのプール。「海も見えて最高!」と露天風呂に対するようなコメントをします(大人になったら自力で行って!  出来ればママも連れてって!と思う私…)。


    トランジットの場合

    一泊のみだと割り切って、アクセスの良いこ奇麗なビジネスホテル(最近では、ラグジュアリービジネスホテルと言うのでしたっけ?)を選びます。

    これまで利用した例では、メルキュールホテル成田は早朝フライト時に使用。成田駅直近のため、夜にちょっとした買物にも出られて便利。

    スリープイン石垣は、他島へ同日で渡れない時に使用。○九年からホテル名が、ベッセルホテル石垣島に変わっていますが、仕様は同じです。ツインルームのベッドはクイーンサイズです。

    ホテル マッシモ ミシマはやむを得ず宿泊の時に使用。新幹線三島駅近く。バスルームがガラス張りでした。鹿児島中央駅にあるアービック鹿児島はやはりやむを得ずの時に使用。シングルルームのベッドもセミダブルです。


    両親と一緒の場合

    実は、一番悩むパターンです。娘や嫁という立場ですから、ラグジュアリー過ぎてもカジュアル過ぎても問題視される(…ような気がする)…。よって、わかりやすく迷子にならない場所にあり、気後れしないくらいのラグジュアリー感のあるところを選ぶようにしています。出来れば、ドラマの舞台になっていたり、有名人が宿泊したなどのエピソードがあるホテルだと、帰ってからお友達にもどこへ行ってきたか説明がしやすいとのことで、喜ばれます。


    国内で「ちょっと遠出」の場合

    最近では、温泉好きが高じて「温泉ソムリエ」の資格を取得したくらい、大の温泉好きなので、温泉(出来れば源泉掛け流し)+SPAのあるホテルまたは旅館を選びます。その上、この手の宿のお料理はヘルシーメニューも多く、美味しくいただけます。

    いくつかおすすめの例をと思い、以前に宿泊した熱海のホテル(ホテル・ド・ルポと言うフレンチが美味しい穴場ホテルがあったのです)を調べたら何とクローズしており、ちょっと残念でした。

    宮崎県のシェラトン・グランデ・オーシャンリゾートは、通常のツインルームでも、五十平米はある広々としたお部屋。世界で唯一温泉のあるシェラトンだそうです。松泉宮と呼ばれる温泉は和の風情たっぷり、到着するまでの道のりには、お休み処はもちろんライブラリーあり、工夫を凝らした庭園ありで、歩く距離を感じさせない努力が見られます。SPAは、日本で唯一のバンヤンツリー。施術のクオリティは説明するまでもありませんよね。近くにはホテルのシャトルバスで行ける動物園があり、ゲージの外に出てきたゾウが芸を見せてくれたりと直近距離で動物が見られるので子どもが大喜び! ゴルフ好きの方向けホテルのイメージがありましたが、ファミリーでも楽しめます。

    渋温泉古久屋は外湯巡りが有名な信州渋温泉。どこも湯量は豊富ですが、こちらのお宿の源泉は六種。浴槽は全部入りきれませんでしたが、十四種類。外湯も巡ると一週間くらい滞在してもすべては語れなさそうです。

    湯量は豊富でも、昔からのレトロな雰囲気をかもし出す町並みには、アロマトリートメントなどを施してくれるSPAはないだろうと思っていたら、良い意味で期待を裏切ってくれました。シドニーのパークハイアットに勤務していたというスロバキア出身のご主人と奥様(いまは子育てにお忙しいみたい)がセラピストをしているSPAがあるのです! 技術も抜群で、いいお湯とツボを押さえたマッサージは、日頃の疲れを吹き飛ばしてくれました。主人も、日本では珍しい男性セラピストによるツボを押さえたマッサージを日本でも受けられるようになったと感動していました(男性には遠慮なく力を入れてもらうことが出来るのが良いみたいです)。


    *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.88 2011年10月発行号 掲載記事より抜粋。



    ■荻野裕美子 私のホテルの選び方


    インテリアが自分の好みであり(モダンクラシックかつエレガントなインテリアが好きですが、ホテルによってはモダンまたはクラシックのどちらかになるので、その時にビビビッときた方)、部屋からのビューが良いこと(特に海なし県で育ったせいか、オーシャンビューには弱いです)、行ってみたいスパやレストランなど、ここに泊まりたいと思わせるポイントがアンビエンス以外にあること、大理石のラグジュアリーなバスルームだったり、バスルームからのビューが良い等バスルームが充実していること、心地良いサービスが受けられる等の自分の好みが満たされるホテルを選択することになります。

    条件を満たすホテルが複数ある場合には、部屋のインテリアや雰囲気、眺望等のアンビエンスの観点から、最終的に決定します。


    ひとりで泊まる場合

    ひとり旅はしてみたいと思っても、実行した試しがないので、ひとり泊まりはビジネスや特別な用事がある場合に限ります。もともと宿泊する目的が他にあるので、泊まってみたいホテルというより、目的を満たせるホテルというのが優先になります。

    一番は立地条件(目的地までのアクセスの良さ)ですが、ホテルでの滞在時間も少ない場合が多いので、価格もリーズナブルなホテルを選びます。

    時間的な余裕が少しあり、滞在地が自分にとって魅力的な土地であれば、その土地ならではの雰囲気を味わえるホテルを選択しますが、時間がない場合は、チェーンホテルの選択も考慮します。


    夫婦で泊まる場合

    現在は小さな子供がいるので夫婦だけで泊まるということは当分なさそうですが、以前は二人でよく泊まりました。行き先については夫に相談しますが、ホテル選びは私に一任されているので、その時の気分やコンセプトによって決めます。

    迷った場合には夫の意見を聞きますが、基本的には好みや意向を聞く必要がないので、自分の要望や好みが最大限叶えられるのが夫婦で泊まる場合です。


    両親と泊まる場合

    両親はホテル自体にはこだわりはなく、美味しい食事を堪能できるか、観光が楽しめるかという点を重視しています。また、首都圏に住んでおり、都内のホテルにわざわざ宿泊しなくてもという考えを持っているため、おのずと地方のホテルになります。

    観光地にあり、おいしい食事を頂くことができるホテルかグルメスポットに近いホテルを選びます。また、温泉があると喜ぶので、温泉地のホテルを選ぶことが多いです。


    子供と泊まる場合

    子供とシティホテルに宿泊してもゆっくりできないのではと考えるため、最近宿泊するのは、もっぱらリゾートホテルや温泉旅館です。

    リゾートホテルでは、子供と過ごしやすいホテルであることが第一条件となります。朝食時はもちろんのこと、昼食時や夕食時に子供の同伴がOKなレストランがあること、現地へのアクセスや周りのレジャースポットへのアクセスが良いことなどが条件です。

    また、子供の機嫌が悪かったりして、レストランに行けなくなることもあるので、ルームサービスのメニューも予めチェックします。ルームサービスの内容が充実していれば、それも選択する上でのポイントになります。ディズニーリゾートのホテルは、やはり子供が喜ぶような演出が多く、ほとんどの施設で子供の同伴がOKなこと、気疲れしないこと、スタッフが子供に対してとてもフレンドリーで子供も喜んでくれること等の理由により、子供が生まれてからはよく泊まるようになりました。


    子供と海外のリゾートホテルに泊まる場合

    海外のリゾートホテルへ宿泊する際は、国内と状況が異なることや滞在期間が長くなることから、国内での選択基準の他、治安や飲食面で安全性がある程度確保されていることが条件となります。

    また、must ではありませんが、子供が利用可能なプールや遊具施設があるとなお良いです。

    さらに、大人側の条件として、非日常感が味わえるアンビエンスであること、行ってみたいスパがあること、ベビーシッターサービスがあること等も挙げられます。これらの条件がすべて満たされるとは限らないので、最終的には総合的に判断して決定します


    *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.87 掲載記事より抜粋。


    ■佐藤真由美 私のホテルの選び方


    ホテルを選ぶときの、最初で最大のポイントになるのは、滞在の目的です。そのホテルに何を期待するかが大きな分かれ道となります。一度の旅行でも、途中で目的が変わる場合には、ホテルを移動します。

    次に、譲れないMUSTポイントや、あったらうれしいポイント、チューニングポイントがあります。

    これらを総合してホテルを決めていますが、実際は、そんなに細かくジャッジすることはなく、結構いい加減です。私は、神経質な割にこれといったこだわりがなく、サウナの仮眠室からラグジュアリーホテルまで、幅広く対応可能ですので、選択肢が広い分、迷いますが、ホテル選びは楽しいイベントでもあります。


    ホテルでは寝るだけの場合

    これは、もう、快適に眠れるベッドがあれば、それで十分。フィットネスジムやスパなどの施設は不要です。あると利用したくなってしまって、かえって面倒なくらいに思います。 この場合の、ホテル選びのポイントは…。

    「地の利の良さ」もっとも重要なことは、行動するのに、便利な立地条件であることです。特に、海外では、周辺の治安もポイントのひとつです。

    「低価格」滞在時間が限られている訳で、できるだけ、価格を抑えたいものです。

    「特徴のあるコンセプト」どうせなら、ワクワク感を感じられるような特徴のあるコンセプトやデザインのホテルだと、楽しみが持てます。たとえば、日比谷のレム日比谷、上野のココグラン上野など。


    休暇などで、ホテル滞在そのものが目的である場合

    この場合は、ホテル施設の充実度、話題性などが決め手になります。

    「フィットネスジム、プール、スパ」リラックスできるスパがあったら、ホテルで過ごす時間が充実します。できれば、併設の会員制施設よりは、常連客の少ない、利用者をホテルゲストに限定したクラブの方が、より非日常感に浸れるので望ましいです。トリートメントメニューの充実度もポイントです。

    「バリエーションのあるレストラン」そのときの気分や体調に合わせて、チョイスできる幅を持ったレストランがあると安心できます。ホテル内にない場合は、付近にあれば、それでも構いません。

    「クラブフロア」ホテル内でゆっくり過ごすには、クラブフロアが最適かなと思います。滞在中に欲しいサービスが揃っていて、また、最上階など、ほぼ、そのホテルのもっともいいフロア滞在が約束されるからです。

    「話題性」リニューアルオープンや、新規オープンなど、そのときの旬のホテルであったら、尚良しです。ちょっと、友人や家族に自慢できそうな注目のホテルだとテンションがあがります。


    どんな場合でも共通の選択ポイント

    「清潔であること」どんな場合でも絶対的に譲れないのは、清潔であること。特に、低価格帯のホテルについては、実際は行ってみないとわからないことが多いので、なるべく新しい施設を選択するようにしています。多少、お掃除が雑でも、新しいとハードがカバーしてくれますが、古くて不潔だと目も当てられません。ウェブサイトの口コミも参考にします。

    「初めてのホテル」コレクター精神を持つ私は、初めてのホテルやレストランに惹かれます。失敗したとしても、「一度は見ておかないと」という心理が働いてしまいます。逆に、リピートはあまりしません。もしリピートする場合は、部屋のタイプを変えるとか、リノベーション後とか、何かしら新しいことがないと食指が動きません。

    「インターネットが無料で使えること」これは、あったらうれしいポイント。パソコンを持ち歩かなくても手軽に使えると、ちょっとしたときに助かりますので、どちらか迷ったら、選択のポイントになり得ます。


    チューニングが掛かるポイント

    ほとんど、前述のような要素で、ホテルが決まってくるわけですが、その他、微妙にチューニングが掛かることがあります。

    「コストパフォーマンス」

    たまに、キャンペーンとかで、ラグジュアリーホテルでも驚くような価格で泊まれる場合があります。そんなときには、たとえ、滞在時間が短くても、価格が少しくらい高くても、コスパと信頼性優先で選択してしまうこともあります。

    「ホテル会員維持」

    どのホテルも平会員なので、特典は得難いのですが、ほぼ一通り、メンバーカードを持っていて、ポイントを貯め続けています。貯めたポイントを使ったことはあまりない、トホホ会員ですが、会員資格を維持するために、そのホテルチェーンを選択することがあります。

    「同行者」

    もちろん、同行者の意見も重視します。


    *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.86 掲載記事より抜粋。


    ■森田貴志 私のホテルの選び方


    自分的にはいつもけっこう適当にその時の気分でホテルを決めていると思っていましたが、今回、この原稿を書くにあたって改めて、あの時はなんであのホテルにしたんだっけと考えてみて、おお、俺ってずいぶんいろんなこと考えて決めていたんじゃん! と自分で自分に感動しました。

    どういうわけか、好みでない、合わないタイプのホテルに泊まると、アレルギー性湿疹が出たりして必ず体調を崩す体質で、冗談抜きで五分とそこにはいられません。自分にとってこのチェーン(マリオットです)は絶対ダメというところもありまして…。なんなんでしょうね。


    女性とそういうことになった時に泊まる場合

    この場合はもう何というか、見栄張って高級ホテルです。そういう気もそぞろな時にでもスタッフが優しく接してくれるホテルを自然と選んでいますね、俺。あと、こういうケースは朝目覚めた時の雰囲気が大事。フォーシーズンズ椿山荘は庭眺めながら朝食ってのがいい。


    海外ひとり旅する場合

    年に二回取れる長期休暇のときは、「彼女いる期」も「彼女いない期」も海外ひとり旅することが多いです。まず、どこに行くかはその時の気分で、タイだったり、ロンドンだったり、ニューヨークだったり、シチリアだったり、なんとなく決めます。

    それから、本誌をパラパラ見ながら、自分とホテルの好みが合ってる投稿者の記事でそのエリアのものがあったらチェックします。

    あとは、観光局のホテルリストを見て(いちおうその土地のホテルはカバーしているので)、なんとなく匂いがするホテルのHPをチェックします。HPのセンスとか見てるとなんとなく相性がいいかどうかわかりますね。この方法であんまりはずれたこと、ありません。逆にネット時代に乗り遅れたような古いホテルなんかもけっこう好きなので、HPがださいなりにこれもなんとなく匂いでわかります。

    ネットの口コミサイトとかはあんまり信用してないので、時間の無駄なので見ません。

    いちおうこうやってざっと予約は入れていきますが、後は現地に着いてから街を歩いてぴんと来たホテルがあればそこに泊まります。これが一番、楽しいですから。


    田舎から母ちゃんが出てきた場合

    ぶらりと会社があるビルになんぞ来られたりしないように、会社からは乗換が超不便な場所にあり、大きすぎて館内で迷子にならず、老人にも優しいということで庭のホテル東京


    つい飲み過ぎて家に帰れなくなった場合

    神奈川県のはずれに住んでいるため、都心で飲み過ぎると帰るのがおっくうになる(気が大きくなるとも言う)、今日はもうホテルに泊まっちゃえ! となります。月一ほどですが。

    そんな時の定宿は、フロントが優しすぎず淡々とビジネスライクな東京ドームホテル。余分なものがない、ファミレスのような朝食の無機的な雰囲気も正気に戻るにはいい感じです。


    *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.85 掲載記事より抜粋。


    ■古舘秀之 私のホテルの選び方


    子供の頃から遠くへ行くのが好きな性分で、今では月に一度は夜行列車の乗客となり、幾百里彼方へ旅立ちます。仕事においても泊まりの出張があり、初めての町で目覚めることも珍しくありません。

    それでも一年に百泊足らずで、毎晩違う宿を選んだとしても、人生において泊まることのできるホテルの数は限られています。

    そう思うと泊まるホテルの選択というのは、実に重要なことと考えられます。高級ホテルから安宿まで、可能な限り、様々なホテルを体験してみたいものです。


    ひとりで泊まる場合

    ひとりで泊まるということは、他の人の希望を考慮せず、自分が泊まってみたい好きなホテルを選べるということです。最近は、ホテルに滞在しながら旅情を感じることができる、これを条件に入れています。都市なら一番賑やかな場所にあるホテル、港町なら海が見えるか魚市場に近いホテル、北海道なら周囲に人家の少ないホテル、などです。

    地方都市ならば、たいていは全国チェーンより地元資本のホテルの方が、その地方の特色を出していています。×××(そこの地名が入る)グランドホテルなら、その地方の人たちが集まってくる場所ですし、駅前に古くからあるビジネスなども雰囲気があるものです。


    仕事で泊まる場合

    出張で泊まる場合は同僚と一緒なので、どうしても最大公約数のホテルを選ぶことになります。ポイントカードが充実しているホテルが好まれますね。

    また、夕食が居酒屋になりがちなので、繁華街に近い場所でなければいけません。


    両親と一緒に泊まる場合

    両親はあまりホテル選びにこだわりはないので、特にリクエストがありません。選ぶとすれば帰ってから土産話になるように、名前が知れているホテルや温泉地にするようにしています。


    友人と泊まる場合

    いくら仲が良い友人だとしても家族ではないので、一日中一緒にいると気詰まりになることもあります。部屋が広いにこしたことはないでしょう。 友人同士の旅の場合は、観光がメインになりホテルの滞在時間は短いので、あまりこだわりはありません。


    夫婦で泊まる場合

    友人同士とは違った理由で広い部屋が予約できるホテルとなります。それは荷物…女性の荷物の多いことは驚くべきことです。たった一泊二泊なのに、どうしてスーツケースが必要になるのかは不可思議です。


    番外:バックパッカーとしての宿

    バックパッカーの限られた予算ではヒルトンやシェラトンはおろか、部屋にバストイレがつくレベルのホテルにも泊まれません。泊まるのは他の旅行者と一緒の大部屋で、寝返りの度にベッドがぎしぎしと悲鳴をあげる、空調は自然の風という安宿となります。

    このようなホテルでも、世界各国から様々な人種、経歴を持った旅人たちが集まりますので、彼らと語りあえば、普段の自分の世界とはまったく違った世界を垣間見ることができます。

    こういった安宿は移り変わりが激しく、ガイドブックを参考にして現地に行ってみるとクローズしている場合も珍しくありません。他の旅行者の口コミが、一番頼りになります。また、日本人ばかりが泊まる日本人宿もあり、長旅で体調の悪い場合は、他の旅行者に頼ることができるので泊まることもあります。


    *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.84 掲載記事より抜粋。


    ■嶋田けい子 私のホテルの選び方


    サービス精神が旺盛な私。自分以外の人と泊まる時は、その人を喜ばせようとついつい必死にがんばってホテル選びをし、その反応を伺い、ひとり疲れています。けれど、「さすがだね」「やっぱりKちゃんが選ぶと違うわねぇ」などとおだてられたりすると、単純ゆえ天にも昇るうれしさ。任せて!となる…。


    ひとりで泊まる場合

    主人が出張中など、ぶらりと都内のホテルにひとり泊まりしに行きます。小規模なホテルでは何かと動向を注目されていやなので、あえて雑踏(?)の中に紛れこめる大規模ホテル、いろんな人種の人、タイプの人が行き交う雑種ホテルを選びます。

    したがって、ラウンジなどでオバサン、オジサンたちが大声でおしゃべりして騒いだりするのも大歓迎です。にぎやかなBGMと聞き流して本を読んだり、心の中で突っ込み入れたりして楽しんでいます。静かに過ごしたかったら部屋に戻ればいいだけですから。

    夜中にルームサービスをとるのが楽しみなので、二十四時間やってるルームサービスメニューの充実度だけは要チェックです。


    仕事で泊まる場合

    海外出張が多いのですが、実費精算制で好きなホテルが選べます。

    アメリカの場合は安全性を重視して、部屋のグレイドを落としてでも最上級クラスのホテルで、目が行き届く小規模ホテルを選びます。

    ヨーロッパの場合は、格式が高くても部屋の設備が古くて快適性が欠ける場合があるので、リノベーション情報をチェックし、選ぶ時間がない時はグローバル・チェーン系のホテルを選びます。とりあえずのスタンダードはクリアしているはずですので。

    新興国の場合、とにかくリスク回避・安全重視なので、迷わずその街で一番良いホテルにします。

    国内出張の場合は、安全性についてはそれほど気にしなくてもいいので、チャレンジするいい機会です。新しく出来たホテル、個性的なホテルなど、泊まってみておもしろそうなホテルにします。最近は進化しているビジホもチェック対象です。


    7才の姪っ子と泊まる場合

    女の子はこれくらいの年齢でもけっこうおしゃまで私が喜んでもらいたいと思うツボをわかってくれるので、私もやりがいがあります。一緒におしゃれして優雅にアフタヌーンティーを楽しんだりします。

    とはいえ、やはり子どもなのでプールは必須です。クラシックホテルなどの古びた水回りなどはいやがるので、新しいホテルか、最近リニューアルしたホテルを選びます。

    都心のタワーマンションに住んでいる子なので、いわゆる都心の夜景にはまったく興味を示しません。高層ビルではなく、散歩できる庭があるホテルを選ぶと喜びます。


    主人と泊まる場合

    根本的にホテルジャンキー体質ではない主人ゆえ、ホテル選び甲斐がいまひとつないのがちょっと残念なのですが、逆にひとり泊まりの時には選ばない、ゆえに泊まる機会がなかったのでぜひ泊まってみたいホテルリストに残っている小規模の高級ホテルを選びます。

    お洒落してメインダイニングやバーも楽しみます。結果、一番高級なホテルに泊まっているかもしれません。お代も持っていただけますし。


    義母と主人と三人で泊まる場合

    ひとり息子で親孝行の主人。たまの三人旅行の際には、私が腕によりをかけてホテル選び担当をします。

    特に力を入れるのは、部屋タイプの選定です。

    まず、部屋は二部屋取ります。心おきなく義母と主人がおしゃべりできるよう、主人と義母を同室にします。

    部屋タイプはリビングスペースがゆったりしてくつろげるジュニアスイートかスイートルーム。

    私はシングルルームにひとり泊まり。最初は義母も遠慮しましたが、これは親孝行したい主人のためだから、と説得しました。おかげで私も夜は気兼ねなく大口開け、ぐっすり眠らせていただいています。

    義母と主人にも喜んでもらえ、これぞまさに三方両得ではないかと勝手に思っています。


    *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.84 掲載記事より抜粋。


    ■藤田雅子 私のホテルの選び方


    「同行者」による使い分け

    私の場合、泊まるホテルのブランドはその時々の気分で決めます。ひとり泊まり、妹と、夫婦で、両親と、など、どのような滞在をしたいかで選ぶから。単に寝るだけなど滞在時間が短い時はロケーションと値段優先です。


    ひとり泊まりの場合

    気分だけはバックパッカーなので、移動は公共交通機関。したがって荷物は最小限。したがってオシャレにも限度あり。したがって一挙手一投足を見られていそうな、「あのおばさんひとりで何しに来たんだろう」と思われていそうな(考えすぎ?)こじんまりしたホテルは苦手。

    シェラトン、ヒルトン、ウェスティン、ソフィテル、ラディソン、メリディアン、マリオット、ハイアット・リージェンシーなど、どこにでもあって部屋数の多そうなホテル。


    義理の妹と泊まる場合

    支払いは姉の私持ちでもあり、いいとこを見せたいのでリッツカールトンのクラブフロア。「わぁ、素敵ね?!」の一言が聞きたい。


    夫婦で泊まる場合

    荷物が多くても持ってくれるし、移動はタクシーかホテルのリムジンだし、飛行機はビジネスクラスだし、何といっても夫という最強のエスコートがつくので海外ではコワイものなし。

    セントレジス、リッツカールトン、フォーシーズンズ、マンダリンオリエンタル、ラッフルズ、ペニンシュラ、ロンドンのリッツ、パリのクリヨンなど、分をわきまえず挑戦します。リゾートではシャングリラも行きました。ブルガリ・リゾートは今後体験したいです。アマンは未泊(わたしの造語?)です。今後の課題です。アマンジャンキーの田中さんご夫妻がうらやましいです。


    両親と泊まる場合

    親は、ホテルは観光後に寝るところ、という認識でホテルそのものを楽しむという発想はないようなので、あまり高いホテルはもったいないです。結果的にはひとりの時と基本的に同じチョイスです。

    エキストラベッドを入れるので、なるべく広い部屋のホテルにします。ただし、あまり高級ホテルに興味を示さない割にはシビアに感想を言うので(特に母親、やっぱり女です)手ごわい相手です。支払いは私持ちです。クラブフロアに連れて行くとやはり母親は喜んでくれて、日頃飲まないのにカクテルなぞ嬉々として飲んでいます。


    「おしゃれ度」による使い分け

    ホテルが目的のときは「おしゃれした私が場違いに見えないホテル」を選びます。その時、どの程度まで「おしゃれ」するかによりホテルブランドを使い分けています。海外旅行の場合は、荷物の量とホテルの宿泊料金は比例します。

    心情的になじみの少ないホテルの方がオシャレ度はアップします。恋人とのデートの初めの頃のほうがおしゃれに気を使う(んでしょ?みなさん)のと同じ傾向かと。したがって、既泊、未泊に関係なくヒエラルキーとしては、以下のとおりとなります。


    パリのパラスホテル、
    リッツ・ロンドン、
    ブルガリ、
    セントレジスの場合


    シーズンに先駆けて受注会で予約した一番お財布を痛めた服でそれなりにオシャレで高級。靴もバッグもブランド品。夫のエスコート付き。セーターやTシャツなどでも手持ちの一番高級なものを着ていく。ってつまり買ったはいいけど日本ではあまり着る機会がないから着てっちゃおうという魂胆なんですけど。

    靴もバッグもこのシーンにはこれ、あのシーンにはあれ、といろいろ持っていきます。行く前に一日目のディナーはこれ、二日目の朝食はこれ、夕食はこれ、三日めの朝食はこれ、バーにはこれ、とすべて考えて持って行きます。


    フォーシーズンズ、
    リッツカールトン、
    マンダリンオリエンタル、
    ラッフルズ、
    ペニンシュラの場合


    アメリカンが、Tシャツ、短パンで跋扈するのにもホテル側としては慣れていそうだから+金持ちは案外服装に無頓着、というのにも慣れていそうだから、オシャレが過ぎると野暮に見えそうなので、手持ちの中で上質なものをピックアップし、「こなれ感」を演出。日本人ツーリストの「おどおど感」が出ないよう、押し出しの良いコーディネートを考えます。


    シェラトン、
    ヒルトン、
    ウェスティン、
    ソフィテル、
    ラディソン、
    メリディアンの場合


    無駄な荷物がないよう 着回し優先のオシャレ度。靴もディナーと街歩きと両方に対応できるものを持っていきます。昔なら、このクラスのホテルでもけっこう気をつかいましたが、年のせいもあって今はだいぶ肩の力が抜けてきました。最終的にはヒエラルキーの一番上のホテルでも普段着のまま佇んでサマになるよう修業したいです。


    *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.83 掲載記事より抜粋。


    ■岡田寿朗 私のホテルの選び方


    息子と二人ということは、つまり、野郎二人旅ですので、グルメ・ショッピングは旅の第一の目的にはなりません。私的にはグルメも大事なのですが、息子には全然大事ではないのです。

    では何をしに行くかですが、私の場合は「その街の匂いを嗅ぎに行く」です。目的もなく、ぶらぶらしながらスーパーや市場に行ったり、バスや電車に乗って、うろうろするのが大好きです。

    さて、息子と海外二人旅のホテル選びは以下の順番で、五つがポイントとなります。


    「家庭内」適正価格かどうか

    最初に大事なこととして、ホテルの宿泊費用がリーズナブルかどうかです。家内と娘は居残りですから、あまり高い部屋だと…いろんな意味で、後が怖いです。

    その街に、家族全員で宿泊した時の宿泊費用を思い出しながら、適正価格(安全価格?)を自分なりに考え、その範囲内で、以下の条件を勘案しながらホテルを探しています。


    息子の好物が食べられる環境

    次に大事な要素は、ホテルの中、もしくは近辺に日本料理あるいは中華料理屋さんがあるかどうかです。

    今年の夏休み、息子と二人でパリに行きましたが、到着初日の夕食にも関わらず、息子の希望を取り入れ、ホテル近くの日本料理屋さんで、彼はカレーライスとたこやき、私はやむなくかつ丼を食べました。

    でも、子どもに体調を崩されないように日本と同じ生活リズムを心がける、というのは大事だと思います。ましてや、時差があるところに行くとなるとなおさらですね。


    プール

    我が家の場合、息子は現在八才ですので、香港やバンコクのように、泊まるホテルがだいたい決まっている都市を除くと、ホテル選択の条件として、アクティビティー、特にプールの存在があります。

    もしどこのホテルでもプールがあるならば、その内容(営業時間や、プールの環境、たとえば室内か室外か、またその広さ等)を考えます。

    プールに比べると、ホテルスパの充実やショッピングゾーンに隣接、というのは、プライオリティとしては、だいぶ下の方になってしまいます。ただし、季節的な要素や地理的な要素もありますので、必須ではありません。


    広いベッド

    部屋の広さ・景色ですが、息子との二人旅の場合、ダブルベッド、又はハリウッドツインであれば、その他はあまり問いません。ベッドが広くないといけない理由は、息子の寝相が悪く、シングルベッドだと、落っこちてしまう危険性が多分にあるためです。


    周囲の環境

    ホテル周囲の環境もいちおう考慮しますが、夜出歩くことは原則としてありませんので、さほど重要視していません。


    *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.83 掲載記事より抜粋。