LSPA

ホテル情報誌「ホテルジャンキーズ」記事より抜粋


ホテルの
エステ&スパ



多忙な会社勤めの合間を縫って時間をひねり出し、
スパ&ホテル旅行を敢行している阿久津友紀さんの体を張ったスパ体験レポート。


あくつ・ゆき
●ホテル&スパ・ジャンキー。札幌在住、会社員。多忙な仕事のストレス解消法は週末弾丸旅行で訪れるホテル&スパ。



  • 三余庵(北海道十勝川温泉) NEW!
  • ブレナーズパークホテル&スパ(ドイツ、バーデン・バーデン)
  • 熱海ふふ(熱海)
  • アーユピヤサ(スリランカ)
  • ガーデンテラス長崎ホテル&リゾート(長崎)
  • カンナリゾートヴィラ(沖縄)
  • センターラ・グランド・アイランドリゾート&スパ(モルディブ)
  • バブ・アル・シャムス(デュバイ)
  • カペラ・シンガポール アウリガスパ
  • 定山渓鶴雅リゾート&スパ 森の謌
  • アリラ・ヴィラズ・ハダハア(モルディブ)
  • 星のや 軽井沢
  • W香港 ブリス・スパ(香港)
  • グランドハイアット・ソウル ザ・スパ(韓国)
  • パンコール・ラウト・リゾート(マレーシア)
  • アンサナ・リゾート&スパ (ビンタン島)
  • しこつ湖鶴雅リゾートスパ 水の謌(北海道)




  • 三余庵(北海道十勝川温泉)


    ■旅の精算書 

    合計 約50,000円。

    交通費 札幌から高速代とガス代で約10,000円ちょっと。
    ホテル代 27,000円。
    スパ代 10,000円。



    ■お試しの訳

    三余庵、ホントに通っております。道央自動車道がちゃんとつながったので、非常に快適に十勝川温泉まで行けるようになりました。札幌から2時間で温泉です! <そんなプランもやってまして、日ごろよりも10,000円以上お安い、一人27,000円で1泊2食。さらに通っていることもあり、お誕生月にスパの半額招待状が届くのです。一番お高いプラン、受けるでしょう! その後、ミシュランのお星様取得も判明。通っているお店・ホテルが評価を受けるのは、正直うれしいものです。


    ■予約方法

    予約はホテルのホームページから。予約確認メールのお返事の際にスパの予約もついでに。ちゃんとお誕生日お祝いのコメントつきで予約いただきました! プルミエ120分のコース 20,000円を10,000円で受けますよ。


    ■ホテルについて

    もうオープンしてから時を経ていますので、古びたな…という印象や傷などもあるにはあるのですが、関係なし(白木つくりだからどうしても経年劣化目立ちます、涙)。何と言っても世界を探してもこんなクオリティでは体験できない源泉100%のとろとろのモール泉でございます! 併設ホテルの大浴場にも行きつつ、三余庵内の洋風・和風と時間で入れ替わる露天にも入り、さらにお部屋のホントにかけ流せる源泉を順番に堪能。お部屋のヒノキ風呂がやっぱり一番とろとろを実感でき…。この部屋のとろとろを全身にまとってからスパに行くのが三余庵の醍醐味でございます。

    お食事はミシュランに評価されたこともなんだかわかる気がする、北海道の素材を生かした献立の数々。ちょっと供される温度にムラがあり、残念な面もあったのですが、夕食の終わりに渡されるおいなりさんに至るまで、こだわりは感じられます。

    浴衣・まくらひとつにしても選べる快適さ。何より仲居さんが変わらないので、安心してお任せできるのがうれしいですねぇ。


    ■さて、潜入です♪

    どうしたって、ここのスパはトリートメントルームが手狭なのです。お部屋の外にはネイルやドリンクコーナーなど気遣いはあるのですが、そこが非常に残念。一番の技を持つお姉さまが退社されたらしく、やはり割引が割引過ぎるのか(半額だしね)、経験のない若いお姉さんが担当に…。

    3人で伺ったのですが、あとの2人は極楽に行けたようなのですが、私にはイマイチ。隣の普通の値段のホテルのエステも経営が同じなので、私にはそこの若手があたったようです。

    ずっと必ずお願いしていたフランキンセンスがなく、オイル選びでもテンションダウン。ヴァルネ博士のオイルはオイルなんでしょうが、もう扱いがありません…というのが残念。最近、キク科アレルギーが出ることがあるので、慎重にしているオイル選び。ちゃんとカウンセリングでお話したのに、「デリケートなお肌にはカモミールですかね」と。「それキク科です」と私が言った瞬間、お部屋にはヒヤっとした空気が。君は私を殺す気か(涙)! 

    日下部さん監修なんだろうけど、どんどんそのクオリティが伝承されてないのを感じるなぁ。結局、ジュニパーとグレープフルーツなどの鉄板オイルを選びましての120分。でも、全身マッサージ60分に専用オイルのスカルプマッサージにフェイスマッサージにフィトマスクまでついては来るので、お得感はやっぱりあり。

     ヒヤっと体験がありながらも、常套句「なんなりとおっしゃってくださいね…」という若手さん。それに対して何の躊躇も遠慮もなく、オイル選びからモミのテンションから、すべて、訴える私。横のベテランさんがどうやって乗り越えるのかをチラリチラリ。かといって助けてくれるわけではないのよね。全身マッサージの間、あまりにもたくさん言い過ぎたので、フェイシャルとスカルプは何も言わずにいましたが、エリアが狭いせいもあり、そこそこのでき。

    元来、スパってものは、そのセラピストの能力によってクオリティに差が出る水もの。120分で20,000円なのでもともと悪くないし、10,000円なので良すぎなので仕方ないか。彼女のせいではなくて、隣のベテランさんだったら良かった気がしてならないので、こんな目にあっても…75点♪

    今回のスパに限らず、ここはアメニティ以外でも足りないものは正直あります。でも、お風呂上りのおいしい水に近くの農家の美味ブドウジュース、ビールにイタリアワインなど、細かいサービスはどんどん充実。かけ流しのモール温泉がある限り、たぶん私は通うことになるでしょう。本当の高級宿よりはちょっとお安い部類に入りますし、大目に見てくださいませ。ちょっとクオリティに難あり、ってレターに書いたけど、「またお越しください」でした…。まあ、通います。ミシュランで☆ついて予約とりづらくなっているので嫌だけど。


    *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.92 2012年6月25日発行号記事より抜粋。



    ブレナーズパークホテル&スパ(ドイツ、バーデン・バーデン)


    ■旅の精算書 

    合計 140,000円

    エア代 無料(マイル使用)。
    ホテル代 1,060ユーロ(2泊)。
    エステ代 130ユーロ。
    食事代  夕食2回で200ユーロ位。



    ■お試しの訳

    夢のバーデンバーデンです。ミシュランレストランもついてるし、バーデンバーデンならココ、
    ブレナーズパークホテル&スパと決めておりました。スパの能力の最高峰とやらを堪能です。

    でも温泉そのものを味わいたい方は別なホテルへどうぞ。かけ流しのモール泉が部屋についている、ラディソン ブル バディッシャーホフがいいようです。


    ■予約方法

    リーディングホテルオブザワールドのサイトから予約。スパの予約は東京の予約センターへ。いつも丁寧、そして正確 &早い! 

    530ユーロ×2泊で予約。一か月前にはもうフルブッキング。だいぶ前に予約をいれたのでよかったです。さらにスパも早めだったので…。55分130ユーロがセラピーの基本価格です。


    ■ホテルについて

    狭いロビーは常連さんがあふれる社交場。古風な前開きのエレベーターで案内されたお部屋はLHWの特典にてアップグレード。さらにシャンパンにフルーツにチョコの豪華プレゼントもGET。贅沢な空気感にさらに贅沢特典なんて幸せ! お風呂の床も温かいし、スクラブまでついているアメニティも充実。古い建物ですが、ちゃんとリノベーションすべきところはしている。お湯の出も問題ないし、黒い森を見渡すベランダにゆったりと流れる時間。

    朝食も周辺産のチーズたっぷり、ドリンクも充実、接客も素晴らしく。再訪したくなるホテル。バーデンバーデンの街もコンパクトかつ見どころも食も満足。もうこれだけで十分なんですけども。


    ■さて、潜入です♪

    予約の段階でウェブのパンフを熟読。メディカルスパとビューティースパと両方あるんです! それぞれに受けられるセラピーがどうも違うらしい。だけども施設は同じ入口で部屋を使い分けているだけ、ということが判明したので、同行者にはベーシックなアロママッサージを、私はメディカルリンパドレナージュを施していただくことに。

    母屋から廊下続きで少し離れたところが、スパ棟。プール・サウナなどが集まった集合体。増築に増築を重ねた感じなので、階段の上り下り多数、これだけで健康に。基本は部屋からガウン&スリッパで移動。

    メイン案内にて、簡単に説明を受けたらば、まずは、プールへ。床も椅子もお湯であたたかくなっています。プールの温度はそんなに温かくなく。でもエレガント。

    続いて温まろうとサウナエリアへ。もちろん、ドイツの基本、真っ裸エリア。男性なんて何にも隠しておられません。まあ、水着でサウナをしていても逆に何も言われはしませんが。

    ミスト、ホット、香りのサウナがあります。香りのサウナは二人用。ボタンが3つあるので好きな香りも選べます。シャワーなどは男女共用、多少手狭。

    しかし、リラクゼーションルームやヒーリング映像を見たり、照明の色を変えることができるカラーセラピールームも無料で使うことができます。置いてあるドリンクはレモンウォーターとミネラルウォーター。オリジナルの飴。まあ、いいでしょう。ジムも完備ですので、滞在して体力増進の方には十分な施設かと。アジアの洗練された施設を見慣れているせいか、レトロですがヨーロッパクラシカルな"ローマ帝国"な感じは悪くないです。

    体を温めたあとに、SPAという文字に導かれていったのは小さなロビー。そこから右はビューティースパ、左はメディカルスパとなります。メディカルスパは美容整形なんかもできちゃうそうですよ。すぐ左に連れて行かれるのかな、と思いきや、まずは右のビューティーの中のラウンジへ。そこでお茶を飲んでリラックス。セルフサービスですが、一つ一つ箱に入ったハーブティーから好きなものを選んで、きちんとしたお高い食器にて頂きます。簡単な問診のあとは、同行者はカーテンの奥の個室へ、私はメディカルスパ側の個室へ連れていかれました…。

    ずいぶん機械があるのですが今回は"ノンマシーン"。「リンパドレナージュなんて、どこか手術でもした?」と聞かれました。そう、手術などでリンパの流れが悪くなった方々が受けるのがリンパドレナージュ。日本で盛んにあるリンパマッサージとは訳が違うんです。触ってるか、触ってないかわからないくらいの微妙なタッチ。でも柔らかく触っているのになぜが突然体に痛みが走るわけです。そこが元凶らしいのです。55分のソフトタッチ。まったく手ごたえがないのに、顔も首も足もすっきり…。本物のリンパドレナージュの実力を肌身で感じたのでした。

    最後は同じラウンジでお茶を飲んで終了。相方は、日本好きで何度も京都へ行ったことがあるベテラン男性セラピストにしっかりもみこまれたそうです。さすがスパの国、セラピーによる施術の違いが顕著でらっしゃる! 

    トリートメントの予約は事前にしないとホントにいっぱいです。ファミリーのようにずっと働いていらっしゃる方が多く、その仕事のスペシャリスト、という位置づけの方が多いので、何かをお願いすると担当がすぐ変わります。引き継ぎはスムーズなのでストレスもあまり感じませんでした。

    ホテルでスパをする以外に水着でいける温泉プール、カラカラテルメへは是非。マッサージは激安、さらにちゃんと時間の予約をしていけば、行列を横目にすんなり入場できます。ビーチサンダルは必須。サウナもプールもホントに混んでますから。 満足はしてるものの、もうちょっと個室などに贅沢感がほしいのと、お茶などが充実してほしいとない物ねだりで…90点♪


    *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.91 2012年4月25日発行号記事より抜粋。



    熱海ふふ(熱海)


    ■旅の精算書 

    合計 66,000円

    エア代 無料(マイル使用)。
    ホテル代 1泊2日で 49,000円(夕朝食付き)。
    エステ代 17,000円(ボディトリートメント60分)。



    ■お試しの訳

    熱海ふふは、いまだ、sisleyのボディトリートメントが受けられるところ、ここしかないようで。誕生日だし、いいか、とご褒美旅です。スタイリッシュ旅館として評判も高いので、正直、期待高く。でも期待しすぎるとアラが目立って楽しめなくなりますので…。


    ■予約方法

    一休で、ホテルのホームページと同じ料金で予約。最近、スタンプがたまったり、換金できるポイントもたまるようになったので重宝しています。スパの予約もメールで完了。お誕生日アピールもしておきました。


    ■ホテルについて

    1月7日?8日の1泊2日。熱海までの送迎がついて、冷蔵庫内の飲み物がそこそこいいものが入っていて無料で、部屋が広くて、露天風呂かけ流しで。シャワールームはミストサウナに早変わりするし、アメニティもTHANNが標準ですが、アロマセラピーアソシエーションが追加できちゃったり…。ひざかけやら、充電器やら、あったらうれしいものが部屋にこっそりたっぷり。誕生祝いのお花はかわいいし、写真はきちんと額に入れてプレゼントされるし、ケーキおいしいし、ブーツはちゃんとシューキーパーに入れて、靴箱にあったし…。かゆいところに手が届くお宿だった印象。途中からそんなに高い気がしなくなってきました。一人49,000円するのにね。

    お料理はおいしいですが若干濃い味。京都風の正統派懐石、というよりアレンジ和食の印象。実は一番おいしかったのが、天城の天然わさび。デザートは非常に美味。部屋は1階と2階、竹林、川、壁(?)、箱庭、いろんな眺めがあるようです。


    ■さて、潜入です♪

    部屋の露天風呂ももちろん、堪能しますが、スパと大浴場は別棟。移動して、さらに温泉を楽しみます。ちょっとひっそりとした大浴場の入口。男女共用の狭いロビーの奥に男女別ののれんがあります。脱衣所もちょっと狭い。まあ、24室しかありませんから、めったに会うこともないのでしょうが。タオルやアメニティ類は豊富です。

    シャワー3機に、内風呂、露天、ヒートサウナが完備。ちょっとデザイン性に欠けるのが残念かも。一般的なお風呂です。30分ほど温まって、入口の共用待合へ。冷蔵庫には、コーヒー牛乳とビールとポカリとお水。これはうれしいですね。

    で、その大浴場の2階にあるスパへ移動です。入口わかりずらいので注意。入るとsisleyの製品がならんでおります。多少お安く買えるらしいです。お部屋は2つ、コネクティングとしても使えるようです。使っている施術台はフェイシャル仕様。リッツカールトンなんかと一緒の最後は仰向けで上半身を上げてもらえるベッドでした。クッションがいいので、うつ伏せも安心のもの。もちろん、ヒートが入ってるので温まったカラダが冷えることはありません。

    今回は、フィトアロマティックボディトリートメント、60分で17,000円のもの。簡単なカウンセリングで、使用する製品をセラピストさんがチョイス。「セルリプロ」という、21,0000円の製品をそのまま使用、です。ボディ系は3種類ほどあったように記憶しているので、人により、かと。私は年齢柄セルライト撃退主義なので、現品使用は非常にうれしく。結構な量を使っておられたのでそれだけでも満足感たっぷり。

    また、セルライトを崩す感じの独特なテクニックがあるんですね、これ。うつぶせになったとき、ふとももやふくらはぎの一番高くなるところに、両手の指を開いて乗せて一気に何度も滑らせるのでございます。爪でひっかかれそうなテクなのですが、そんなことはございません。みちみちとセルライトがつぶれていくのを感じつつ、ほぐれて血が巡るのです。ちょっとびっくり。背中もリンパの筋だけじゃなく、親指で円を描き、セルライトつぶし。途中でスリープ、撃沈です。背面に時間をかけているので、仰向けはわずかにはなりますが、顔周りのリンパの流れはきっちり通してくれて終了。元がとれた感覚がしっかりする施術でした。

    施術終わりには、デトックス系ハーブティ。(ショップに売ってます)一杯飲んだだけでおなかがゆるむ方もいるそうです(私は普通)。何で日本にはsisleyのボディ、ここと翠松館にしかないんでしょうね。ドイツにもフランスにもたくさんあるのにね、近くにあったら通いたい感じでした…95点♪


    *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.90 2012年2月25日発行号記事より抜粋。



    アーユピヤサ(スリランカ)


    ■旅の精算書 

    合計 66,000円

    エア代 135,000円
    ホテル・スパ・食事代 1泊2日で25,000円(三食付き・ヨガ・一日一回 のトリートメント代込)



    ■お試しの訳

    内戦も終わってスリランカの記事が女性誌で増えてきました。スリランカといえば、アーユルヴェーダの本場ではありませんか!

    あれこれ調べてみると、そんなに日本人も安心していける専門施設ってないのです。バーベリンリーフくらい。しかし、お安いけどそうとう施設は古め。そこで去年オープンしたばかりの施設を発見。さっそく予約です。でも一泊しかとれなかった…。


    ■予約方法

    アーユピヤサのオーナーは日本の方。スリランカの方が支配人。日本語のウェブサイトもあり、直接の予約も可能です。ただ、3時間半も空港から離れているので、直接頼むとその送迎代も入ってかさみます。

    なので今回は6泊の宿(アーユピヤサヘリタンスカンダラマセイロンティートレイル2泊・ライトハウスアマンガラ)とガイド&車代を、旅行会社にまとめてお任せしてみました。ダイレクトでオーダーするより少し安く、さらに専用車の安心感も買いました。

    ちなみにアーユピヤサの公示料金はひとり一泊 25,000円(トリートメントと3食付)です。


    ■ホテルについて

    ホテルは山の中、空港から3時間半のマータレーというスパイスで有名な地域にあります。近くにダンブッラ寺院もあり、キャンディも日帰り圏内。世界遺産のシギリヤロックも半日範囲。

    ただ、ここは車がないとどこにも行けない、何もできないので(ホテルツアーも安いといえば安いけど)観光目的の方はどうぞ別のリゾートへ。一人でさびしくない、山籠もりしたい方には向いています。プールもないので午前中のトリートメント後はひますぎるかも。周りは虫もたっぷり、自然の森。向き不向きあります。

    食事は非常に美味。オーガニックで野菜主体のメニューで、体のドーシャに合わせたメニューが登場します。カレーですが飽きないお味。体が浄化された感はあります。

    部屋は50平米くらいのヴィラタイプ。贅沢ではないですが、必要十分。部屋の中は暗いので読書は難しいかも。サービスは、田舎に来て歓待されている感じ。


    ■さて、潜入です♪

    アーユルヴェーダ体験は朝から始まります。朝6時半にモーニングコールの扉とんとん。レストラン棟で、コラカンダ(緑色のハーブおかゆ)とヤシ砂糖、白湯をいただきます。

    ちょっと体を起こして…朝7時からはヨガタイム。森に囲まれたパビリオンで45分。その後は朝食。スリランカの定番、固めたご飯でカレーとたっぷりフルーツ。

    血糖値を上げたところでカウンセリング。オイルとハーブに囲まれたお部屋で行われます。自分のドーシャを詳細なアンケートによって導き、さらに舌や心拍数で判断するそうです。私はピッタ・ヴァータ(水・火のミックスらしい)。自分に合わせたオイルとトリートメントが選ばれます。

    アーユルヴェーダは午前が基本。そのまま別棟でトリートメント。施術ごとに部屋が分かれていて、移動する仕組みです。今回はフルコースよん♪と女医さんに言われたので、期待大。

    まずは、ヘッドマッサージ(シロアビヤンガ)。がっつり額から肩まで椅子に座ってもまれます。これだけで頭がすうううっと。その後、全身マッサージ(アビヤンガ)。温められた調合オイルとゴマ油のブレンドで1時間たっぷり。本格的なアビヤンガは木の板の上ですが木の上にマットが引かれているので快適。

    オイルはむくみ冷え症向きのnarayana、痛み止めの効果もある、shuharatairaのブレンドだそう。アスパラやらシダやら植物性のものと、スリランカではミルクなど動物性のものが入っているそうです。その後一度、発汗を促すために部屋を移動して、スチームに。宝箱のような箱の中に入ります。下の引出しにはオイルとハーブが入っているそうで…。いぶされている感じ。

    デロデロになったらさらにデロデロになる、かの有名なシロダーラ。ほどよいオイルが額の上で踊ります。たらーりたらーりとオイルが頭に流れ、夢心地。トリートメントが終わったら、歯にハーブ粉、鼻と耳にハーブオイル、さらにハーブドリンクとお薬も…。

    いやはや3時間たっぷりで体がすっきりして、さらに野菜たっぷり(自分のドーシャに合わせた食材で作られている)のカレーの豪華ランチをいただいて終了。2日以上滞在するといろいろトリートメントも増えるそう。ちょっと耳のオイルが一日中ぐじゅぐじゅ言ってましたけども、なんだかすっきり。

    その夕方、シギリヤロック登りもしましたけど、まったく疲れ知らず、もっと長くいたかったぁ…90点♪


    *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.89 2011年12月25日発行号記事より抜粋。



    ガーデンテラス長崎ホテル&リゾート(長崎)


    ■旅の精算書 

    合計 一人換算で約100,000円(1泊2日)

    エア代 60,000円(札幌・長崎往復)。
    ホテル&エステ代 54,000円(2名1室,朝食&スパ付き)。
    食事代 10,000円(夕食の寿司懐石)。



    ■お試しの訳

    今回も、またまたANAの「マイル修行」を兼ねまして…長崎へ。長崎で行ってみたいお宿を前々から狙っておりまして、こちら
    ガーデンテラス長崎ホテル&リゾートへ。隈研吾さんのデザインで評判高いらしい。スパもあった! お寿司やさんの評判よさそう! …ということで、決めました。


    ■予約方法

    今回も一休です。肩こりリセットセラピー(60分)つき、1泊朝食付きが2人で54,000円。60分の施術で8,400円というコースがセットになっております。1泊朝食付きで2人で37,200円という計算。ガーデンスイートという一番下のカテゴリーですが、公示料金よりずいぶん安いし、ちゃんとオーシャンビューでテラス付。十分、十分。アメニティはアロマテラピーアソシエーションだし、しかも60平米の広さがあるお部屋。ベッドも広い! いいんじゃない? それにしても一休のお部屋のアイテム表記は細かいので助かります。今回の肩こりリセットが一番コストパフォーマンスよし、と人気のようです。


    ■ホテルについて

    とにかくちゃんと出来上がった空間(少し安い部材かな、というところと送電線が見えるのが残念!という部分はあるけれど)。ベッド、ソファに至るまでデザイン性がある空間。緑と水が流れる山肌に寄り添った建物、木目が周りにきちんと溶け込んでいます。翌日、対岸のグラバー邸から見ましたけど、調和していてきれい!

    車で敷地に入った瞬間から流れるようなチェックインと名前で呼ばれる感じは悪くありません。若いスタッフばかりですが、一生懸命さは伝わります。レインシャワーにビューバス。アメニティも申し分なし。テラスで夜景をみながら乾杯!なんてのも可能。こんな居心地のよい空間はやはり稲佐山&海に面した長崎しかありえないんでしょう。

    食事もおいしく、地のものを美味しく使ったお寿司「天空」さんはおすすめ。懐石と握りを合わせたコースは大満足でした(和牛握りにゆずこしょう味の鯛などなど)。朝食はセットの他に壱岐牛ステーキやフレンチトースト、カレーなんかも無料で追加できます。ドリンクも一本1,000円するみかんジュースやびわジュースなどもオーダーし放題! 朝ビールも無料! 食後のお持ち帰りコーヒーサービスも! なんだか天国♪


    ■さて、潜入です♪

    スパはレセプション棟の奥にあります。レセプションのすぐ横にある共用のラウンジスペースでカウンセリング。なのでスパ前の「日常逃避」はできません! 予約時間が午後8時入りが最後なのが残念。さらに、温泉じゃないのも残念ですが、一人400円でスパ内の貸切風呂をお願いできるので、温まったあと、トリートメントをいたしましょう。

    施術ルームは1部屋のみ。2人まで同時に受けられます(仕切れば2つになるそうです)。BGMはなんと、オペラ蝶々夫人(…仕方ない、ここは長崎!)。肝心のお部屋も簡素。施術台も一般的。窓もないし、設備に特筆すべき点はありません。オイルは「32℃」という九州熊本ブランド。4種類あるそうですが、こちらに選ばせてはくれず、セラピストの勘で決めうちでした。

    ということで、ここまですっかり、がっかり感いっぱいだったのですが、施術はかなり技もち!「肩こりリセットセラピー」と称するのは名ばかりではなく、効果は絶大。まずはオイルをつけず、タオルの上から足裏&足マッサージ。その後、丁寧に「ホットスプリング」という名のラベンダー・マジョラム・イランイランの3種を配合したオイルにて背中のマッサージ。肩甲骨や首筋など強くもなく、弱くもなく、筋を伸ばすように続きます。仰向きになったあとはデコルテを重点的に。仕上げの頭皮マッサージが効き目絶大。顔は触らないものの、首筋と額まわりをじっくりほぐされるとリフトアップ効果も期待できそう。目もぱっちり、首も本来の位置にもどった感じ。

    うつらうつらしつつの60分! 翌々日にあまりにも元の場所に戻ったのか、筋肉痛までやってきてしまいましたが、肩がほぐれた感じはぴかいちでしたので、スパ施設面のマイナスを盛り返して…80点♪


    *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.88 2011年10月25日発行号記事より抜粋。



    カンナリゾートヴィラ(沖縄)


    ■旅の精算書 

    合計 110,000円ちょっと(1泊2日)

    エア代 72,000円(札幌・沖縄往復)
    ホテル代 40,000円(2名1室,朝食付き)
    食事代 9,500円
    スパ代 11,500円



    ■予約方法

    今回は一休です。

    カンナリゾートヴィラは、30室中5室しかオーシャンビューではありません。ほとんどの方は普通の料金払って、オーシャンビューじゃないわけです。

    そこを逆手にとった、「絶対にオーシャンビューじゃないのでお安くしましたプラン」でステイすることに。
    広々、アジアンリゾートヴィラタイプで朝食付きで40,000円ならばいいでしょ、と選択。

    ちなみに同じ7月9日泊の
    ブセナテラスは一番安い部屋でも45,000円。クラブは60,000円超えてましたので、納得材料になりました。


    ■お試しの訳

    実は恥ずかしながら今年、いわゆるANAの「修行」をしております。聞きますと、マイルと料金で導き出す、換算率は羽田〜沖縄が一番オトクだそうで。2011年の下半期の景気づけに弾丸沖縄を繰り出すことにしました。

    そこからステイの場所を探すわけですが、たまたま一休でカンナリゾートヴィラがお安く出ており、調べますと、スパもリーズナブル。ブセナの新施設に心惹かれながらも、それは次回、と納得させての出発です。


    ■ホテルについて

    カンナリゾートヴィラは、お部屋はどれも55平米ほどの建物にお庭かウッドデッキかがついたタイプ。こぎれいなタイやインドネシアのヴィラタイプなのですが、重みがない、というかちょっとダウングレードしたように感じます。

    虫もそれほど多くないし、吹き抜け三角屋根なので思ったより広く見えるし、部屋はジャクージだし、十分満足なのですが、高級リゾートと思っていくと違うかも。

    冷蔵庫はカラで、コンビニ料金の売店で購入可。ウエルカムドリンクとか細かいサービスはなんにもないのですが、山盛りちんすこうとか、ゴーヤ茶とかは室内に完備。

    星空盤なんかもあって、のんびりするにはいいかもしれません。お食事もリーズナブルだし、居酒屋もあるし。イタリアンの薬膳料理のコースをいただきましたが、低カロリーで満足でした! 朝食は薬膳粥と洋食から。セットメニューにフルーツ&サラダのブッフェ。まあ、満足なのでは。

    スタッフの皆さんも高級感をみなさん醸し出してないので、とっつきやすいですし。食事もスパも安いけど、泊まる料金だけは雰囲気料としてちょっと高いかな、と。でもプールもなんちゃってインフィニティになってますし、泳げないけど海にも出られる階段あり。お子様と一緒、という方には気兼ねなくていいかもしれません。


    ■さて、潜入です♪

    ここの素晴らしいところは、深夜1時まで営業という点。もまれて、すぐ寝たい方にはぴったりですね。

    スパルームは1部屋のみ。2人まで同時に受けられます。客室のヴィラの一番奥に位置し、同じつくりです。ホテル内のBGMが全くセンスなかったので期待してなかったのですが、このお部屋はガムランBGMでしっくりきました。アロマの香りも漂い、ゆっくりとしたリズムでしゃべるセラピストさんで、いい感じ。

    今回のものは、60分のボディマッサージと30分のリフレクソロジーを合わせたもので、11,500円。リゾート価格ではなく大変良心的。

    まずはアロマをたくさんのボトルから3つ選びます。選んでももらえますし、自分でもチョイスできます。今回はせっかく沖縄なので、月桃。これに合わせてフランキンセンスとジュニパーベリーを選んでみました。

    足湯の後、うつぶせからスタート。腰をゆらす「体軸整え型」。ベッドが硬いのでこれは眠れないと思っていましたが、非常にお上手なのです。力は入っていないのですが、押しこむ力はある、独特の技。腕なども整体のように回しながらのモミもみ。仰向けでは最初に胸上のリンパ節をぐるぐるとマッサージ。その後、ひざ下リンパ節を始めたころには爆睡でした。すいません、私としたことが足裏眠ってました…。

    終わった後、足首にあったグリグリがなくなって、すっきりしちゃいました。ああ、軽いな、と実感。セラピストさんにはいつも通り、左利きですか? 左がコリすぎです。と感想を伺いつつハイビスカスのハーブティーいただいて終了。星降る中、お部屋まで歩いて帰って、夜はぐっすり。寝返りを打つこともなく、朝まで熟睡。トッケーの声も気にならず、天蓋ベッドで眠りにつけました。

    ブセナのスパの料金がお高いので(マンダリンオリエンタル東京ほどではありませんが)、こちらは非常にリーズナブルと感じました。85点♪


    *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.87 掲載特集記事より抜粋。



    センターラ・グランド・アイランドリゾート&スパ(モルディブ)


    ■旅の精算書

    合計  320,000円(6.5泊9日)

    ツアー料金 320,000円(ホテル代・エア代・送迎料込み)
    スパ代 別途27,000円かかる予定が結果タダに。


    ■予約方法

    今回はSTワールドというツアー会社を利用。モルディブのセンターラ &バブ・アル・シャムスとの9日間のツアーを組んでもらいました。一人32万円なり。

    センターラはスパ独自のウェブがあり事前に予約すると割引料金で受けられます。「Salt pot muscles melter」 なる90分、一人100ドル(約8,000円)のマッサージと「wanalee」というフェイシャルもマッサージもついた一人240ドル(約19,000円)180分のパッケージを。

    なんと、バンコクで受けても、他のタイ国内のリゾートで受けてもほぼ値段は同じ! モルディブは物価が高いので、非常に良心的価格です。


    ■お試しの訳

    数か月前のアリラ・モルディブで遅まきながらモルディブはまり。シュノーケリングがすぐ目の前でできるリゾートで、かつ新しい場所、ということで今回はセンターラをチョイス。2009年12月オープンの新しいホテルです。


    ■ホテルについて

    タイを中心にリゾート展開をしているセンターラ。パタヤやチェンマイなどにあり、高級を目指しているけど中級なイメージは否めず。でもモルディブのセンターラ・グランド・アイランドリゾート&スパはやや高級目で頑張っている感じ。

    マーレから水上飛行機で30分。流行りのオールインクルーシブ。食事はもちろん、ビールやワイン、ソフトドリンクなど、一定の範囲内の飲物がついてます。

    今回はデラックス水上ヴィラに4泊で予約。追加一泊100ドルでいわゆるクラブフロア的なアイランドクラブ特典を得られます。

    クラブラウンジでのシャンパン、カナッペ、アフタヌーンティーも味わえ、さらにインクルーシブは3食ブッフェ。正確にいうと、一回だけはレストランでコースメニュー可。ちょうど飽きちゃうところで昼食や夕食時は選べるレストランの幅が広くなり、タイ料理やイタリアン料理、クラブラウンジでのメニューが無制限に選べ、非常にお得。タイ料理はマジうまいです。

    しかし! チェックインの際、オーバーブッキングでビーチヴィラに下がるトラブルに…。お部屋はどうにもなりませんでしたが、ダウングレード分きっちりいただき、スパ代は浮きました(この辺は中級ホテルか)。スパはホントにおすすめです。うまいし、安い。


    ■さて、潜入です♪

    最初に受けたのは「walanee」。タマリンドのジュースをいただき、カウンセリング。充分サウナで温まったら、個室へ移動。ハーブが入ったお塩でまずはスクラブ。その後、塩を落とすことなくラップで包まれます。温められる前にはタイのみかん、ガランガルのジュースで水分補給。15分ですっかり大汗を。

    続いてはきゅうりが入ったお水で水分補給してオイルマッサージです。カウンセリング時に選んだのは、アンチセルライトというオイル。ミントやしょうが、ローズウッドなどが配合されたもので背中から入ります。

    さすがのタイ技術。お上手です。続いて、足、ヘッドなどくまなく、指で押し上げるテクニックがさく裂。ジュリークのアーモンドスクラブを使ったクレンジングからヨーグルト&キュウリパックと一つのブランドに決めることなく自然素材も使いながらのトリートメント。気になる、保湿や乳液、リップなどはすべてジュリークでした。

    あっという間の3時間。いえ、3時間半は超えてました…。計算上は1時間1,000円以下ですね(笑)。

    続いて翌日は、クレイポットを使ったトリートメント。パンダンリーフ、レモングラス、タマリンドがふた付きのトマト様のポットに入って蒸されています。一人6個。セラピストさんはもくもくと湯気も上がったポットを布でぐるぐる、さらにひねって「もち手」を付けました。

    もうお察しでしょう。ハーバルボールではなく、ハーバルポット。あたたかい、固めのポットでグリグリっとマッサージです。ホットストーンのように、体の節々にポットが置かれて、じんわりとほぐれていく感覚がいい感じ。時間はお約束の90分を超えてみっちり。もちろん水分補給はたびたびおこなわれて夢心地。

    いやはや、お得でございました。ホテル自体はサービス的には難ありですが、価格と技術を考えて…85点♪


    *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.86 掲載特集記事より抜粋。



    バブ・アル・シャムス(デュバイ)


    ■旅の精算書 

    合計 約360,000円(6.5泊9日)

    ツアー代 320,000円(ホテル代・エア代・送迎料・4回のスパ代込み)
    食事代 40,000円


    ■予約方法

    実はこのホテル、手配したときは「ジュメイラ・バブ・アル・シャムス」という名前。それが、1月1日にジュメイラが撤退、バブ・アル・シャムスに。

    昨年の予約時にはジュメイラのホームページからウェブ経由でスパの予約を入れていたのですが、悪い予感が的中。旅行会社経由でアラビアンレストランとスパのリコンファームをしたら、予約入っていません…。新しいウェブページも立ち上がっておらず、以前のメールは戻ってきてしまう始末で、旅行会社に頼るしかありません。あわてて、デュバイの手配会社 cox & kings にすべての予約を入れなおしてもらいました。


    ■お試しの訳

    旅の目的地のモルディブ行きの便がエミレーツ航空で、デュバイのエアライン。なのでデュバイに泊まろう、というわけで、砂漠に行ってみたいということもあり、冬なのですが砂漠リゾート、バブ・アル・シャムスに決めました。

    今回はSTワールドというツアー会社を利用。モルディブのセンタラ&デュバイのバブ・アル・シャムスの9日間のツアーを組んでもらいました。合計32万円なり。


    ■ホテルについて

    バブ・アル・シャムス到着当日は、3年ぶりの雨。デュバイなのに、暖房が欲しい15 度以下。砂漠の雨ってヤツです。

    ホテル自体は非常にあたたかくお迎えいただき、みな親切。アラビアンナイトの世界が広がるいい所でした。ランプの灯りしかないので、館内は真っ暗系。お部屋もとても暗いので、そのあたりが気に食わない人はいるかも。

    寒かったので、ご自慢の砂漠のインフィニティプールも入れずでしたが、デッキチェアに行くとタオル倍増でもらえました。

    さらに!「寒いですね…」とルームキーパーと世間話しただけでデロンギヒーターが部屋に登場。これで一泊の部屋代が約2万ですから悪くないです。

    何故スパとレストランの予約が、次の運営者に引き継がれていなかったのかだけが、ほんとうに疑問。


    ■さて、潜入です♪

    ホテルの南棟がある中の奥深く、1階にある「サトリスパ」。方向を示す矢印はいろいろあるのですが、一度じゃたどり着けません。ひっそりと丸いサトリスパという看板のみ。

    サトリはおわかりのように"悟り"。日本文化と中国文化なども融合させたいという思いのようで。なので、デュバイのイメージの豪華さ、きらびやかさはありません。豪華な施設はまったくなし。ちょこんと入り口。入ると、普通のイスが2つのみ。

    お茶いただきつつ、ひとまずカウンセリング。日本語あります。ディスプレイとして使っているアイテムは、アロマセラピーアソシエイツ。私の大好きブランド! もっとも、デュバイに合うのかどうかは微妙ですねぇ。

    さて、今回は「サトリ・リジュブネイト」という2時間コース。マッサージとフェイシャルなどが入ったもの。およそ20,000円ですが、日本のホテルスパ価格です。

    お部屋で着替える形式で、部屋は狭め。赤いアラビアンランプだけがデュバイの雰囲気を醸し出します。これは期待薄いな…と思っていたらば、技はヨーロピアン丁寧系、うっとり系です! アジアンの強気なマッサージとはまったくアプローチが違う、柔らかタッチを何度も繰り返す系。これまで受けたリンパマッサージの中でも極度に弱いタッチなんですけれども、大きな手のひらで芯まで響くテクニックでございました。

    オイルは、アロアソのデストレスブレンド。サンダルウッドの香りだけでわかっちゃいました。フェイシャルは、基本のクレンジングなどはアロアソのローズシリーズ。マッサージオイルはオマーンの乳香とブルガリアのバラのミックスだそうです。

    フェイシャルもさることながら、過去最高のデコルテマッサージが繰り広げられました。何度も胸まわり、首まわり、肩まわりを円を描くように、弧を描くように。さらに、額(インドでいうチャクラポイント)をめちゃくちゃマッサージ。眠らずにはいられませぬ!

    アラビアンなかたがたはお顔を隠されておられますが、美肌を大事にされているということで、非常にフェイシャルのクオリティには気をつけているそうです。なるほど。

    ビシーシャワーマッサージが受けられるお部屋もあるそうですが、フィットネスルームも狭いのでスパとしては評価は高くできません。疲れは取れたので施術は高得点なのですが、豪華さをもう少し感じたいので…80点♪


    *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.85 掲載特集記事より抜粋。



    カペラ・シンガポール アウリガスパ


    ■旅の精算書 

    合計 約346,000円(6泊8日)

    エア代 95,000円
    ホテル&スパ代 86,000円(カペラ2泊朝食スパ付き)
           150,000円(その他3軒のホテル)
    食事代 15,000円


    ■予約方法

    カペラ・シンガポール、ホテルも実はフルブッキング状態で、これはスパもあらかじめ予約しておかないとフルブッキングになる、ということで前もって手配。

    今回はスパ&朝食付き、2名2泊で2,645シンガポールドル(税サ込。約172,000円)のプラン。一人2時間のスパトリートメントコース(約18,200円)がついています。


    ■お試しの訳

    年末年始、アップグレード可能なJALの激安航空券をGETしまして、シンガポール行き。大晦日のホテルは豪華イベント付き2泊3日プランのみで、あまりにもの高額。しかも、なんと3ケ月前で既にフルブッキングとのことで断念。12月28日から30日の2泊にしました。今回はのんびりが目標!


    ■ホテルについて

    カペラ・シンガポールはラックレートしかないこの時期、ちょっとお高い、1泊950シンガポールドル(6万2千円)の広々お部屋から見える景色は風情があります。行き交う大型船、セントーサの森。青い海に慣れた私でも好印象! 
    お部屋に入った瞬間に自動でカーテンが開く仕様なので、驚きの大窓からの絶景がショーアップ。

    窓に沿ったソファにビューバスにレインシャワー。アメニティも充実でターンダウンのお菓子も美味。ハイティーを楽しめる宿泊者用のラウンジあり。

    朝食も充実のブッフェ&さらにお席に出来立ての小皿が運ばれてくるサービスも。もうこれだけでリピート間違いなし。


    ■さて、潜入です♪

    カペラのプールは、レストランが目の前にある大型のものから最下段のプライベートプールのようなものまで3つあります。タオル、お水はすぐに運ばれてきます。のんびりしたら、ホテル棟1階にあるスパへ。お魚オブジェの通路が目印。

    ハーブティーを飲みつつ、カウンセリングを受けるレセプション、小さい!と若干残念だったのですが、それもしかり。チェンジルームより先には、「ここはどこ?」というくらい広々とした空間が広がっていました。ホテル棟のアールに沿って廊下があり、ロッカー、手洗い、シャワー、スチーム&バスと、それぞれ入口がある作り。ガウンやふかふかスリッパなどアメニティも完備。

    肝心のファシリティーですが、ドライサウナに打たせ湯付きの深いプランジプール&パイプの上に寝るジェットバス。トロピカルオイル香るレインシャワーやナツメグシナモン香るハーバルスチームなど、流行りものは一通り。導線のよいペニンシュラ東京という印象です。プールが床の上につくられているので、窓が高い位置にしかなく、せっかくの緑の景色が見えないのが残念。お水とりんごしか置いてないのもマイナス。

    ウェイティングルームはプールのさらに奥。セラピストと合流、案内されたのは、素敵な庭がついたバス付きのお部屋。まずは、水をごくり。処方されたオーガニックのサプリメント(葉緑素スピルニナ)と水に溶かした栄養ドリンク(デトックス。アーティチョークやアスパラガスエキス入り)を飲みながら、最初に使うオイルなどの説明を受けます。 カペラという星がホテル名なのでスパは月。月の満ち欠けの名がついた2時間のシグネチャートリートメント newmoon(新月)とwaxingmoon(満ちていく月)のいいとこどりでカスタマイズ。

    連泊の場合、スパの予約前日に一度スパへ確認に行くことにしているのですが、マネージャー女史に私が予約した waxingmoon のアロママッサージでは私のコリはほぐれない! と断言されてしまいました。でも、newmoon のユーカリと海藻のスクラブはスース-して冷えるから嫌だと言うと、じゃあ、マッサージはnewmoon のスウェーディッシュにして、waxingmoon のバラとジャスミンのスクラブに変えようということに。

    今回の2時間は、フットマッサージ、ボディマッサージ、フェイシャルマッサージ(クレンジングなし)とボディスクラブ、ボディラップのコンビネーション。前述の2種はオイルなどの組み合わせが異なります。まずはジュニパー、ローズマリー、フェンネルで足をマッサージ。続くスクラブはローズ&ジャスミン香るお塩に変更で、ツルツルすべすべ大満足! その後は海藻のみのラップで汗を。

    ここで気がついたのが、ベッドの快適さ。やわらかく、あたたかく、息苦しくない。普通パックを背中に塗るの大変なんですが、ベッドが自由自在に動くので、身をまかせるだけで全身くまなく塗っていただけます。

    シャワーで洗い流し、すっきりした後は、マッサージ。オイルは特別処方でアーニカオイル。筋肉がほぐれるオイルを選んでくださったそうで。さらにキャロットバターオイルで保湿し、お顔はジャスミン香るマスクとマッサージ。パック中もスカルプマッサージでさわられ感満載。

    ラストは男女共用のラウンジにて、ジンジャーティーと杏子。バイブレーションつきのソファでのんびりできるなど、いたれりつくせりで、95点♪


    *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.84 掲載特集記事より抜粋。



    定山渓鶴雅リゾート&スパ 森の謌

    ■旅の精算書

    合計 約25,200円

    ホテル代 14,700円(朝夕ブッフェ2食付き)
    スパ代 10,500円(2名1泊の1名分)


    ■予約方法

    ウェブから宿泊を申し込むと5%引きなのです。トリートメントは当日でも日曜日泊なので大丈夫と踏んで予約せず。午後3時のチェックイン後で楽勝予約できました。「森のスパ」というサロンで受けるボディアロマトリートメント80分10,800円を選びました。


    ■お試しの訳

    定山渓鶴雅リゾート&スパ 森の謌
    、もうその名は全国区。北海道の雄、鶴雅リゾート。阿寒湖以外にもサロマ湖、支笏湖と勢力拡大中。そんな中、今年9月にフルオープンしたばかりの定山渓へ。

    食事はブッフェが基本という思い切った試み&もともと他のホテルを改装したリノベ物件。スパってくらいだからこだわりあるのでしょう、とお手並み拝見。

    ■ホテルについて

    定山渓鶴雅リゾート&スパ 森の謌、とにかく平日も満室ですので、人気人気。しかし、お風呂の景色はそんなによくないし、温泉も循環ですので過度な期待は禁物です。お部屋もリノベものですから、これも期待してはいけません。

    エレベーターホールで靴を脱いで、部屋専用のロッカーに預け、あとは館内履きか裸足で歩くなど、ホテルではなく旅館のテイストが残っていますので、ご高齢の方はうれしいかも。可もなく不可もないお部屋ですが、アメニティが充実。足袋に不織布バッグ、ちょっとおしゃれな作務衣、充填式のコーヒーメーカーなども。
    ソファは浅くて座りづらいけどマッサージチェアは標準装備。
    お部屋にはシャワーのみ。

    ロビーでは夜、暖炉で焼きマシュマロサービス。ブッフェは驚きのクオリティ。自分で好きにトッピングして石釜で焼いてくれるピザや、見るだけで楽しいデザート群も。オールブッフェじゃなくて1品目はシェフからのご挨拶として前菜が来ます。朝はストーブの鍋で炊かれたご飯がテーブルごとに。2食ブッフェで14,700円って、高い気はしますけど、この内容ならば、と思えます。

    でもお子ちゃま可なのでおこもりしたい方にはオススメしません。


    ■さて、潜入です♪

    お部屋の棟とお風呂などがあるスパ棟は、ロビーをはさんで反対側にあります。スパエリアは一段上がってサンダル脱いで裸足基本。下足箱に預けて進むと男女共用のお休み処、スパラウンジ。左側にはお風呂の入口。右側にはお部屋で使えるピローカウンター(これはおすすめ)。その奥にフットマッサージ専用エリア。目指すスパトリートメントエリアはそのいずれでもない、さらに奥まったガラス扉の奥にあります。「なんだろう、この奥は…」と進むと見つかります。

    まず、トリートメント担当のお姉さんに「後ほど行きますね!」と宣言してから、体を温めに手前のお風呂エリアへ。ロッカー・小タオル完備、お部屋からはバスタオルだけでOK。脱衣場には見る影もありませんが、内風呂は昔のホテルのレイアウト。露天風呂の屋根や岩はデザインしなおされていますので、いちおう変わった感はアリ。消毒ありの循環なので、少し香りを感じるかも。でもツルツル、ナトリウム泉。定山渓らしいお湯です。 

    ここの特筆は岩盤風呂。岩盤専用浴衣&タオルがきちんと置いてあって自由に使えます。横になれる場所は4か所。それ以外にはヒスイが埋めこまれた座る用の岩盤があり、そのエリアはガラス張りで外が見えるようになっております。岩盤風呂は普通は暗がりなので、開放的なのは面白いです。たっぷり温まることができます。

    さて、トリートメントエリアへ。かわいらしい椅子に座ってカウンセリングをしたら、アロマをチョイスします。北海道産とこだわりの外国産ブレンドがあり、5種類ほどから香って選ぶことができます(この香りケースがかわいいデザイン)。道産のものは北見のハッカもありましたけれど、冬場は体が冷えそうなので、パス。ここは王道、富良野ラベンダーに。

    森のスパだけに、ベッドスプレッドに緑の葉っぱがあしらわれたお部屋に向かいます。それにしてもこちらは温泉のあたたかいお湯が壁や床に循環されているようで本当にほんわか暖か。脱いだ作務衣を壁のヒーターを使って温めておいてくれるサービスもあります。こうしたちょっとの気づかいがうれしい。

    肝心のトリートメントはうつぶせからスタートのオーソドックスパターン。ですが、最近の主流なのでしょうか、肩甲骨から脇の下を重点的に押して、もみほぐす整体方式。とにかく肩まわり腕まわりをきっちりほぐされました。ちょっと前まで腕や手のマッサージって軽視されがちだったのですが、背中とつながる脇周辺をほぐされると全身ほぐれますので、この傾向は非常にうれしいです。仰向けになってもきっちり腕を回してさらにほぐされて、いい感じ。

    80分のコースには頭皮へのミントスプレーとマッサージも入っていますので、眠る前には最適。ベッドが多少固いな、と感じた以外は満足。施術後にはハーブティを飲んで終了。北海道の温泉ホテルのマッサージとしてはかなり優秀。しかし、ヒルトンニセコビレッジ山余庵など、上には上がいますので…ということで辛口にして80点 ♪


    *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.83 掲載特集記事より抜粋。



    アリラ・ヴィラズ・ハダハア(モルディブ)

    ■旅の精算書

    合計 約 330,000円

    ツアー代 320,000円
    (4泊ホテル代、朝夕食代、スパ・バリマッサージ代、ローカルアイランドツアー代含む) スパ代 110ドル(シロダーラ代)


    ■予約方法

    マーレ行きの航空券がとりづらいのと、アリラ・ヴィラズ・ハダハアは国内線乗り継ぎでさらにスピードボートにも乗る必要がある…。計算した結果、雨季で最も安いシーズンであることから、ツアーに入ったほうが割安と判明。しかも、ハーフボードにランクアップで、スパもローカルツアーもついているSTワールドでお願いすることに。

    事前にスパの予約をリゾートに直接入れようと思いましたが、リゾートからは50%の稼動率におさえていてスパルームは5室もあるので予約は来てからで十分とのお返事。では、滞在をゆっくり楽しむことにいたしましょう。


    ■お試しの訳

    とにかく珊瑚と青い海が見たい!そしてスパ三昧も!ということで今回はモルディブへ。
    ご存知のとおりモルディブは物価高。円高といえどもコンラッドやハイダウエイ、Wホテルに行くとスパ料金は80分で3万は超えます。

    そんな中、去年オープンしたばかりのアリラは激安のアジア料金。しかもツアーには1回分スパ代金が入っている。クチコミもまだまったくない中ですが、最新ガイドブックの先頭に美しい写真が載ってる素敵なリゾート。さらには珊瑚が今はモルディブでは一番とのこと。これは行くしかございません。


    ■ホテルについて

    アリラ・ヴィラズ・ハダハアは、シンガポールの建築家の設計したスタイリッシュなリゾート。私の激好み。ヤシの木に白壁が最高。

    水上ヴィラにしましたが、これまた最高。目の前が珊瑚の海! ニモちゃんいるし、珊瑚ピチピチ。期待どおりのリゾート。バトラーがおられるので何でもやってくれるし、お部屋に毎夜お菓子とどくし、無料のアフタヌーンティーのおかげでランチ代わりになるし(おかず3種と甘味に選べるお茶。クオリティ高し!)、朝食はブッフェじゃなくてフリーチョイスだし。食事もそこそこおいしい(ゆったりサービスなのでそこそこ、と表現)。お水もガス入りなし両方、レストランでもどこでも無料。

    シックスセンシズと最後まで悩みましたけれど、リゾートでの滞在時間も長いこともあり、大正解。90点は差し上げられるリゾートでした。


    ■さて、潜入です♪

    インドネシアのアリラと同じく、運営はマンダラスパ。でも、たかが、されどマンダラスパ! インドネシアで十分修行を積んだエース級が2年の約束で送りこまれているそうです。

    こちらのスパは海には面しておらず、ガーデンスパ。海からちょっと内陸に入ったスパエリアには、プールがあり、のんびりとジャクージが楽しめます。

    レセプションにつくと、ミントタオルとジンジャーティのサービス。一回目はお手並み拝見、とバリ式マッサージ。80分110ドルですが、ツアー代金に含まれ無料。SAND,WIND,SEA,SUNと名づけられたオリジナルブレンドの4種類のオイルからひとつを選び、お部屋の音楽までチョイスしてから、コテージに向かいます。

    どのコテージもアウトドアバスとアウトドアソファスペース、着替え場所がある一戸建て、さらに施術コテージがワンセットになって独立。離れに連れていってもらう、ゆったり感も味わえます。

    着替えをすませると、フット・セッション。ベッドとは別のソファに横たわり、マッサージオイルとは別の3種類、ラベンダー、ミント、オレンジから選んだオイルを入れた足湯につかります。

    その後、丁寧に足を洗ってもらい、ヒトデ型の軽石にて足の裏をコシコシ(ゴシゴシではなく…)。ほお、足がピカピカ。これで普通は終わりですけれど、オイルで丁寧にマッサージまでしていただけるのです! これですでに眠くなり…今回はSAND、フランキンセンスとカルダモンが入ったオイル。

    どのオイルにもモルディブらしく、スパイスの部類に入るハーブが入っているそうです。ベッドに横たわって始まってからはほとんど覚えてな?い! リンパに沿ってつまむリズムがなめらかでかつ強力。つねって、ひねる、つねってのばす…やはりバリニーズの方々はお上手です。80分は軽く超えた満足感♪

    終ったあとは着替えをすませ、心地よい風が吹くお外でカーミングタイム。オレンジドリンク、ソルベ、お水から選べますが、私はオレンジドリンクをチョイス。ハニーと手絞りのオレンジが氷水に入った美味なもの。なんて幸せなひととき。

    翌日、2回目は、レイ・オブ・ザ・ライトというシロダーラのコース。
    80分でたったの110ドル。ヴァータ(空・風)、カパ(火)、ピッタ(水・地)の3つの性質のものから簡単アンケート方式のカウンセリングで選ぶことからスタート。

    ミントタオルとジンジャーティーだけでなく、自分のコテージに着いてから、自分のエレメント、ヴァタに合わせたお茶がふるまわれます。ミントが入ったさわやかなもの。フット・セッションももちろんついて足元を緩めたあと、ベッドへ。

    エレメントに合わせた調合オイルにて丁寧なる全身マッサージから入ります。

    モルディブに来た気分を十分に味わってからのシロダーラ。インドから取り寄せたというポットから温めたセサミオイルが額にたらーーー。眉間だけでなく、額全体にゆれるように落としてもらうとまた夢の中。ヘッドマッサージもすばらしく疲れが一気に取れました。

    コテージ内にはシャワーも完備なので、ベタベタのままお部屋に戻る必要はございません。最後はソルベをいただいて終了。日本でこの料金で受けられたらどんなに幸せなことでしょう。

    フェイシャルは化粧品がエレミスだったのでトライしませんでしたが、ボディはマッサージだけでも5種類と豊富。まだまだ受ければよかったと後悔。この料金とクオリティは価値あり…95点 ♪


    *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.82 掲載特集記事より抜粋。



    ■星のや 軽井沢

    ■旅の精算書

    合計 約 107,740 円

    宿泊代 48,520円(2泊。朝食1回付き)
    エア代 無料(マイレージ使用)
    現地交通費 10,500円(高速代)
    スパ代 29,000円
    食事代 19,720円


    ■予約方法

    最終的に星のやのサイトから予約。
    一番人気といわれる水辺の部屋。朝食つきで一泊25,520円。一休も変わらない金額だけど連泊では予約とれず。一方、頼りのアメックスのプラチナデスクの金額は室料だけで一人35,000円越えと高く、さらにスモールラグジュアリーホテルズの特典の枠がありません、という始末。だったら直接宿に予約しましょう、とスパ、食事の予約含めて直接メールで片付けました。


    ■お試しの訳

    4travel(旅行クチコミサイト)や個人ブログですこぶる評判悪い
    星のや軽井沢。出来た当初は全然ダメなのはどこも同じ。もうオープンして3年以上経つのでそろそろいい具合になっているのでは…と、6月平日の2連泊、初夏の軽井沢満喫旅行を実行

    。閑散期なのに、食事もなしで一部屋2名で5万円越えの宿。和風ディスティネーションスパの実力に期待です!


    ■ホテルについて

    星のや軽井沢は、1棟に2〜4室のお部屋。人気の水辺の部屋にしたのですが、案内されたのはそのカテゴリーの端っこの2階。川の音がけっこううるさいので音に敏感な人には厳しいかと。

    3日前の予約必須の特別朝食を予約、わざわざ2泊目を朝食別の宿泊料金設定にしてもらっていたのに、なんと用意されておらず! 
    改めて普通の朝食代金を払いなおさねばならなかったのがひどく残念。これがなければ宿として90点以上差し上げられたのに。


    ■さて、潜入です♪

    なんといっても自慢は、かの文豪たちも愛した温泉。滞在中は「トンボの湯」という日帰り湯に無料で入ることができます。部屋番号を言うだけでタオルやアメニティもらえて手ぶらでお手軽。露天風呂もあるし、サウナからも森が見えて眺めよし! 5分ほど歩かないと宿には戻れませんが車も呼んでもらえるし、連泊しているとちょっとした運動にも。

    この他に、宿泊者専用のメディテーションバスがあります。こちらは露天ありません(セキュリティ問題が一番大きいらしい)。黒基調でアジアンリゾートチック。リラクゼーションルームもあり、お香は日本香道の星のやオリジナルが使われています。深い深い打たせ湯の細い通路を抜けると天井が高い光の間。

    さらに奥には照明も窓もない通路が。まさか続いてるはずがない、と思って5メートル進むと天井の低い暗がり瞑想風呂が! 高齢者には不向きだし、好き嫌いが分かれる感じでしょうが、私にとっては悪くない。たぶん、他社が追随することはないお風呂ですわね。消毒臭は若干するものの、弱アルカリ性のお風呂はお肌ツルツルです!

    一日目はお部屋にて40分のマッサージをしてもらい、6,000円。コスパよし! 非常にお上手で翌日のスパを楽しみにさせてくれる技。

    2日目のお昼に、満を持して期待のスパへ向かいました。スパのレセプションからは星のや全体が見渡せます。そこでカウンセリングシートまでは書きますが、実際の施術は池の周りにあるお部屋にて行われ、つり橋を渡って移動します。この辺もアジアンリゾートによくある、移動していく"わざわざ"感。面白い試み。

    用意されたお部屋は宿泊棟と同じく、和モダン空間。目の前に池が見える落ち着いたお部屋です。

    今回は煌(こう)80分 23,000円をチョイス。顔もカラダもすべて整えるフルトリートメント。どんどん新しいセラピーが増えてっているそう。

    着替えを済ませると足湯。その間に窓にはブラインドがかけられ、薄暗く。そしてボディマッサージのオイルを選びます。和の国産精油、カボスやヒノキ、ハッカ、ユズなどからチョイス。今回はヒノキにて。施術によって部屋の香りも選べるらしいですが、今回は微妙に香る精油なので、あえてお香たかないそうです。

    ベッドにうつぶせになったら、セラピストさんの声で呼吸を整えて…。あとはまな板の上の鯉でございます。軽めに揺らすようにほぐされた後は、人肌に温められたオイルにてていねいなるマッサージ。柔らかくもしっかりとしたチカラの入れよう。タイマッサージのように後ろ手にされてゴリゴリもあったので、アジアン&指圧ミックスといったところでしょうか?

    仰向けになったあとは、お顔も平行して。簡単に温泉水でクレンジング、美白・保湿作用があるらしいジェルマスクをして、軽くマッサージ。もうちょっとお顔を触って…と思っていたら、キンモクセイとバラのオイルにて仕上げる際にもう一度マッサージ! 最後は全身に香りのついた温泉水でミスト。冷たくなります! の声で現実に戻されます。

    最後に薬草茶で〆。そのまま部屋でゆったりしたい気分になりましたが、この部屋は施術専用。ゲタはいて滞在ルームへ戻りましたとさ。

    箱根のハイアット以上に和にこだわったスパを評価したく。私は勝手に高級ホテルスパ料金の目安を「分数×国内は3(海外は2)×1000円」で計算しているのですが、その範囲内でもあるということで…95点 ♪


    *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.81 2010年8月発行号 掲載記事より抜粋。



    ■W香港 ブリス・スパ

    ■旅の精算書

    合計 約 32,000 円円

    宿泊代 無料(ハイアットのアワード使用)
    エア代 無料(マイレージ使用)
    現地交通費・食費 約 420 香港ドル
    スパ代 2,040香港ドル


    マイルが余っていたので、ちょいと遠くに、香港行きを決定。ついでにハイアットのアワードでグランドハイアットも取れてしまったので、スパ代だけで香港弾丸旅をまかなえることが判明。だったら、スパをはしごしてやろうじゃないの、と
    グランドハイアット香港と話題のW香港に決定。帰りの飛行機が深夜なので、最後にW香港に寄ってギリギリまで休んで空港へというルートに。


    ■予約方法

    ホテルの ホームページから予約。素早いリターン。今回は、全身マッサージ Blissage 75分、1,100HKドルとフェイシャル dew diligence 60分、940HKドル(サ別)を予約。香港の場合、泊まって部屋付にしたほうが割安。泊まって受けたほうがいいかも。


    ■お試しの訳

    W香港は、エアポートエクスプレスにつながっているのでギリギリまでスパを受けてのんびりして空港へ直行が可能です。私は深夜発の羽田行きで帰ってきたので、夜8時頃からエレメンツとW香港で食べて買物、さらにスパ受けて1時間半前までとろーりしてました。今回はW香港には泊まっていませんが、レストランには入りやすい空気がなく、やや残念。フロントマンも含めてスタイリッシュなのはいいけど不親切。


    ■さて、潜入です♪

    ちょうど映画祭で大混雑。フロントでエレベーターを乗り換

    え、72階のブリススパへ逃げます。着いてそうそう流れるのは、ジャズ&ブルース。青空と雲をイメージしたベビーブルーとホワイト。カジュアル!POP!ブリスの化粧品のサンプルが並び、スタッフは"Hi!"とめちゃカジュアル。フレンチスピーカーもいる激混みっぷり。階段で一階上がるとロッカールーム、適当に男性に案内され(後で超若い支配人と判明)、とにかくわっかりづらいキーレスロッカーに閉口、洗面台が汚れていたり、ロッカーに着替えが入っていなかったり…まあ、混んでいる証拠か。 気を取り直し、宿泊客しか入れないという76階のSWEATプールを見学。ぬるい暴風で泳ぐどころではない感じでしたが、景色は摩天楼です。

    ロッカールームに戻り、その奥に広がる、大窓のジャクージとミストサウナ、ドライサウナで体を温めます。深さはマンダリン級のアメリカンサイズ! ここは広さも十分あったので、比較的のんびりと。アメニティもbliss ブランドで、上がった後ローションつけないとやや乾燥するもの。ロッカールーム内にはポップなソファ近くにフルーツとお水。しかし、本当に混んでいてひっきりなしに人がいるので落ち着かない。

    案内も説明もなかったけれど、事前にウェブの写真で見かけたリラクゼーションルームへ向かいましょう…フロントでウロウロしてたら、ようやく無事に案内されました。だいぶポップな印象とは離れた暗がり。センターに白い円形のソファ。どうやらここは男女共用のスペースで、サイト上どこを探しても写真が見つからなかったブラウニーブッフェ発見。ブラウニーとクラッカー、オリーブとチーズ。エヴォリューションのお茶が並び、果汁入り水なども。種類は少ないですが、盛りつけやお皿など遊び心はあり。ブラウニーブッフェと銘打つからには2種類は欲しいところでしたが1種類で(だから写真撮らせてくれないのね!)適当にお皿に盛って、男女別の奥まったお部屋へ。時間まで、座りにくそうなデザインチェア&カシウェアの毛布つきリクライニングに交互に座ってのんびりです。

    カジュアルなポロシャツ姿のセラピストさんがお迎えに来て、案内されたお部屋は、これまた写真公開をしない理由がわかるインパクトのない、宇宙空間のようなシンプル空間。でも寝てしまえば同じですから。ここはシグネチャーマッサージのブリッサージ、75分を堪能しようではありませんか。

    私、ここに寝るまでは技術もサービスも疑ってかかってました、正直。無駄金を払うのではないか、と。でも、レアなアイテム、足を暖めるパラフィンパックからスタートした瞬間、その考えを改めました。足からどんどん血行がよくなり、触らなくてもわかるほどのすべすべ足に。施術は、もんで、ゆらして、ほぐして、ゆるめる。肩甲骨あたりも激しくストレッチしながらの整体マッサージ。これは75分以上の満足感。

    さらにフェイシャルも基本的なものだったのですが、パック、マスク、エマルジョン、3回も顔を覆われて、そのたびに蒸しタオル。普通は放置されるパックなどの間も必ず頭や腕、顔、首などをマッサージされる、"触られ感"いっぱいの60分以上の幸福感。リピーターが多いのもよくわかります。いろいろなければもっと高得点だったかも…の90点 ♪


    *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.80 2010年6月発行号 掲載記事より抜粋。



    ■グランドハイアット・ソウル ザ・スパ

    ■旅の精算書

    合計  約30,000円… やすっ!

    宿泊代  無料(ゴールドパスポートのアワード使用)
    エア代  無料(マイレージ使用)
    食費  約 26,000ウォン
    スパ代  320,000ウォン
    現地交通費  10,000ウォン


    ■お試しの訳

    ハイアットゴールドパスポートのアワード宿泊。去年、
    パークハイアット・ソウルのスパ施設がこじんまりで残念だったので、今回は南山のグランドハイアット・ソウルへ(普通に予約してもウォン安のおかげで2万円くらいでした、オトク)。汗蒸幕の本場だけにクオリティ重視の韓国。ヨーロッパとコリアンの融合というスパの実力は?


    ■予約方法

    Hyatt.com から予約を入れて、スパもリクエスト。ていねいな英語でお返事。今回はシグネチャーであるコリアン・ハーフデイメニューをチョイス。スクラブ1時間とマッサージ1時間のコースで30万ウォン。ウォン安の恩恵でホテルスパにしてはお安い。

    さらに、スクラブ前にはホテルゲストでも有料という会員制のクラブオリンパスでのサウナ、ジャクージが無料で使えるのもポイント。


    ■ホテルについて

    部屋自体は狭く、サービスはそれなり。バスルームの清掃がいまいちだったので、チェックアウトの際言いましたが、なしのつぶて。しかし、スパの能力は高いです。

    冬場はアイススケート場なんかもあって楽しいホテルではありますが、ステイにこだわる方は気分転換にスパだけ来るのがいいのでは? スパのはしご好きとしては、同じ南山方面にバンヤンツリーがまもなくオープンするのでそっちに期待。


    ■さて、潜入です♪

    ザ・スパは地下、ガーデンレベルにあります。同じフロアに屋外スケート場、プール、サウナなどが使えるクラブオリンパスがあります。今回は、クラブオリンパス側でキーを借りて、まずサウナ、ジャクージに入ります。黒大理石の寝湯、ジャクージがずらりと並び、手前にはミストサウナとドライサウナ。奥にはアカスリ部屋も(アカスリおばさまも「黒下着姿」でいらっしゃいました)。

    あたたまったら一度普通の洋服に着替え、スパへ向かいます。案内されたのは、ペアルーム。シャワールームを真ん中に、着替え場所とトリートメントルームが別々の豪華なお部屋です。簡単にカウンセリング、トリートメント用のオイルもろもろの説明を受けてから着替え部屋でガウンに。シンプルな黒曜石のドレッサー、クレンジングなどはアロマテラピーアソシエーションでずらり。すっきりしたところで、ベッド側へ移動です。

    きょうは2時間の高麗人参のスクラブ&マッサージ。韓国の伝統音楽の中、足から全身にわたってマッサージかと思うくらいに、もみしごく手技。高麗ニンジンエキスにミルク入りのお米のスクラブで角質をそぎ落としていきます。

    カラダまでと思いきや、なにやら頭へ…。もちろん高麗人参入り、海泥も加えたヘアトリートメントパックだそうです。2日くらい高麗人参の香りがとれないほど強力。ツボ押しも強力。だけど、あたますっきり。ベッドから3歩歩いてシャワーを頭からかぶり、スクラブを落とすだけでお肌もちもち、カラダかろやか。スクラブでこんなに満足感があるのは久しぶりかも。

    この後は1時間にわたって高麗人参オイルでのマッサージです。さすがのチカラ。足の裏からふくらはぎ、グイグイ来ます。背中も念入りに、腕もひねりが入った懲りよう。さらに私が肩こりだ、ということで、いろいろなスペシャルアイテムも登場。体勢を変えるごとにネロリの香りで深呼吸、パイン(松)とセージの香りを胸元に。フランキンセンス入りのアロアソのデ・ストレス(大好きアイテム!)で顔周りと肩周りをマッサージ。ミントが入った、ドクターコスメ、Murad(ミュラド)のクリームで肩をグリグリ、スージングマッサージ。とにかくラクになってください!というセラピストの思いが伝わります。

    うとうとしつつのあっという間の1時間。韓国のドラの音とネロリの香りがするアロアソのフェイシャルミストでお目覚めです。最後には、ダメ押しのミントとセージの香りで深呼吸。いやあ、体が軽いっ!

    終了後はお部屋にいたままでのくつろぎタイム。4,5種類のハーブティーから選べるアフタードリンク。せっかくなので、高麗人参と松エキスのお茶を選択。キャロットといっても高麗人参のケーキとともにいただきます。

    一息ついたら、着替えの場所には、濡れたタオルや最初に使用したクレンジングは消え、これでもか、の化粧品のお試しラインナップ。フェイシャルミストがコットンにひたひた、乳液に美容液の数々、アロアソ・デクレオールと、さまざま。お試ししないと許さない、美容王国韓国を実感。しっとりするまで、たっぷりお顔をメンテナンス。

    支払いが終ったところではお土産も。かわいい韓国チマチョゴリ柄袋に入ったオリジナルの高麗人参石鹸。そのまま飛行機乗って家に帰るまで、全身の人参臭は一緒でしたが、疲れなし、むくみなし。これならばホテルスパとしては合格。お安い方かもしれません。ホテルにもう少し能力があれば、パークハイアットから乗りかえて定宿にするのぃぃぃ。 …90点♪


    *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.79 2010年4月発行号 掲載記事より抜粋。



    ■パンコール・ラウト・リゾート スパ・ヴィレッジ

    ■旅の精算書

    合計  526,000円(2名分)

    宿泊代  550USDx5泊
    エア代  無料(マイレージ使用)。サーチャージのみ@6,000円
    食費  一日目 ランチ 950MYR、ブッフェ 370MYR
        二日目 中華アンクルリム 330MYR
        三日目 ジャムバー  200MYR、フィッシャーマンズコーブ 770MYR
        四日目 ストレイツ  750MYR
        五日目 チャップマンズバー 100MYR、アンクルリム 400MYR
    スパ代  クッキングクラス(マッサージ込み)450MYR×2名
         王様姫様トリートメント(バスハウス込み四時間)1500MYR
         ディナチャルヤ105分+バスハウス 450MYR×2名
    現地交通費  650MYR


    ■お試しの訳

    スパのアワード常連でワンアイランドワンリゾートの先駆け…。とくれば、スパジャンキーならいつかは訪れたい所。それが、マレーシアの小島、パンコール・ラウトの
    パンコールラウト・リゾート

    けれど、相当長い道のりなので、長い休みが取れないと行けない。というわけで年末年始に敢行。5泊しないと予約が取れないハイシーズンだけに、10ヶ月も前に予約。思い切って贅沢を!で16才未満不可の水上ヴィラに。


    ■予約方法

    宿泊予約はアメックスのプラチナデスク(ようはJTB)より。SLH(スモールラグジュアリーホテルズ)なので朝食とアップグレードありだがラックレートで550ドル(朝食付き、税サ別)。

    移動手段の予約はホテルで直接手配。行きの40分の飛行機+20分の船、帰りの30分の船とクアラルンプールまでの車3時間などを依頼。1ヶ月前に年末年始はフルブッキングになることが判明。滞在中のアクティヴィティ、スパ、レストランなどすべて事前予約しました。

    スパに関しては英語メニューのみ。かなり詳しいので受ける前にイメージはつきます。今回は5泊6日で3回スパ予約。この段階で滞在中の経費の概算がわかり、ため息の金額。でも、おかげでスパヴィラにアップグレードされました!


    ■ホテルについて

    食事は工夫されているが、洗練とはほど遠い。おいしいけれど、高い。クアラルンプールのホテルの食事が安いのに比べて非常に高く感じる。東京のホテル価格という金額。確かにクオリティと費用のバランスは合いません。でも、ここは孤島で、しかも何人の人を使って我々を支えてるんじゃ!ってくらいたくさん人がいるので、これも仕方ないかもと思います。そんな高物価の中で、スパの価格は妥当ともいえます。


    ■さて、潜入です♪

    「スパヴィラ」に宿泊すると、空港に到着したところから既に待遇がちょっと違います。そして専用のプールに、専用の朝食会場。荷物のタグもお部屋のアメニティもちょっと違う。すぐに名前で呼んでいただけるし、バトラーのように声をかけてくれるスタッフも。そうした会話の中で日本から予約を入れていたものがプロモーションになっていたことが判明。すぐに予約を特典つきのものに変更してくれました。

    1日目はクッキングクラスの一部としてついていた60分のマレー式マッサージ。強めでレモングラス香るオイルを使ったもので満足できるクオリティ。セラピストさんと明日の予約の話になり、「バスハウスを楽しみにね」と言われる。

    2日目。予約を変更してもらい二人で1500MYR(約42000円)で4時間という、カップルスパ・エクスペリエンスに挑戦。マレーシアの昔のお姫様王様の結婚式前の儀式に似たものだそうな。レセプションでドリンクとお絞りのあと、足浴エリアにてていねいに足を洗ってもらい、スプリングがついた小槌で足裏をとんとん。中国の伝統を意識したものだそうです。その後「バスハウス」へ。バティックに着替え、セラピストさんいわく"バスジャーニー(お風呂の旅)"。足先を入れた瞬間、ゾクっとする冷たいマレー式バス。およそ熱帯雨林とは思えぬ壺から流れる冷水で、滝に打たれるかのように頭から水をかぶります。コインを井戸に入れてお祈りし、それぞれ効能と香りが違うスチームボックス4カ所で3回ずつ深呼吸。

    次に連れていかれたのは日本風家屋。そこで見たものは…青いポリエステルの"ごしごしタオル"。ホントにゴシゴシクロスと説明されました。体をごしごし洗って奥の扉を開けると…なんと、ROTENBURO!露天風呂です。温泉じゃないから厳密には日本風ではないけれど、と説明されましたが、まわりの植栽が熱帯雨林だし、積まれた石が丸くてちっちゃい。中国茶までサービスされ、「じっくり温まって! 温まったらふとんの上で待っててね」。目の前にあるのはふとんではなく、ざぶとん。ま、いっか。バカバカしくてだんだん楽しくなってきた♪

    待つこと数分、今度は上海スクラブだそうで、さらに別棟にある、どう見ても韓国風のあかすりマットの上にうつぶせになると、再度登場のゴシゴシ布で背中や太もも、裏側をていねいに洗い、タオルでふいたあとは、お持ち帰り可能なバティックを選んで着せてもらって出来上がり。30分のお風呂の旅、終了です。

    壁のないライブラリースペースで中国茶をごちそうになり、海を見つつゴロリとしばしうたた寝。15分ほどでヴィラ風の建物に案内されると、さらに3時間のメニューが始まります。マレーシアのハーブがいっぱい入ったココナツオイルベースのオイルで1時間のマッサージ。蚊をよけるシトルネラやジャスミン、フランギパニなどのお花の香りもぷんぷん。強めの筋に沿った施術は、ほぐれるほぐれる。心と体両方のデトックス系。

     続いては、クリームバス。マレーシアのお姫さまは髪の毛が長いので、天然ハーブでトリートメントしていたそうで、つややかな髪を目指せるそうです。ミント、お米の稲、パンダンリーフなどが入ったものを髪に塗りこまれて、じっくりと頭皮マッサージ。すっきり!頭はそのまま放置されたまま、フェイシャルへ。

    クレンジングのあとミルクと蜂蜜にバラなどを加えたもので顔マッサージ。パックにいたるまで超ていねい。さらに体はターメリックとしょうが、ガランガルにてスクラブ。どこがどんなにおいになってんだかわかんないけど、とにかく触られている感満載。シャワーであらかた洗い流したのですが、すでにどこもみんなつるつる。

    そうこうしているうちに、大理石のお風呂には贅沢なお花が浮かべられ、マグノリアやバラ、ジャスミンの香り漂うミルクのフラワーバス。さらにさらに、1メートル四方の箱から湯気が。中ではハーブが焚かれていて、箱に入ったら顔だけ出してスチームバス。木の根などからせんじたハーブティーを2種類いただきながらの4時間。これで一人2万円ちょいならばいいでしょう。

    さらに翌日、本格アーユルヴェーダにも挑戦。ディナチャルヤという洗浄を意味する施術。90分で約12600円。木のまないた状の堅いベッドにのせられ、ゴマ薫る調合オイルでマッサージ。特に腕を念入りに。体が一段軽くなりました。粉で歯を磨いたり、ゴマ油で口をゆすいだり、耳の中にオイルを入れられたりと、なんじゃこりゃ体験も。何から何まで手抜きありません!

    ちなみに「特典」とは、お部屋でのフラワーバス。ハート型のろうそく満載、チョコレートにフルーツに生バラつき。いやあ、彼らやりますわ…95点♪


    *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.78 2010年2月発行号 掲載記事より抜粋。



    ■アンサナ・リゾート&スパ (ビンタン島)

    ■お試しの訳

    遅い夏休みのメインイベントとして、スパ三昧しようとシンガポール経由でビンタン島へ。どうせ受けるならば一番コストパフォーマンスも評判もよいところで、ということで今回は
    アンサナ・リゾート&スパ。隣のバンヤンツリーは料金2〜3割増しだけど、雰囲気代と手技をかけても満足度がそれほど増すことにはならないようなので…。


    ■予約方法

    ホームページから英語で予約。短すぎず、長すぎない(これ重要!)一番満足度の高いセッション、150分+お休み30分の「Peace 130USD++(約12,500円)」の中から、60分フェイシャルと90分マッサージのコンビネーションをチョイス。ちなみに60分ボディスクラブパック&90分マッサージもあります。お風呂とかスクラブとか、マッサージより満足度は低いのに同じ金額しますよね。オイルなどの物理的な値段のせいでなんでしょうが、なんとなく納得できません、私は。


    ■ホテルについて

    ホテルそのものについては、全室オーシャンビューは看板に偽りはあるし、お部屋自体は古いし、あんまりよくないのですが、ギックリ腰になった母に特別ベッドからコルセット、さらにシンガポールまでの交通手段を手配していただいたりと、気持ちはこもったリゾートでした。このスパさえあれば、またすぐお邪魔したいところです。


    ■さて、潜入です♪

    レセプションを越えて、レストランを越えて…別棟としてスパが存在します。予約時間の20分くらい前には受付を。ギャラリーとショップを兼ねており、スペースは広々としています。レセプションにすわり、まずはレモングラスとハチミツが入ったお茶とお絞りでお出迎え。カウンセリングシートと、さまざまなものを選ばねばなりません。ちょっと変わっていたのは、ベッドの下に置くポプリを選ぶこと。オレンジ、グリーン、レッドのポプリ。それぞれに香りが違います。私はさわやかな森林系の香りがしたグリーンを選択しました。

    フェイシャルとマッサージも時間しか決められていないので、内容を決めなくてはなりません。一番強いものを、ということで、アーユルベダ、アロマテラピー、ロミロミなど4つの中から選んだのは、インドネシアマッサージ、「イブズシークレット」。意味はインドネシア語と英語の造語で、「御婆ちゃんの秘儀」だそう

    フェイシャルは同じく4つの選択肢からアンチエイジング系の敏感肌用を選びました。セラピストが迎えに来たところで、2階へ上がります。インドアのお部屋とアウトドアのお部屋があり、迷わず、アウトドアを。こちらは競争率が高いのであらかじめ予約した方がいいそうです。夕方以降でなければ虫はまったく気になりません。風や鳥のさえずりを感じながらのセラピー! リゾートスパらしく、雰囲気が盛り上がります。オレンジと黒が基調のモダンなサーラです。両サイドはテント式になっていて開閉自在。部屋の向こうには海が望めます。デッキチェアとベッドが別になっているのも好印象。

    まずはバティックサロンにてお着替えの後、90分のマッサージです。基本的にはマッサージの種類によってオイルが決められています。私が受けたイブズシークレットはターメリック、ユーカリ、ラベンダー、セサミオイルをベースとしたハーモニーという名前のオイル。インドネシアのアマンジオで同じマッサージを経験していますが、とにかくスジに沿って押し込む力強いもの。足なども念入りで満足度が高いものでした。途中で雨季特有のスコールが! 激しい雨の音がなんだか心地よく思えるのは南国だからなんでしょうね…。しばらく続いたはずの豪雨はしだいに聞こえなくなり、いつしか夢の中へ…。

    気がついたらもうフェイシャルの時間。ミルクを使ってのクレンジングにスクラブ。続いてのマッサージは肌が生きかえりそうなフランギパニとジャスミンの香りのもの。あまりにいい香りでコレ欲しい!と思いましたが、非売品でサロンのみ。この瞬間を堪能です。

    さらにクレイパック。この間に腕や足など追加のマッサージが入ります。これがあるのとないのとでは満足度が違います!

    その後は同じラインの香りの化粧水、美容液で肌を整えて終わり。最後は顔を中心にミストがかけられ、チベットベルで俗世界に戻されました。ボディについたオイルはこの1時間ですっかり体に吸い込まれていました。

    施術中は常にオリジナルのCDがかかり、雰囲気満点! 雨上がりの海を見ながら30分のお休みタイムも飽きるかと思いきや乙なもの。温かいジンジャーティーと温められたキャロットジンジャーケーキでほっこり。満足度高し。入った瞬間からおよそ3時間で1万円強。もし近くにあれば、すぐに再訪です! 95点♪

    次に行く方へアドバイスは、絶対にアウトドア部屋での施術をオススメします。夕方以降は虫さんがジャマしますので、午後1時、2時の時間帯の予約で。今回、あまりにもの良さに感動し、翌日、英語メニューにしか挟まれていない「アーユルベダ」のパッケージにもトライしました。8,000円弱で120分。セサミオイルでのマッサージにヘッドスパ、さらにフェイシャルオイルのお土産つき。コスパ最高♪


    *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.77 2009年12月発行号 掲載記事より抜粋。



    ■しこつ湖鶴雅リゾートスパ 水の謌(北海道)

    ■お試しの訳

    鄙の座など超高級宿も持つ、道東の雄、鶴雅グループ。満を持して支笏湖に今年オープンさせた新ホテル、
    しこつ湖鶴雅リゾートスパ 水の謌。しかも、名称にきちんとスパの文字が。それなりのクオリティを保ってくれるのではと信じつつ、不安半分、期待半分…。


    ■予約方法

    お宿はホームページで予約。オープン前に予約したものの露天風呂付きなどいいお部屋は既にいっぱい。スパトリートメントにお金をかけようと予約も張り切って早めにいれました。北海道ブランドエステなる、六十分で一万二千六百円のボディトリートメントを選びました。


    ■さて、潜入です♪

    お宿は廃業したホテルの骨組みを使って作ったリノヴェーション物件。水琴窟を配するなど和モダンな非常にいい空気感で出来上がっています。ただ、日帰りの温泉+ブッフェのプランを重視するがあまり、宿泊者はレストランにたどり着くまでにいったん外に出ねばなりません。

    温泉などがあるスパエリアは日帰り客とは別で客室棟ともつながっているので、古めかしい大階段を下りて向かいます。予約まで時間があるので温泉、しこつ美湯へ。部屋からはバスタオルだけ持って出ます。ロッカールームは日帰り客用もあるので広め。でも棚という棚にホコリが…。構造上の問題なのか、掃除をサボってるのかわかりませんが「溜まってますよ…」と指摘して、掃除したかな、と覗くとまだある…感じ。

    支笏湖のお湯は、ねっとり、つるつる透明系なのですが、残念ながら内湯は消毒臭が強く、その泉質が感じられません。立ち湯、寝湯、ジャクージなどスパトリートメントをさりげなく意識した浴槽だからなのでしょうか。一方、露天風呂は石作りでお庭も見えて、泉質もそれなりにキープ。ずっとココにいました。

    温まったあとは、休憩エリアに。マッサージチェア、二十種類くらいの国内外の水が売られているウォーターバーでひと休み。ちなみに品揃えはそれなり。ペリエとかサンペリグリーノ、スルジーバ、コントレックスなどの定番に王様・シャテルドンも。わりに良心的な価格ですが、これ珍しい!はありません。

    さて、休んだところで、いうなればクラブフロアっぽく自動ドアで仕切られているスパラウンジへ。ソファと本があるだけで何があるわけではありません。奥に入ってみると、スポーツジム、トリートメントのウェイティングルームがありました(ちなみにスポーツジムはお高い露天風呂付部屋だと無料のようですが、普通のお部屋の場合は三千円以上とられます…)。

    ひとまず、ウェイティングルームと思しき場所に待機。時間が過ぎているのですが、待てど暮らせど、誰も現れません。十分過ぎたころにセラピストが登場。遅れたお詫びはありません。きっと前の人の施術が押したんだろうと解釈し、こちらも何も言わずに北海道のシラカバオイルなどを使って行うというトリートメントのメニュー説明を聞きました。カウンセリング中はハーブティをいただきました。

    案内されたトリートメントルームは広く、アイヌのタペストリーがかけられたりと雰囲気は良し。ただ、BGMが有線。これがムックリとかだったらもっといいのに…。

    トリートメントは足湯からスタート。木桶を使うなど雰囲気を大切にしているのはわかります。ただ、一緒に行った相方の方は非常にお上手そうに見えたのですが、私の方はツボが来ない! ただ足を拭いているだけでも、手つきを見ただけでわかるようになっているよう。この予想は的中し、北海道の大地で育った、温泉の泉質にもなじむ、しっとり系オイルを使ったマッサージ中もついにツボ来ず…。一方の相方は爆睡、こっくりほぐれたようです(悲)!

    私の方にあたったセラピストの手技の数々は書き残すことも憚られますので割愛。人によって本当に差が出てしまう、オープンしたてのスパの典型です。終ったあとは特に何もなく、お見送りされて終了。

    元が取れたかとれなかったかでいうと、取れない。本当に人によって…です。北海道らしいというオイルなど目のつけどころは間違っていない気がするので、もっと成熟してくればと今後に期待して…。六十五点+α。


    *情報誌「ホテルジャンキーズ」Vol.76 2009年10月発行号 掲載記事より抜粋。



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